現在絶賛ブースト中の地元チーム、サンロッカーズ渋谷について今シーズンの平均と比較しながら1節ごとに振り返って行きたいと思います
今節のサンロッカーズ渋谷はホームで中地区4位の新潟アルビレックスBBと対戦しました。
サンロッカーズ渋谷 ロスター
# 年齢 pos 身長
新潟アルビレックスBB ロスター
# 年齢 pos 身長
3 畠山俊樹 25 G 170
5 佐藤優樹 29 G/F 182
7 五十嵐圭 36 G 180
8 八幡圭祐 25 G 182
13 クリント・チャップマン 27 F/C 208
16 本間遼太郎 24 G 173
23 佐藤公威 32 G 187
32 池田雄一 33 F 191
44 スティーブン・バン・トリース 26 F/C 206
54 ダバンテ・ガードナー 25 F/C 203
【今季平均を上回ったスタッツ】
対新潟戦2試合の平均値と比較しています。
1試合平均得点:82.5pts 今季平均:73.8pts
1試合平均失点: 62.5pts 今季平均: 72.3pts
3pt決定率:33.3% 今季平均:32.4%
2pt決定数: 27本 今季平均:20.1本
2pt試投数:54本 今季平均:41.8本
2pt決定率:50% 今季平均:48.2%
ファウルオン数:17.5回 今季平均:16.2回
効率性(ポジティブ数値-ネガティブ数値):102 今季平均:83.3
FG%:45.3% 今季平均:42.46%
OPPeFG%:48.75% 今季平均:49.87%
オフェンスリバウンド獲得率全オフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合):35.3%今季平均:32.6%
ディフェンスリバウンド獲得率全ディフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合):82.7% 今季平均:72.5%
DRtg(100ポゼッションあたりの失点):86.25pts 今季平均:88.2pts
NETRtg(ORtg-DRtg):10.38pts 今季平均:-0.87pts
eFG%(実質シュート決定率):50% 今季平均:48.3%
TORtg(100ポゼッション当たりのターンオーバー回数):5.86回 今季平均:14.7回
【今季平均を下回ったスタッツ】
対新潟戦2試合の平均値と比較しています。
FT試投数:12.5本 今季平均:14.39本
平均スティール数:6.5本 今季平均:7.9本
PACE(マイボールから、シュートを1本打つまでの攻撃回数):70.37回 今季平均:71.7回
【今節のサンロッカーズまとめ】
今節のサンロッカーズ渋谷は、FT関連のスタッツは下げてしまったものの、DF・OFスタッツを底上げしTOは平均よりも8回近く下げ、リバウンドも大幅に改善しました。
今節はアシスト%(シュート決定に対するアシストの割合)が50を超えており、ボールが非常に上手く回っていました。
幾つかのシーンをピックアップしたいと思います。
第3Q残り9:40
ホーンズセットのエントリーから右エルボーのアイラ選手へパス→トップからベンドラメ選手が、左エルボーからサクレ選手が広瀬選手へスクリーン
↓
広瀬選手が二人の間を通るようにインサイドへカッティング→スクリナー二人がエレベータースクリーンのように佐藤選手を締め出す
↓
アイラ選手から広瀬選手へボールが渡る→佐藤選手からのファウルオン
第3Q残り5:45
トップのベンドラメ選手からエントリー→右サイドでは、アイラ選手と広瀬選手のオフボールスクリーン
→サクレ選手がハイピックへ
↓
ベンドラメ選手とサクレ選手のP&R→アイラ選手はスペースを空けるためにトップのへリプレース
↓
五十嵐選手が上手くファイトオーバー→スクリーンにかからなかったためにベンドラメ選手はアイラ選手へのパスを選択
↓
アイラ選手はトップの位置でDHO→広瀬選手がパスを受けてアイラ選手のスクリーンを使う→池田選手と遥天翼選手がスイッチディフェンス
↓
広瀬選手とアイラ選手がミスマッチをつけなかったために、サクレ選手がハイポストフラッシュ→広瀬選手がサクレ選手へパス
↓
アイラ選手のマークが外れた所を見計らって、サクレ選手がアイラ選手へロブパス
↓
アイラ選手のシュートモーションに対して佐藤選手がカバー→アイラ選手は空いたアキ選手へパス
→アキ選手のワイドオープンショット
第3Q残り5:10
左ウィングからアイラ選手と広瀬選手のオンボールスクリーン→同じサイドのローポストにサクレ選手がいるためアイラ選手はポップを選択
↓
広瀬選手がペイントへ侵入→若干スクリーンにかかってしまった佐藤選手がファイトオーバーしながらチェイス→ガードナー選手が半歩カバーへ寄る
↓
そのスキに広瀬選手からサクレ選手へノールックのバウンドパス→サクレ選手はそのままダンクシュート
サンロッカーズはこれまで、こういったモーションオフェンスをあまり出来ているとは言えませんでした。
ポジションがかぶってしまったりドライブの進路を塞いでしまうカッティングなど意思疎通が乱れたオフェンスでチャンスを潰してしまい最終的には個人技で得点をしていまし
た。
今節は常に味方のポジショニング、スペース、やりたいこと若しくはやろうとしていることを把握しながら攻めることが出来ていました。その結果AST50%↑を記録出来たのではないでしょうか
【ディフェンス編】
今節はオフェンスと同様ブリッツ(トラップ)ディフェンス後のカバーリングを見ていきたいと思います。
第2戦第3Q残り5:55
ガードナー選手のHOからのオンボールスクリーン→広瀬選手がスクリーンにかかってしまったためサクレ選手がハードヘッジ
↓
そのまま広瀬選手とサ
クレ選手でブリッツ→素早くアイラ選手がガードナー選手へ、アキ選手が池田選手へローテーション(逆サイドはブラインド化している)
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第2戦第3Q残り2:22
右のウィングで畠山選手に対してベンドラメ選手とサクレ選手がトラップディフェンス
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遥天翼選手のマークマンであるアイラ選手がチャップマン選手へローテーション→佐藤選手のマークマンである大塚選手は遥天翼選手へローテーション上手くディナイすることへ成功
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