時は2024年2月4日、アルバルク東京vs琉球ゴールデンキングスGAME2。
最大26点のリードを奪い終始優勢に試合を進めていた琉球。方やすべてにおいて噛み合わず苦戦を強いられているアルバルク。このまま進むかとおもわれた琉球のプランにあるディフェンスが風穴をあけた。あれだけ好調だった琉球のオフェンスを4Q11得点に抑え、26点差を一時はひっくり返すことに成功。
その時、代々木第一ではなにが起こっていたのか?今回は趣向を変えて、アルバルクのディフェンスに注目して見ていこう
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ディフェンスコンセプト
ジャッククーリー選手によるインサイドシールを基盤とした、琉球の徹底したペイントエリア攻勢とピック&ロールを防ぎたいアルバルクは、2-3ゾーンとマンツーマン+ドロップDFを組み合わせた特殊なディフェンスを用いてかく乱し、琉球の2ポイントを3/10(30%)まで落とすことに成功しています。
全ての布石は2Qに打たれていた。
アルバルクは2Qののこり5分ごろから2-1-2気味のゾーンDFを展開。
しかしその「あまりにもシンプルな」ゾーンDFは、琉球が繰り出すセオリー通りのゾーンアタックによってコーナー3を2本、ハイポストから1本と瞬く間に8点を献上してしまっていました。
このゾーンDFは、苦しい台所事情のために「レスト」したゾーンであったのかは不明ですが、布石になった数分間だったと思っています。
4Q:ゾーンディフェンス風マンツーマン、サイズのドロップを添えて
このディフェンスには、いくつかのモードが存在します
2-1-2モード
まずはサイズ選手の守備範囲をハイポスト~ローポストと広めにとったゾーン
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2−1−2→マンツーマン
このディフェンスの真髄はピック&ロールまたはTouchアクションやハイポストフラッシュなどのハンドオフを感じさせるプレイが始まった瞬間にマンツーマンへ移行。そのPnRやハンドオフに向かったビッグマンが誰であれ、サイズ選手がドロップないしはソフトショーDFで対応します。
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ソフトショーバージョン
今回はドロップが苦手なポップアウトに対してソフトショーDFからスイッチして守り切ったシーン
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