琉球ゴールデンキングスVS川崎ブレイブサンダースです!
※スタッツの計算式は BasketBallReference 参照
Game1 1Q
大差がついたこのゲーム、そのきっかけとなった1Qをレビューします
Game1 1Q開始
ホーム好調の琉球は、並里・エバンス・田代・今村・クーリー
対する川崎は、ファジーカス・ヒース・藤井・長谷川・ジャニング
がオンコート。川崎ボールでスタートするもエントリーにミスがあり琉球ボールへ
琉球の1stオフェンス。エバンスのZipperからそのままドライブインしダンク。ヒースが田代のPindownにかかり、ギャップが出来たこと、そして今村選手がコーナーからバックドアモーションをかけることでジャニングの視線を奪いヘルプDFへの遅れを誘う事で生まれた、エバンスの個人技に映る場面であるがチームで奪った先取点であった。
返す川崎のオフェンスは、ジャニング+ヒースのDrag。
ジャニングはまずトップ方向にドライブした瞬間に、ヒースがリバースアングル(進行方向と逆側)でピックをかける。
今村はこのピックに掛かってしまったため、クーリーがDrop(下がりながら守る)対応しながら今村にヒースへスイッチするよう指示。
しかしその間ジャニングからヒースへ絶妙なポケットパスが通りイージースコアにつながった。
残り9:29 2-2
返す琉球のオフェンスではピックに対してヒースのショー(前にでる)にかかりディフレクション。続く田代・エバンスのAway + Chase PnRに対してもブリッツを仕掛ける。しかしフリーのエバンスに簡単にパスが通り、キックアウト3を演出。外れたものの、琉球の選手たちがゴール方向の3ptライン沿いにスペーシングしていたため、エバンスのヘルプDFに入れない状況を作り出していた。
残り8:55、川崎はジャニングをハンドラーに据えた、ヒースとのPnRを連続で狙う。今回はエバンスが早めのTag(侵入する選手へのヘルプ)した瞬間にファジーカスへキックアウト。ジャニングのパスセンスが光るポゼッションが続く。
琉球は連続で田代をハンドラーにしたPnRを志向する。
ファジーカスのDropに対してギャップを作るも長谷川のオーバーディフェンスにつかまりスコアならず。
残り7:45 の段階で2-5と重い展開。
返しの川崎オフェンスに対して琉球はディフェンスから見せる。
まずこの時間帯の1stオプションである、ジャニングとヒースのDrag+リバースアングルピックプレイに対しては、今村が体を当てながら見事なファイトオーバーで対応。サイドチェンジした後の、ファジーカス・藤井・長谷川のChicago(Pindown+HO)に見せかけたPindown Curlに対してもファイトオーバーで対応しズレを作らせない。最後トップのジャニングに対するISO+ファジーカスへのハイロープレイも田代がコーナーから完璧なヘルプを見せる。
しかしBLOBでジャニングが見事なAnd1 3ptを決め川崎は9-0のランで快走し、残り7:23 2-9
走られたくない琉球は、基本に立ち返りHornsから、エルボーのエバンスにパスを出しそのままクーリーとのピックプレー。所謂Horns Elbow Get を選択。川崎はスイッチを選択するも、エバンスのステップバックについていけないとみるやヘルプポジションについていた長谷川とPeal Switching し、長谷川が見事なコンテスト。
しかしながらエバンスは上手をいく。コーナーにクローズアウトしきれないファジーカスのポジションをみて、コーナーへキックアウト。田代の3を演出。残り7:04 5-9とした
琉球はまたしてもディフェンスで見せる。
今回は藤井・ヒースのピックとシンプルなセットを駆使する。
藤井に対する並里は、藤井の3を捨てるアンダーを展開。さらにクーリーはヒースのダイブを警戒して先ほどよりも深めのDrop。
狙いが的中しヒースへのロブパスを見事スティール。
返しのオフェンスでは、有利とみたエバンズ・ヒースの所謂45Getを再度選択。川崎のスイッチを誘い、ファジーカスとのマッチアップメイク。スピードで勝るエバンズがスコアし残り6:45 7-9と2点差に迫る。
しかし立ちはだかるジャニング。Hornsからピック1発でスイッチを引き出すと、クーリーに対してプルアップ3を難なく決めた。
残り6:30 7-12
のこり5:55 川崎は今回藤井・ファジーカスのSlotPnRからスイッチをメイク。しかしエバンスのグッドDにより苦しいロブを出させるがファジーカスが納め、フリースローファウルオン。
桶谷HCがタイムアウトを要求。
残り5:51で 7-14 と突き放しにかかる。
岸本・牧 篠山 in
琉球はファジーカスとの対戦に分があると踏みクーリーのローポストPunchを選択。川崎は示し合わせてWチームに入ると琉球も示し合わせたかのようにキックアウト。パス2回までは素晴らしいローテーションを川崎がみせたもののエバンス・クーリーvsファジーカスの状況を作られ琉球がイージーにスコア。
見事にATOが決まり残り5:34 9-14
川崎はピックからヒースへのロブを読まれ始めクーリーが2本目のスティールを見せる。
増田 アギラール in SFの高さを求めたマンバーチェンジ.
BOBから好調エバンスがスコア
残り5:00 11-14とした。
返す川崎はミスマッチを突くために投入された増田がポストアップから早速のFTファウルオン。選手起用を的中させ残り4:48で11-15
琉球ダーラム in
琉球は、ガードではなくエバンスにボールを預け、そのままペネトレイトを志向し、その結果一度川崎がペイントに収縮する。そこからハイポストのダーラム、田代へと展開し3ptをしずめ残り4:33 ついに1点差とする
さらに琉球は有利を取れるエバンスvsファジーカスのPunchを選択。川崎は先のポゼッションでWチームを攻略されていたため、今回は行かずファジーカスの1on1に賭けたがスコアを許してしまい残り4:19 ついに16-15 琉球がリードを奪う
川崎佐藤HCタイムアウト要求。
オフェンスバリエーションとエバンスに対するDF指示が送られる。
注目の川崎ATO。ボックスアライメントからアギラールそしてファジーカスがウィングへ飛び出す珍しいセットを起用。ファジーカスがファウルを貰いに行くもノーコール。
返す琉球のATOでは田代へのStaggerでトップへ、そしてStaggerした2人が逆サイドの牧へもう一度Stagger。抜けると見せかけた牧がファジーカスへInvert。ダーラムをウィングへ飛び出させ、スイッチを誘発。またしてもエバンスvsファジーカスとなったところへすかさずパス。
エバンスがスコア。このマッチメイクを徹底して行う琉球は点差を3店へ広げる。残り3:45 18-15。
返す川崎は篠山にアギラール・ジャニングの2highピックからファジーカス・アギラールへのパス交換でand1 .すかさずクーリー・小野寺をコートへ。
クーリー・牧のハイピックから増田のヘルプを引き出し、変わった小野寺早速のコーナー3。残り3:00 21-17
川崎も増田vs小野寺のミスマッチを突きスコア。
21-19と食らいつく。
変わった岸本もハイピックから自身がコーナーへRelocate+コーナー3を決め点の取り合いの様相。
さらに虚を突いたダーラムのトランジションでファウルオン
残り1:54 26-19 の7点差と広げる
返す川崎は篠山が左を指さすサイン。
アギラールと増田のHO+ヒースがPnP。琉球が増田に対してクーリー・小野寺2人が引っ張られた瞬間にヒースへ。しかし岸本・今村・ダーラムが素晴らしいローテーションで事なきを得る。
返しにダーラムがAnd1を獲得。残り1:06 29-19とこの日最大点差とする
残り0:32 篠山とアギラールのHOからドライブに対して早いヘルプに琉球が入る事を見越して、増田と前田2人がペイントへ合わせの動き。当然琉球は早いヘルプに入るが琉球4人がペイントに入ってしまったため、外のヒースとアギラールがオープンに。ヒースへキックアウトしこの日2本目の3を決める。
琉球ラストオフェンス。残り6秒で岸本・ダーラムのハイピック開始。
篠山は深い位置だったためアンダーを選択。結果としてこの判断がボールマンとのギャップを生み岸本がオープンで得意のディープ3を沈め33-24 9点差でクオーターを終えた
ここから全クオーターでリードした琉球が大差で先勝した。
Game1 スタッツ
詳しい用語につきましては下記用語集をご参照ください
琉球 | 川崎 | |||
3FG% | ☆ | 54.80% | 36.70% | |
FT% | ☆ | 76.90% | 68.20% | |
2FG% | 55.00% | 61.29% | ☆ | |
PitP% | ☆ | 38.10% | 37.21% | |
SCP% | ☆ | 20.95% | 8.14% | |
SCP Rtg | ☆ | 1.47 | 1.17 | |
FBP% | 10.48% | 17.44% | ☆ | |
2ptA% | ☆ | 52.14% | 43.86% | |
3ptA% | 40.41% | 42.44% | ☆ | |
2pt割合 | 41.90% | 44.19% | ☆ | |
ペリメタ割合 | 3.81% | 6.98% | ☆ | |
3pt割合 | ☆ | 48.57% | 38.37% | |
FT割合 | 9.52% | 17.44% | ☆ | |
FT獲得率 | 18.31% | 36.07% | ☆ | |
eFG% | ☆ | 66.90% | 58.20% | |
ORB% | ☆ | 46.88% | 18.75% | |
OFFRtg | ☆ | 139.32 | 114.11 | |
TS% | ☆ | 68.43% | 60.84% | |
pace | 75.37 | 75.37 | ||
AST% | 62.61% | 63.00% | ☆ | |
HOMEeFG% | 66.90% | ☆ | ||
HOMETS% | 68.43% | ☆ | ||
AWAYeFG | ☆ | 58.20% | ||
AWAYTS% | ☆ | 60.84% | ||
TOV% | ☆ | 19.90% | 15.92% | |
POSSESSION | 75.37 | 75.37 | ||
Shot Chances | ☆ | 91.72 | 82.68 | |
攻撃成功回数 | ☆ | 76.72 | 70.68 | |
AST/ TOV | 1.87 | 2.08 | ☆ | |
TOM | 1.100 | 2.143 | ☆ | |
VPS | ☆ | 146.55 | 109.60 | |
P % | ☆ | 51.75% | 39.81% | |
LiveTOV% | 9.29% | 13.27% | ☆ | |
DeadTOV% | ☆ | 10.61% | 2.65% | |
PfT% | 16.19% | 20.93% | ☆ | |
PfTRtg | ☆ | 1.42 | 1.20 | |
FTD% | 7.46% | 13.70% | ☆ | |
HOMEFT% | 76.90% | ☆ | ||
AWAYFT% | ☆ | 68.20% |
ディフェンス | 琉球 | 川崎 | ||
Opp2ptFG% | 61.29% | 55.00% | ☆ | |
Opp3ptFG% | ☆ | 36.70% | 54.80% | |
OppPitP% | ☆ | 37.21% | 38.10% | |
OppSCP% | ☆ | 8.14% | 20.95% | |
OPPSCP Rtg | ☆ | 1.17 | 1.47 | |
OppFBP% | 17.44% | 10.48% | ☆ | |
Opp2ptA% | ☆ | 43.86% | 52.14% | |
Opp3ptA% | 42.44% | 40.41% | ☆ | |
Opp2pt割合 | 44.19% | 41.90% | ☆ | |
Oppペリメタ割合 | 6.98% | 3.81% | ☆ | |
Opp3pt割合 | ☆ | 38.37% | 48.57% | |
OppFT割合 | 17.44% | 9.52% | ☆ | |
OppFT獲得率 | 36.07% | 18.31% | ☆ | |
OppeFG% | ☆ | 58.20% | 66.90% | |
DRB% | 81.25% | 53.13% | ☆ | |
DFFRtg | ☆ | 114.11 | 139.32 | |
OppTS% | ☆ | 60.84% | 68.43% | |
OppAST% | 63.00% | 62.61% | ☆ | |
HOppeFG% | ☆ | 58.20% | ||
HOppTS% | ☆ | 60.84% | ||
AOppeFG | 66.90% | ☆ | ||
AOppTS% | 68.43% | ☆ | ||
OppTOV% | ☆ | 15.92% | 19.90% | |
OppAST/ TOV | 2.08 | 1.87 | ☆ | |
TDM | 2.14 | 1.10 | ☆ | |
OppPfT% | 20.93% | 16.19% | ☆ | |
OppFTD% | 13.70% | 7.46% | ☆ |
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