今回もBリーグ公式から発表されているスタッツやアドバンスドスタッツを元に、ハッスルプレイやオフボールの動きなど数字に表れないものは考えず、数字のみでチームを分析していきたいと思います。
※各スタッツの計算式はBasketBallReference 参照

第4回は、神奈川県川崎市をホームタウンとする中地区所属川崎ブレイブサンダース
thunders


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現在のロスター
#    年齢 pos 身長 

0 藤井祐眞 24 G 178
3 晴山ケビン 23 F 189
7 篠山竜青 28 G 178
9 栗原貴宏 28 F 192
11 野本建吾 24 F 200
12 ライアン・スパングラー 25 F 203
14 辻直人 27 G/F 185
15 谷口光貴 23 G/F 187
18 鎌田裕也 26 F/C 197
22 ニック・ファジーカス 31 C 210
25 ジュフ磨々道 39 F/C 198
33 長谷川技 27 F 190

43 永吉佑也 25 F/C 198 

平均身長192.7cm
11/4にジュフ磨々道選手が負傷により4週間の離脱を受けて、ロスターは12人。 
新加入はライアン・スパングラー選手。

【上位スタッツ】 
1試合平均得点:84.29pts 中地区1位 B1全体2位 B1平均74.25pts
1試合平均FT試投数:17.14本 中地区2位 B1全体5位 B1平均:15.47本
1試合平均アシスト数:17.57本 
中地区1位 B1全体2位 B1平均:12.63本
3PT決定率:35.29% 中地区1位 B1全体2位 B1平均33.3%
DR獲得率(全ディフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合):73.85% 中地区2位 B1全体3位 B1平均70.0%
ORtg(100ポゼッション当たりの失点):100.89pts 地区1位 B1全体1位 B1平均:89.07pts
NetRtg(Ortg-Drtgの差分):11.68 中地区1位 B1全体1位 B1平均:-0.3
eFG%(3Pの価値を高めFG%へ反映させた、実質シュート決定率):55.78% 中地区1位 B1全体1位 B1平均:48.89%
TS%(フリースローを含めた、チームのの得点機会に対する得点率):58.81% 中地区1位 B1全体1位 B1平均:52.25%
平均AST%(1試合のFGのうち、アシストから得点したFGの割合):44.39% 中地区1位 B1全体1位 B1平均:36.46%

【下位スタッツ】 
1試合スティール数:6.00 中地区4位 B1全体14位 B1平均6.65本
対戦相手のeFG%(対戦相手の平均eFG%) 50.77% 西地区4位 B1全体16位 B1平均:49.08%
OR獲得率(全オフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合)28.89% 中地区3位 B1全体12位 B1平均29.48%
【スタッツで観る注目選手 
ニック・ファジーカス
fazekas

センターポジション。現在得点ランキング単独首位の28.8得点。この選手は何から語るべきか迷いますが…まずはUSG(オンコート時のシュート試投する割合)38.1%思わず太字にしてしまいましたが、この数字は昨シーズンのエース級NBA選手(レブロンジェームズ、コービブライアント、ラッセルウェストブルック、カーメロアンソニー)をしのぐ数値で、オフェンスの絶対的な支柱であることが分かります。
さらにeFG63%、TS67%と数多くシュートは打つけど2/3近くは決めている計算になり現在のリーグでは規格外の選手だと言えるでしょう。
オフェンス面が強調されますが、ディフェンス面でも強くオンコート時にはDRtgは平均から7ptsも下がってしまうほどの影響力があります。
ファウルをもらう技術にも長けており(平均5本以上)ダブルチームでも守り辛いまさに手の付けられない選手と言えるのではないでしょうか。

ライアン・スパングラー
Spangler

パワーフォワードポジション。ファジーカス選手の陰に隠れ見劣りしてしまいがちですが、主要五部門(得点,アシスト,リバウンド,スティール,ブロック)では、平均12得点2アシスト9リバウンド0.5スティール1ブロックと堂々の数字で他のチームでは間違いなく主要なインサイドプレーヤーとなる数字を残しています。インサイドプレーが多いためeFG%やTS%はともに67%とファジーカス選手よりも高い水準を維持しています。
特に注目すべきはオフェンス時の影響力で、この選手がオンコート時のORtgはチーム平均を4pts以上引き上げておりファジーカス選手や周りの選手の良さを引き出していることが数字からわかります。

【スタッツで観るチームの特徴 
第七節終了時点での川崎は、リーグトップのオフェンス力を武器に戦うチームとであり、NetRtgが二ケタを超えています。このNetRtgが二ケタを超えるチームは勝率七割を超えるといわれており、中地区の優勝候補と考えてよいと思います。
戦術としては、ファジーカス選手がオンコート時とオフコートの場合とでオフェンスががらりと変わります。
オンコート時には、ファジーカス選手にボールを集め1on1であればそのまま シュート、(トリプルに近い)ダブルチームが来れば、キックアウトし辻選手篠山選手の3P、若しくはファールをもらいFT。
オフコートの時間帯には、3Pライン上で2~3回パスを回してインサイドへパス又はドリブルペネトレイト→ペリメータのジャンプシュートor3Pという選択を取ることが多いです。
ファジーカス選手の1on1以外では先述のようにアシストからシュートに移ることが多くその分AST%も高いのも納得できます。
チームの弱点を上げるとするならば 、リーグ中~下位に沈むディフェンス面ということになります。特にオンザコート1の時間帯で且つファジーカス選手を休めている時間帯の失点が多くDRtgでは7ptsの開きが出てしまっています。実際のゲームにおいても、オンザコート2でつけた2桁点差を
オンザコート1で1桁に詰め寄られるという試合展開を目にします。
ジェフ選手の離脱によりファジーカス選手のプレイタイムのマネジメントと、
オフコートの時間におけるディフェンスが今後の課題と言えそうです。

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