Bリーグ2シーズン目の開幕を間近に控え、世界一早いBリーグチームレビューを目指して
スタッツ&アドバンスドスタッツを元に新チームを分析してみたいと思います!

今回は、昨シーズン勝率リーグ15位富山グラウジーズ

※スタッツの計算式は BasketBallReference 参照

【全選手アベレージスタッツ】

所属する全選手の基本スタッツとアドバンスドスタッツをエクセルリンクとして一覧表示します。(非常に見辛いのでスマートフォンの方は横画面推奨です)
※eFG%  実質フィールドゴール%と呼ばれるアドバンスドスタッツ。3ptMadeを1.5本の成功として計算するスタッツ

※TS%  フリースローの決定率も考慮した、1本のシュート当たり1点以上を獲得する確率

※PER  出場1分当たりの効率性指標。非常に難解な計算式であるためPER記事を参照ください

富山グラウジーズ在籍選手アベレージスタッツ(エクセルリンク)

チーム平均
3pt平均 24.72%
2pt平均 44.21%
FT平均 62.94%
eFG平均 47.65%
TS平均 50.26%
PER平均 14.17

【昨シーズンチームスタッツ】

PTS 75.88(リーグ9位)
3FGM 6.02(リーグ14位)
3FGA 19.13
3FG% 31.47%(リーグ17位)
2FGM 22.5(リーグ5位)
2FGA 49.56
2FG% 45.39%(リーグ17位)
FTM 12.81818182
FTA 17.04(リーグ4位)
FT% 75.20%(リーグ7位)
OR 12.95
DR 26.18
TR  39.13(リーグ5位)
TO 12.45 (リーグ12位)
AS  13.36(リーグ8位)
ST  6.93(リーグ6位)
EFF 80.97(リーグ13位)
FT獲得率 24.81%(リーグ11位)
OppFT獲得率 24.41%(リーグ16位)
eFG% 45.99%(リーグ17位)
OppeFG% 52.03%(リーグ17位)
OR%  31.81%(リーグ4位)
DR%  68.50%(リーグ14位)
ORtg 86.96(リーグ17位)
DRtg  94.26(リーグ18位)
TORtg  14.07(リーグ9位)
TS%  49.90%(リーグ17位)
PACE 75.53(リーグ1位)
AST% 37.27%(リーグ8位)
TO%  13.85%(リーグ8位)
OppTO% 14.09%(リーグ9位)
POSESSION 87.29(リーグ2位)

【超個人的注目選手】


宇都 直輝

eFG42.52% TS49.74%
PTを求めアルバルク東京から新天地富山へ移籍し、ブレイクしたポイントフォワード。
PTは29minと約2倍に増加。
3FGAは0.5本と少なく、ミスマッチが多いためポストアップすることもありますが
基本的にはドライブ中心のスラッシャータイプです。
ヘジテートが上手く、ピックが1枚あれば、ヘジテーションで出来た隙をついてNCエリアまでボールを運びます。
ドライブを活かすポイントは4.3のアシストアベレージであり、16-17シーズンはアシスト王に輝きました。
チームケミストリー確立に伴い、シーズン終盤には4試合で二桁アシストを達成。
さり気なくリバウンドも平均4本獲得するオールラウンドプレーヤーで、
その効率性(PER)は古川孝敏、篠山竜青に続く16.129を記録 。
今季は3ptアテンプトを増やすのか注目したいと思います。

【超個人的総評】

昨季はシーズン序盤の立ち上がりに苦しみ勝ち星に恵まれなかった富山グラウジーズですが、
残留プレーオフでは危なげなく優勝し安定して残留を決めました。
ストーブリーグでは外国籍選手が全て残留した唯一のチームとなり、チームを作り上げるうえで最も苦労する部分を見事解消しました。

順位こそ下位であったものの、グラウジーズはシーズン序盤と終盤で全く別のチームと言えるほどの進化をとげています。
数値として見えるものを例にすると
1:アシストの増加
シーズン序盤10試合と終盤10試合のAST%(シュート決定に対するアシストの割合)を比べると下の通り
序盤10試合:36.83%
終盤10試合:40.74%
となり、スペーシングと合わせの連携が劇的に改善。ボールが回り、タフショットの減少につながっています。
2:ディフェンス連携の習熟
シーズン序盤に苦しんだDFも、DRtg(100回攻撃された場合の失点)を比較すると下のようになり
序盤10試合:100.6416387pts
終盤10試合:90.53569592pts
カバーリングやスイッチングの連携がスムーズになり、苦しんだ失点を大幅に減少させました。
3:TOの減少
TORtg(100回攻撃した場合のTO数)もOF連携の強化に伴って、1試合当たり平均3回減少
序盤10試合:14.45557908回
終盤10試合:11.4376606回

アーリーカップでは、宇都・水戸の両スラッシャーとヴァイニー選手の3PTを活かすためにPnPを多用。
大塚選手のビッグマンへのクロススクリーンやRub。
宇都選手にフォワードの選手を当ててきた場合には、オフボールスクリーンでミスマッチを作る。
スイッチングとヘッジの使い分け等細かい部分もしっかりと意思統一されており、
他チームにはないチームプレイで見事優勝を果たしました。

一躍注目チームへと変貌した富山グラウジーズ。
調整が固まってきた他のチームをどのように迎え撃つのかとても楽しみです。

 

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