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秋田ノーザンハピネッツvsアルバルク東京【ざっくりマッチレビュー】

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Bリーグ
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2021年12月11・12第10節が行われました。
東地区5位・6位チーム同士の負けられない対戦は見事秋田の2連勝
これまでの濃厚マッチレビュー濃厚クオーターレビューよりもあっさりと2試合について分析していいきたいと思います

長くなりますので、選手敬称略とさせて頂きます。

今季のの秋田ノーザンハピネッツのスタッツランキングはこちら

今季のアルバルク東京のスタッツランキングはこちら

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GAME1 1Q

GAME1 は、ゲームリードへと繋がる9点差をつけた1Qを分析します

スタッツ

秋田
2PFG% 57%(8/14)
3PFG% 25%(1/4)
FT% -%(0/0)
リバウンド(Off-Def-TO) 4-7-11
AST 4本
TOV 3本
STL 2回

東京
2PFG% 50%(5/10)
3PFG% 0%(0/4)
FT% 0%(0/0)
リバウンド(Off-Def-TO) 2-5-7
AST 2本
TOV 4本
STL 2回

東京対策を徹底した秋田のDrop DF + ローテーション

この日秋田はヘッジDF(ロールマンDFが前に出る)を封印し、川崎も見せていたDrop DF(ロールマンDFが下がって守る)を使う選択をする。
さらに起点となる田中大貴を封じる活躍を見せたのは東海大の後輩中山 拓哉であった。
そのDFは1st POSから始まる
ウィングの田中はロシッターからHO(ハンドオフ)を受け、立て続けに田中ークへと繋げるMiamiアクションを選択。アイバーソンはペイントへ下がりながらカークと田中を睨む構え。中山はスクリーンにこそかかるものの、アイバーソンを相手にスピードダウンしたところを、ぴたりと側面に張り付く形で動きを阻害。そうなるとアイバーソンもカークへ専念できるため数的優位を取らせない。
2ndサイドの安藤とカークのウィングPnRも安定のドロップ+側面をつきながらタフショットを古川が誘発し、作戦は成功した。

残り7:20には、田中にHOを2度試みられるも、そもそもボールを渡さない中山の好DF。
2nd sideの安藤カークのHOも1st POSと同様に、安藤の側面に張り付いていく古川がタフショットを誘発させた。
このクオーター、田中は2点1AST、安藤は0ptsに抑えられてしまった。

ズレを作られてしまた後も、秋田の特徴である素早いローテーションがアルバルクのシステムを狂わせていく

ロールマンを使うか、スネイクするか?

東京は基本的にPnRに対してDrop+Late Switch(状況判断でスイッチ) DFを選択するが、この日はアイバーソンを始めとしたロールマンが深くロールすることで、カークをゴール下まで引っ張ることでバックコートプレイヤーを生かしたり、ポジションの優位性を生かしたオフェンスが見られた。
残り8:08 アイバーソンと中山のハイピック。ボールマンDFの安藤を巻き込みながらロールするアイバーソン。
そのためカークが中山へスイッチするが、安藤は中山へスイッチバックを選択。いい位置でオープンになったアイバーソンに対しトップからハイロー、イージー2を演出した。

7:25には、ヘルプに入りづらいempty(コーナーにOFがいない) sideを作り長谷川とグリンのハイピック。スイッチ対応をみてグリンミスマッチアタック

残り6:20には長谷川とアイバーソンのハイピック。
今回は長谷川が鋭くドライブすることでカークを深く沈ませてアイバーソンへのパスコースを作りそのままパス&ショット。

ロールマンへのマークとローテーションの強度を上げた東京に対しては保岡が、下がったロールマンDFの前をマークマンを背負いながら 蛇のようにスネイクドライブしミッドレンジジャンパーを連続で決めることでDropの弱点を突いていく

アジャストし始めたアルバルク東京

リバウンドを取られ続けている東京は残り5:30、アイバーソンに長さで勝るセバスチャンサイズを投入しオフェンスリバウンドをシャットアウトし、
ロールマンへのケアも、4:20にはコーナーのザックバランスキーが、3:55にはテイラーがローテーションすることでスティールに成功。
オフェンスについてもDropに対してポップアウトを選択することで、ロールマンDFとの大きいギャップを作る作戦に出るがグリンのドライブや保岡のスネイクに翻弄されてしまった。

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