Bリーグ5年目20-21シーズンが終了し、恒例のBリーグアワードショー
が行われ、見事に金丸晃輔選手(シーホース三河)がMVP賞を受賞しました。
今回もある3つのスタッツを使って別の角度から隠れた(?)MVPを探してみたいと思います
※本企画は、金丸晃輔選手のMVPを貶める意図は全くございません。
【スタッツその1:VPS】
Value Point Systemの略称で
平く言えば、公式BOXスコアのEFFをより正確に計算した数値です。
例えばアシストの価値を高めたり、ターンオーバーを重くしたりなどしています。
この数字を使って1試合平均のVPSをランキングしてみました。
ニック・ファジーカス | 川崎 | 30.4 |
ニック・メイヨ | 北海道 | 29.5 |
ジョーダン・ハミルトン | 滋賀 | 29.2 |
セバスチャン・サイズ | 千葉 | 28.8 |
ジャック・クーリー | 琉球 | 28.7 |
上位3名は得点が、そして4位のサイズ、5位のクーリー選手はリバウンドとブロックで貢献度を積み上げた結果のランクインというところでしょう。
【スタッツその2:PIE】
https://stats.nba.com によると、
Player Impact Estimate
PIE measures a player’s overall statistical contribution against the total statistics in games they play in.
PIE yields results which are comparable to other advanced statistics (e.g. PER) using a simple formula.
訳:プレイヤーがプレイしているゲームの統計全体に対するプレイヤーの全体的な統計的貢献度を測定します。 PIEは、簡単な式を用いて他の高度な統計(例えばPER)に匹敵する結果をもたらす。
ということで、「ゲーム」の中で、平均してその選手がどれほどのポジティブスタッツをもたらしたか?
を計測している統計的な貢献度です。
ざっくりした計算式は
(選手が稼いだポジティブスタッツ ー 選手が記録したネガティブスタッツ)/(チーム全員が稼いだポジティブスタッツ ー チーム全員が記録したネガティブスタッツ)
となります。
こちらを当てはめたTOP5はこちら
グレゴリー・エチェニケ | 広島 | 32.0% |
ニック・メイヨ | 北海道 | 31.1% |
ニック・ファジーカス | 川崎 | 29.4% |
ジャック・クーリー | 琉球 | 29.3% |
ダバンテ・ガードナー | 三河 | 28.9% |
広島におけるエチェニケ選手の存在の大きさが際立った結果になりました
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