現在このサイトでは,チームのアドバンスドスタッツを中心に計測しながらチームの戦略や強み・弱みを分析しています。
私の勉強会にご参加頂いた方に選手のスタッツは取らないのですか?
という質問をよく受けますので、この機会に
私しんたろうがなぜ個人スタッツについて検証しないのか
というお話をさせて頂きたいと思います。
※今回の内容は、個人スタッツ自体を否定するものではありません※今回の内容は、選手の素晴らしいパフォーマンスを否定するものではありません
【理由1:しんたろうのバスケ観】
私のバスケットボールのバックグラウンドには、20年応援し続けているサンアントニオスパーズというチームがあります。
スパーズは一言で申し上げると、
システムが選手を強くするチーム
です。
22年連続でプレイオフに進出する驚異のフランチャイズで、NBAのルール上大注目ルーキーをドラフト出来ないチームでありながら、そのシステムで何度もNBA制覇を成し遂げています。
プレイタイムも管理されるため、得点王などスタッツ的に突出した選手がいません。(オールスター選手ですら、この22年で6人)にも関わらず強豪であり続けるスパーズを応援する事で個人スタッツをあまり重視しないバスケ観が養われたのだと思います。
先日バスケットナビDB様が面白い投稿をされていました。
B1での「40分で試合が決した場合」の1試合個人得点数一覧です。
※40点以上を抽出しております。 pic.twitter.com/w3kTMN4FA7— バスナビDB (@basnavi_db) March 15, 2020
オンザコートルールの差はあれ、初代王者宇都宮、二連覇中の東京、
ファイナルに進出した千葉、川崎の選手が4季中3名しか入っていません。
私は選手のスタッツよりも、プレイ傾向と得意・不得意なムーブやシチュエーション検証の方が重要であると「今は」考えています。
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