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【数字で見るBリーグ】千葉ジェッツ天皇杯優勝!しんたろう大反省回

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Bリーグ
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2年連続となる同一カードによる天皇杯決勝は千葉ジェッツの連覇で幕を閉じました。
117対69の思いがけない大差となったこの試合、何が起こっていたのか、そしてしんたろうが予想を誤った理由はどこにあるのか、見ていきましょう

用語はこちらから

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琉球敗戦平均比較

敗戦平均決勝 平均との差分
PTS71.369.0-2.33
FGM26.022.0-4.00
FGA66.262.0-4.22
FG%39.30%35.48%-3.82%
3FGM7.46.0-1.44
3FGA28.426.0-2.44
3FG%26.01%23.10%-2.91%
FTM11.919.07.11
FTA16.827.010.22
FT%69.47%70.37%0.90%
OR13.311.0-2.33
DR26.226.0-0.22
TR39.637.0-2.56
AS14.820.05.22
TO11.810.0-1.78
ST4.72.0-2.67
BS2.13.00.89
F17.921.03.11
2FGM18.616.0-2.56
2FGA37.836.0-1.78
2FG%49.61%44.40%-5.21%
Opp2ptFG%53.83%50.00%-3.83%
Opp3ptFG%35.04%56.80%21.76%
PfT9.226.00-3.22
PitP32.028.0-4.00
SCP13.06.0-7.00
FBP6.16.0-0.11
PfT%13.0%8.7%-4.3%
OppPfT%17.9%13.7%-4.3%
PitP%44.72%40.58%-4.14%
OppPitP%46.35%35.90%-10.45%
SCP%18.08%8.70%-9.39%
OppSCP%13.02%27.35%14.33%
SCP Rtg0.980.55-0.43
OPPSCP Rtg0.971.680.711
FBP%8.70%8.70%0.00%
OppFBP%12.65%6.84%-5.81%
2ptA%50.84%48.73%-2.11%
Opp2ptA%59.43%49.00%-10.43%
3ptA%39.08%35.19%-3.89%
Opp3ptA%30.97%41.20%10.24%
2pt割合51.84%46.38%-5.46%
Opp2pt割合56.93%37.61%-19.32%
ペリメタ割合7.12%5.80%-1.32%
Oppペリメタ割合10.58%1.71%-8.87%
3pt割合31.44%26.09%-5.35%
Opp3pt割合29.35%53.85%24.49%
FT割合16.72%27.54%10.81%
OppFT割合13.72%8.55%-5.17%
FT獲得率25.65%43.55%17.90%
OppFT獲得率24.78%24.69%-0.08%
FT獲得率差分0.88%18.86%17.98%
eFG%45.03%40.32%-4.71%
OppeFG%54.13%66.05%11.92%
Opppts84.11117.0032.89
ORB%31.08%26.83%-4.25%
OppORB%30.37%42.22%11.85%
DRB%69.63%57.78%-11.85%
OppDRB%68.92%73.17%4.25%
OFFRtg100.0194.42-5.59
DFFRtg117.98160.1142.13
NetRtg-17.97-65.69-47.72
TORtg16.513.7(2.85)
TS%48.62%46.70%-0.02
OppTS%56.7%65.1%0.08
pace70.3173.072.76
AST%44.45%59.03%14.58%
OppAST%47.17%52.12%4.95%
TOV%16.54%13.68%-2.85%
OppTOV%12.92%4.11%-8.81%
POSSESSION71.373.11.82
OppPOSSESSION71.373.11.82
Shot Chances85.483.9-1.50
Opp Shot Chances83.692.89.16
攻撃成功回数73.673.90.28
Opp攻撃成功回数74.489.815.38
AST/ TOV1.32.00.73
OppAST/ TOV2.29.06.84
TOM1.413.001.59
TDM1.611.33-0.27
VPS111.2106.3-4.86
OppVPS124.7166.541.88
ASTRtg20.727.46.70
OppASTRtg26.036.911.0
P %36.38%30.11%-6.27%
OppP %45.11%58.84%13.74%
LiveTOV割合58.80%60.00%1.20%
DeadTOV割合41.20%40.00%-1.20%
LiveTOV%9.81%8.21%-1.60%
DeadTOV%6.73%5.47%-1.25%
FT Freq0.43#DIV/0!#DIV/0!
OR Chances42.041.0-1.00
DR Chances37.745.07.33
Diff R Chances4.3-4.0-8.33
PIE0.40.3-0.11
FGM +FTD33.433.90.50
OppMin202.8200.0-2.78
OppPTS84.1117.032.89
OppFGM32.143.010.89
OppFGA67.381.013.67
OppFG%0.50.0-0.48
Opp3FGM8.321.012.67
Opp3FGA23.137.013.89
Opp3FG%0.40.60.22
OppFTM11.610.0-1.56
OppFTA16.120.03.89
OppFT%0.70.5-0.22
OppOR11.419.07.56
OppDR28.730.01.33
OppTR40.149.08.89
OppAS18.627.08.44
OppTO9.23.0-6.22
OppST7.06.0-1.00
OppBS2.34.01.67
OppF17.422.04.56
PfTRtg1.02.00.99
OppPfTRtg1.31.60.32
FTD%10.08%16.08%6.00%
OppFTD%9.61%9.80%0.19%
OppLiveTOV割合53.18%66.67%13.49%
OppDeadTOV割合46.82%33.33%-13.49%
OppLiveTOV%6.58%2.74%-3.85%
OppDeadTOV%0.060.01-5.0%

■各種決定率は敗戦平均よりも低い
■フリースローに関しては、敗戦平均よりもポジティブ。
■伴って、3ptAは敗戦平均よりも低く2ptA%も敗戦平均から微減。戦略的にはポジティブ
■ORB%が減少しさらにSCP%が大幅減
■TOV%は敗戦よりも減少
■AST%が激増。SCPが大事な琉球にとって、この数値が高いことはネガティブ
■試合ペースも73回と多い

■ディフェンスが崩壊。3ポイントを許さないはずが4割以上を打たれてしまう。
■それを56%決められてしまう。
■リバウンド獲得率が驚異の58%。今季ワースト2
■TOVも殆ど奪うことができず

千葉勝利平均比較

勝利平均決勝 平均との差分
PTS89.811727.22
FGM32.54310.52
FGA69.68111.41
FG%46.70%53.09%-46.70%
3FGM11.8219.19
3FGA32.0375.00
3FG%36.88%56.80%19.92%
FTM13.010-3.00
FTA17.3202.74
FT%76.28%50.00%-26.28%
OR12.3196.74
DR26.9303.15
TR39.1499.89
AS18.8278.19
TO9.73-6.74
ST6.36-0.33
BS3.940.11
F18.5223.48
2FGM20.7221.33
2FGA37.6446.41
2FG%54.90%50.00%-4.90%
Opp2ptFG%48.41%44.40%-4.01%
Opp3ptFG%35.97%23.10%-12.87%
PfT17.0416-1.04
PitP36.2425.78
SCP13.83218.19
FBP10.18-2.07
PfT%19.0%13.68%-5.3%
OppPfT%14.1%8.70%-5.4%
PitP%40.41%35.90%-4.51%
OppPitP%39.30%40.58%1.28%
SCP%15.47%27.35%11.88%
OppSCP%14.30%8.70%-5.60%
SCP Rtg1.201.680.48
OPPSCP Rtg1.000.55-0.455
FBP%11.09%6.84%-4.26%
OppFBP%12.33%8.70%-3.63%
2ptA%48.78%49.00%0.22%
Opp2ptA%51.09%48.73%-2.36%
3ptA%41.44%41.20%-0.23%
Opp3ptA%38.06%35.19%-2.87%
2pt割合46.10%37.61%-8.49%
Opp2pt割合45.73%46.38%0.64%
ペリメタ割合5.69%1.71%-3.98%
Oppペリメタ割合6.43%5.80%-0.63%
3pt割合39.44%53.85%14.40%
Opp3pt割合38.21%26.09%-12.12%
FT割合14.46%8.55%-5.91%
OppFT割合16.06%27.54%11.48%
FT獲得率24.97%24.69%-0.28%
OppFT獲得率28.15%43.55%15.40%
eFG%55.18%66.05%10.87%
OppeFG%50.43%40.32%-10.10%
Opppts77.1969-8.19
ORB%31.48%42.22%10.74%
OppORB%29.61%26.83%-2.78%
DRB%70.39%73.17%2.78%
OppDRB%68.52%57.78%-10.74%
OFFRtg121.79160.1138.32
DFFRtg104.6494.42-10.22
NetRtg17.1565.6948.54
TORtg13.14.11(9.02)
TS%58.21%65.14%0.07
OppTS%53.6%46.70%-0.07
pace73.4473.07-0.36
AST%46.95%52.12%5.18%
OppAST%51.92%59.03%7.12%
TOV%13.12%4.11%-9.02%
OppTOV%19.37%13.68%-5.69%
POSSESSION73.873.07-0.70
OppPOSSESSION73.873.07-0.70
Shot Chances86.992.805.87
Opp Shot Chances86.783.88-2.79
攻撃成功回数77.289.812.61
Opp攻撃成功回数72.473.881.47
AST/ TOV2.29.006.83
OppAST/ TOV1.32.000.69
TOM1.881.33-0.54
TDM1.883.001.12
VPS129.3166.5437.22
OppVPS115.6106.33-9.29
ASTRtg25.636.9511.39
OppASTRtg24.727.372.7
P %44.12%58.84%14.72%
OppP %37.21%30.11%-7.11%
LiveTOV割合60.36%66.67%6.30%
DeadTOV割合39.64%33.33%-6.30%
LiveTOV%7.93%2.74%-5.19%
DeadTOV%5.20%1.37%-3.83%
OR Chances38.7456.33
DR Chances38.5412.48
Diff R Chances0.143.85
PIE0.672.48%0.15
FGM +FTD40.151.811.72
OppMin200.9200-0.93
OppPTS77.269-8.19
OppFGM27.422-5.44
OppFGA64.562-2.52
OppFG%0.40-0.43
Opp3FGM9.76-3.70
Opp3FGA27.626-1.59
Opp3FG%0.40.231-0.13
OppFTM12.6196.41
OppFTA17.9279.07
OppFT%0.770.469.69
OppOR11.711-0.67
OppDR26.426-0.41
OppTR38.137-1.07
OppAS18.2201.81
OppTO14.310-4.26
OppST5.92-3.89
OppBS2.430.59
OppBSR3.70-3.67
OppF18.7212.33
OppFO18.50-18.48
PfTRtg1.21.6000.40
OppPfTRtg1.12.0000.88
FTD%9.78%9.80%0.02%
OppFTD%10.86%16.08%5.22%
OppLiveTOV割合44.45%60.00%15.55%
OppDeadTOV割合55.55%40.00%-15.55%
OppLiveTOV%8.61%8.21%-0.40%
OppDeadTOV%0.115.47%-5.3%

The Perfect Game

■試投の割合が殆ど変わっていないため自分たちのバスケットを完ぺきに遂行していた。
■フリースローポゼッションすらほぼ変わらない。
■ペースすら同じペース

■各種決定率がモンスター
■琉球からオフェンスリバウンドを42%ももぎ取れたところは嬉しい誤算(?)

■ディフェンスリバウンドを73%獲得することによって相手のSCPを半減
■3ポイントを23%まで抑えることに成功。
■フリースローポゼッションを多く与えているがそれを他のスタッツが凌駕する

試合では何がおきていたのか

スイッチを見据えたハイドロップ戦略に対する千葉のカウンター

今季の琉球はスイッチディフェンスを多用し3ポイントを抑えることが特徴でした。
そのスイッチディフェンスにも映ることができるように若干ソフトショー気味のハイドロップディフェンスを仕掛ける琉球に対して千葉は、スピードのミスマッチを選択(5out)。ビッグマンを抜き去りヘルプDFを呼び込むことで飛び込みリバウンドを可能にしていました。

別Ver

さらに別Ver

ちらつくチャンピオンシップ決勝戦。。

↓↓ここから妄想↓↓

まずは琉球のハイドロップDFです。

別名フリースローラインドロップやUp to Touchドロップと呼ばれるこのDFは、通常のゴール下まで下がるドロップDFとは違い、フリースローラインあたりにビッグマンが留まり、ドライブを見ながら、3を見ながら、ボールマンDFの戻りをまちつつ、ロールマンが侵入してきたらロールマンに付くという欲張りセットのDFです。当然ながらビッグマンには相当な状況判断とアジリティが求められる高難度の作戦であり、琉球は(特にジョシュ・ダンカンは)それを完ぺきに遂行していました。

【数字で見るBリーグ】’23チャンピオンシップファイナル濃厚マッチレビュー!

この戦略にこだわった理由はここにあるのかもしれません。

千葉ジェッツDF基本戦略

1Q9:30のこのDFをみるだけで、千葉ジェッツの戦略と気合がわかります

千葉のJCP対策

「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

おれは奴の前でポストアップしていたと思ったらいつのまにか3人に囲まれていた…

な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…」
~J・Cさん(仮名)~

別ver

ウィングの3ポイントを全力クローズアウト

ショー(ブリッツ)DFによるギャンブルを気合のローテーションで3ポイントを防いでいます。

千葉のハードショーに対するカウンター

ショーディフェンス(Blitz)対策として最も有効なのは、スプレッドピック&ロールとショートロールでしょう。ボールハンドラーに2人ひきつけながら、ゴール寄りに4対3の有利な状況を作るという発想です。適切な間隔を保つことで、ヘルプディフェンスがどこかをオープンにせざるを得なくなります。さらに琉球に対しては、クーリーを自由に動かしてはいけないという制限があるため、シューターにオープンシュートを許さざるを得なくなります。

別Ver

千葉は、これで、勝つる!? 振り返り!

気合いだ!全力リバウンド!! 振り返り

確かにスタッツ的には低めの千葉ですが、
オフェンスリバウンド獲得率が勝敗に直結しており、ディフェンスリバウンド獲得率は敗戦においても影響がない琉球を相手にする場合には、ハリーバック+ディフェンスリバウンドを重視する方が用意かもしれません。気合で70%をもぎ取りましょう。

【数字で見るBリーグ】リベンジマッチ!?天皇杯決勝!琉球ゴールデンキングス VS千葉ジェッツ徹底予想


千葉のDR獲得率は……..73

両ウィングの3ポイントを全力クローズアウト! 振り返り

琉球の敗戦傾向は戦術した通り3ポイントです。
(執筆時点では)琉球の3ポイントは両ウィングからの試投が多く、その決定率は左ウィング33.8%、右ウィング35.7%、平均34.7%と得点期待値1を上回ってきます。
敗戦時は左ウィングが17/66 の25%、右ウィングは11/51の21%、平均23.9%と敗戦平均と数字までも奇妙な合致がみられます。

【数字で見るBリーグ】リベンジマッチ!?天皇杯決勝!琉球ゴールデンキングス VS千葉ジェッツ徹底予想


しんたろう計測では、3Qまでで1/6で16%!

お前たちが信じた、クリストファースミスを信じろ! 振り返り

昨季Bリーグで大暴れしたオフェンスマシーン(3FG44%、得点期待値1.23)を信じるんだ!!!

【数字で見るBリーグ】リベンジマッチ!?天皇杯決勝!琉球ゴールデンキングス VS千葉ジェッツ徹底予想

26得点の大活躍。やっぱりこの選手すごい….

面白い!と思って頂けたら、レターを頂けると嬉しいです

しんたろうにOFUSEする

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自慢

自慢2

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