Bリーグ2シーズン目の開幕を間近に控え、世界一早いBリーグチームレビューを目指して
スタッツ&アドバンスドスタッツを元に新チームを分析してみたいと思います!
今回は、昨シーズン勝率リーグ14位滋賀レイクスターズ
【全選手アベレージスタッツ】
所属する全選手の基本スタッツとアドバンスドスタッツをエクセルリンクとして一覧表示します。(非常に見辛いのでスマートフォンの方は横画面推奨です)
※eFG% 実質フィールドゴール%と呼ばれるアドバンスドスタッツ。3ptMadeを1.5本の成功として計算するスタッツ
※TS% フリースローの決定率も考慮した、1本のシュート当たり1点以上を獲得する確率
※PER 出場1分当たりの効率性指標。非常に難解な計算式であるためPER記事を参照ください
滋賀レイクスターズ在籍選手アベレージスタッツ (1)(エクセルリンク)
チーム平均
3pt平均 24%
2pt平均 46.01%
FT平均 60.65%
eFG平均 43.25%
TS平均 45.41%
PER平均 10.68
【昨シーズンチームスタッツ】
PTS 74.85(リーグ11位)
3FGM 8.05(リーグ3位)
3FGA 23.8
3FG% 33.82%(リーグ10位)
2FGM 20.08(リーグ15位)
2FGA 41.3
2FG% 48.63%(リーグ7位)
FTM 10.53
FTA 14.61(リーグ17位)
FT% 72.06%(リーグ9位)
OR 10.05
DR 27.83
TR 37.88(リーグ13位)
TO 11.95(リーグ10位)
AS 16.08(リーグ10位)
ST 5.51(リーグ15位)
EFF 80.26(リーグ14位)
FT獲得率 22.45%(リーグ17位)
OppFT獲得率 25.04%(リーグ10位)
eFG% 49.40% (リーグ6位)
OppeFG% 49.36%(リーグ10位)
OR% 26.14%(リーグ15位)
DR% 69.57%(リーグ16位)
ORtg 89.94(リーグ9位)
DRtg 92.21(リーグ13位)
TORtg 14.339(リーグ12位)
TS% 52.43%(リーグ8位)
PACE 73.285(リーグ7位)
AST% 37.63%(リーグ7位)
TO% 14.32%(リーグ12位)
OppTO% 12.57%(リーグ8位)
POSESSION 83.34(リーグ15位)
【超個人的注目選手】
狩野 祐介
eFG56%(チームNo1) TS57%(チームNo2) ORtg108pts(チームNo2)
を誇る滋賀オフェンスの要。リーグに数人しか存在しない3pt40%ホルダーで
3年連続で40%↑を維持している安定感抜群のシューターです。
スターターとしての出場はそこまで多くないものの、27minのPTを確保。
並里選手のPnRと相性抜群で、アーリーカップでもPnRとdoubleStaggerのセットから得点しています。
【超個人的総評】
昨季はシーズン序盤に勝ち星に恵まれずリーグ下位に甘んじてしまいましたが、
オフシーズンには澤地選手外国籍選手の入れ替えに留め
チームケミストリー作りにつとめました。
新加入の外国籍選手1人目はイスラエル、スペインなどヨーロッパを主にジャーニーするベテランビッグマン、ディオールフィッシャー選手です。
OFでは1人で切り開くというよりもスペーシングと合わせが上手く、味方に生かされるプレーヤーで、バックコートとの相性は良さそうです。
フィッシャー選手の持ち味はDFで、カバーリングの早さと高いリムプロテクト能力を持っているため昨季ディフェンスに苦しんだ(DRtgリーグ13位)チームを救ってくれるでしょう。
外国籍選手2人目は、テキサスレジェンズ時代に富樫選手とチームメイトであったオマールシャーマン選手。
恵まれた体格でペイント勝負するオーソドックスセンターで、フロントターンからフェイドアウェイを得意とします。
個人的に注目しているポイントはピックの巧さ。
いい角度でボールマンディフェンスを引っ掛ける技術を持っています。
突破力のある並里選手とのPnRが非常に楽しみな選手です。
2m10cmを超える二選手を加え低迷したリバウンド(DR%16位、OR%15位)も強化。
アーリーカップでは、並里選手と小林選手のスピード溢れるハイピック、Flip、DHOを主軸にしたオフェンスで準優勝。
栃木から、オーストラリアリーグ最優秀監督のショーンデニスHCも獲得し盤石な体制でシーズンに臨みます。
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