天皇杯を制した19−20シーズン以来のスタートダッシュを見せ、14勝4敗(執筆時12月13日時点)と絶好調の我らがサンロッカーズ渋谷。
開幕から間も無く、エースのライアンケリー選手を欠いたチームがなぜ躍進しているのか?
分析してみます
開幕前のチームレビューはこちらから
プレイヤースタッツ
10節終了時点でのスタッツを比較しています
2pt% | 3pt% | FT% | eFG% | TS% | 得点期待値 | PPG | |
関野剛平 | 43.8% | 23.1% | 77.8% | 38.1% | 46.1% | 0.92 | 2.9 |
ベンドラメ礼生 | 51.3% | 30.7% | 73.4% | 48.7% | 54.1% | 1.08 | 11.0 |
マックス・ヒサタケ | 69.0% | 0.0% | 41.9% | 67.4% | 62.7% | 1.25 | 4.4 |
西野曜 | 67.5% | 43.8% | 65.4% | 67.0% | 68.2% | 1.36 | 5.1 |
ジェームズ・マイケル・マカドゥ | 62.1% | 0.0% | 59.6% | 61.8% | 62.8% | 1.26 | 20.2 |
渡辺竜之佑 | 55.2% | 21.4% | 0.0% | 47.7% | 52.4% | 1.05 | 3.2 |
高橋耕陽 | 35.0% | 37.3% | 70.0% | 45.4% | 48.8% | 0.98 | 7.2 |
広瀬健太 | 47.8% | 36.7% | 67.9% | 51.9% | 56.6% | 1.13 | 4.1 |
石井講祐 | 42.9% | 36.7% | 85.7% | 51.1% | 55.5% | 1.11 | 7.7 |
ジョシュ・ハレルソン | 41.3% | 38.8% | 80.8% | 49.3% | 51.5% | 1.03 | 13.2 |
ライアン・ケリー | 25.0% | 0.0% | 75.0% | 14.3% | 28.5% | 0.57 | 5.0 |
盛實海翔 | 24.1% | 38.1% | 72.7% | 46.7% | 50.2% | 1.00 | 5.7 |
田渡修人 | 0.0% | 55.6% | 75.0% | 75.0% | 1.50 | 5.0 |
勝手に注目選手
西野 曜
2pt68.2% 3pt44.4% FT64.3% eFG67.7% TS68.6% 得点期待値1.37
手前味噌で恐縮ですが、開幕前の分析記事にて
体の使い方とステップワークに長けており、こういった選手は経験を積み駆け引きを覚えることで化ける選手ですので個人的に期待しています。渋谷はSFの育成が急務でありそういった意味でも渋谷ブースター的に大注目な選手です。
【数字で見るBリーグ】21-22開幕直前!サンロッカーズ渋谷を分析してみた
と書きましたが、PTは10分と2倍に伸び、得点期待値はなんとチームトップの1.36!!
外国籍選手たちと容赦無くマッチアップさせる伊佐HCの愛の鞭によって,サンロッカーズのMIP筆頭です。
マックスヒサタケ
2pt69.0% 3pt0.0% FT41.9% eFG67.4% TS62.7% 得点期待値1.25
彼ほどスタッツで評価しにくい選手も珍しいでしょう。
一言で表すなら、「荒削り」。
数字には残らないミスやファウルも多いですが、一度オンコートになれば、何かしてくれる予感をさせてくれる稀有な選手です。外国籍選手の3番手という仕事は勿論こなしていますが、彼の武器はなんといっても身体能力の高さとハッスルプレイで、チームにエナジーを注入してくれる存在です。
得点期待値だけでみると、マカドゥ選手に肉薄する1.25という点も驚きです。
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