オーストラリア代表(FIBAランク3位)
注目選手
パティ・ミルズ
スパーズクラスタとしては、この選手を外すわけにはいきません。
若手だったと思っていたら今や35歳。22-23季はブルックリンネッツに所属し40試合に出場にとどまりましたが、21-22季は平均2桁得点とその力は健在です。
NBAプレーオフに10回出場した極厚のキャリアを引っ提げてW杯に参戦しています。
ノーマルスタッツ
GP | GS | MIN | PTS | FGM | FGA | FG% | 3PM | 3PA | 3P% | FTM | FTA | FT% | OFF | DEF | TRB | AST | STL | BLK | TOV | PF |
40 | 2 | 14.2 | 6.15 | 2.15 | 5.22 | 0.411 | 1.23 | 3.35 | 0.366 | 0.62 | 0.75 | 0.833 | 0.2 | 0.9 | 1.1 | 1.4 | 0.38 | 0.07 | 0.75 | 0.8 |
アドバンスドスタッツ
TS% | eFG% | ORB% | DRB% | TRB% | AST% | TOV% | STL% | BLK% | ORtg | DRtg |
0.554 | 0.529 | 1.59 | 6.92 | 4.31 | 13.77 | 11.9 | 1.28 | 0.45 | 106.8 | 119.6 |
マティース・サイブル
大学時代から、オールディフェンシブチームやスティール王を獲得し、
NBAにおいても、オールディフェンシブ2ndチームに2年連続で選ばれているディフェンスの名手です。
その能力は代表においても遺憾なく発揮しフランスとの親善試合では3スティールを計上。
ポジショニング、嗅覚、反応速度に優れたサイブルが近くにいるだけで常に警戒が必要な選手です。
ノーマルスタッツ
GP | GS | MIN | PTS | FGM | FGA | FG% | 3PM | 3PA | 3P% | FTM | FTA | FT% | OFF | DEF | TRB | AST | STL | BLK | TOV | PF |
71 | 28 | 16.9 | 4.13 | 1.55 | 3.56 | 0.435 | 0.76 | 2.08 | 0.365 | 0.27 | 0.39 | 0.679 | 0.56 | 1.41 | 1.97 | 0.75 | 1.17 | 0.45 | 0.34 | 1.5 |
アドバンスドスタッツ
TS% | eFG% | ORB% | DRB% | TRB% | AST% | TOV% | STL% | BLK% | ORtg | DRtg |
0.552 | 0.542 | 3.78 | 9.76 | 6.72 | 6 | 8.3 | 3.38 | 2.42 | 113.2 | 112.4 |
ヘルプダメ、ゼッタイ。カバーを咎めるモーションオフェンス!
ドリブルドライブ・モーションオフェンス

ウィングPnRスタート
↓

ロールマンにパスして、逆サイドはヘルプを咎めるコーナーフレア
↓

Tagに合わせてトップへキックアウト。
↓

ドライブに合わせてニックケイはスペーシング。Tagを引き出して、ニックケイへキックアウト
↓

ハンドオフに合わせてスペーシング
↓

DFが残ったので、ヘルプを咎めるフレアスクリーンをコーナーへセット
↓

ウィングを経由して
↓

コーナーへパス。
↓

DFが気がついた時には時すでに遅し
頻出セット(HO→Zoom→Miami)

右にはダウンスクリーン、左にハンドオフを開始
↓

ハンドオフを使いながら、ダウンスクリーンを仕掛けます。抜ければそのままドライブしてもよし
↓

ダウンスクリーンユーザーはカールカットでダイブ。スクリナーはターンアウトしハンドオフ。もちろんダイバーがフリーであれば狙う。

それに合わせて、ピック&ロール。
↓

ロールマンはコーナーへVeer。
↓

ドロップDFなので、スイッチで守られることもなくマークをかわせるのでキックアウト
↓

オープンショット!
ヘルプがギュン!豪のローテーションディフェンス速すぎ!
ヘルプに入るタイミングが的確すぎます

ハンドオフ開始
↓

オーストラリアはショーディフェンスで対応
↓

対応するも、ロールマンに巻き込まれエマージェンシースイッチ。
↓

コーナーが空くので、右コーナーへ展開。全力クローズアウト
↓

ベースラインへカウンタードライブされたので、カバーダウン開始
↓

ハンドラーがステップに入った瞬間に、前に入る!
↓

カバーダウンしてパスコースをふさぐ。
↓

苦しいパスを出させる。カウンタードライブからここまで2秒
↓

スティール!!!
別Ver

ピック&ロールに対してショーディフェンスで対抗
↓

ロールマンへ右コーナーDFがヘルプに入る
↓

フランスは、深いヘルプを見てウィング→コーナーへ素早くパスを回す。DFはそれぞれ元のマークマンへ戻る。
↓

コーナーのドライブ+タギング
↓

ボールマンステップに入った瞬間に、前に出る!ヘルプ+カバーダウン
↓

苦し紛れのパスを…
↓

スティール! ドライブからスティールまで3秒!?
まとめと展望
簡単に戦略を分析してきましたが
いやぁぁぁぁこの組、きついっす!!!!
Bリーグと違って数字が溜まっていないのでいつものような勝利シナリオをご紹介できませんが、私なりの日本バスケットの展望を書かせて頂きます。
*******以下偉そうな上に妄想100%*******
まずはディフェンスです。日本のShow&Plugはフランス相手にも通用していたので継続し、なんとか 2on2でPnRを捌きながら、ディフェンスリバウンド獲得が肝になります。親善試合失速の要因はマイキー選手や鷹大選手を釣り出されオフェンスリバウンドからドン!…でしたのでカバーダウンから2人で挟みチップアウトを狙っていきたいところです。
ただしこれの難しいところは、初動を早くしすぎるとフォーニエ選手(仏)にやられてしまったようにカッティングからのイージースコアを許してしまうところでしょう。
オフェンスでは、富永選手の確率変動・クリニックタイムは必須として、気になったのはPnRによるツーメンゲームの成功率です。
特にロールマンのスコアが少なくなっているので、若干外が不調な鷹大選手のロールインスコアリングを演出することでショットのメンタルも向上すると思われます。
さらにそこの引力が強まれば、強みである45カッティングからのスコアもより狙いやすくなるでしょう。
マイキー選手はスコアよりも上手すぎる塗り壁スクリーンが魅力ですので、これまで通りハンドオフから富樫選手や河村選手のオープン3を演出し、スイッチされれば全力ロールインしオフェンスリバウンドで咎めてあげましょう。
これで…勝つる!!!!!
偉そうなことを言いましたが本当に楽しみです
面白い!と思って頂けたら、レターを頂けると嬉しいです
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自慢
自慢2
元動画はこちら
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