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【数字で見るBリーグ】17-18シーズン開幕直前!レバンガ北海道を分析してみた

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Bリーグ2シーズン目の開幕を間近に控え、世界一早いBリーグチームレビューを目指して
スタッツ&アドバンスドスタッツを元に新チームを分析してみたいと思います!

今回は、昨シーズン勝率リーグ13位レバンガ北海道

※スタッツの計算式は BasketBallReference 参照

【全選手アベレージスタッツ】

所属する全選手の基本スタッツとアドバンスドスタッツをエクセルリンクとして一覧表示します。(非常に見辛いのでスマートフォンの方は横画面推奨です)
※eFG%  実質フィールドゴール%と呼ばれるアドバンスドスタッツ。3ptMadeを1.5本の成功として計算するスタッツ
※TS%  フリースローの決定率も考慮した、1本のシュート当たり1点以上を獲得する確率
※PER  出場1分当たりの効率性指標。非常に難解な計算式であるためPER記事を参照ください

 

レバンガ北海道在籍選手アベレージスタッツ(エクセルリンク)

チーム平均
3pt平均 24.83%
2pt平均 42.34%
FT平均 76.64%
eFG平均 43.93%
TS平均 48.33%
PER平均 10.71

【昨シーズンチームスタッツ】

PTS 73.68(リーグ15位)
3FGM 5.41(リーグ18位)
3FGA 16
3FG% 33.85%(リーグ9位)
2FGM 22.63(リーグ5位)
2FGA 47.66
2FG% 47.48%(リーグ12位)
FTM 12.16
FTA 15.83(リーグ13位)
FT% 76.84%(リーグ1位)
OR 10.6
DR 24.73
TR  35.33(リーグ18位)
TO 13.3(リーグ17位)
AS  16.08(リーグ3位)
ST  7.03(リーグ5位)
EFF 82.8(リーグ10位)
FT獲得率 24.87%(リーグ10位)
OppFT獲得率 31.35%(リーグ18位)
eFG% 48.43% (リーグ13位)
OppeFG% 50.41%(リーグ14位)
OR%  29.05%(リーグ10位)
DR%  67.72%(リーグ15位)
ORtg 87.94(リーグ14位)
DRtg 92.58(リーグ15位)
TORtg  15.87(リーグ17位)
TS%  52.28%(リーグ10位)
PACE 73.175(リーグ8位)
AST% 46.14%(リーグ1位)
TO%  15.86%(リーグ17位)
OppTO% 15.05%(リーグ2位)
POSESSION 83.78(リーグ12位)

【超個人的注目選手】


ダニエルミラー

30min出場で3ptは無く、eFG52.20% TS55.82%  13pts  8.5rebと平均ダブル・ダブルまで後一歩のスタッツを持ちますが、
ミラー選手の真髄は献身的なスクリーンプレーにあります。ウィークサイドからPinDown Rip  Flare次々と良いスクリーンをかけ、DFにズレを作り出します。
リーグNo1のチームオフェンス(AST%リーグ1位)の正に要と言えるでしょう。

【超個人的総評】

個に頼らないチームオフェンスを武器に、激戦の東地区を4位で終わり残留プレーオフを回避したレバンガ北海道。

今オフはコンスタントに2桁得点を稼ぎ出してくれていた、元代表西川選手が三河へ移籍。
その他外国籍選手を2名入れ替えるなどの補強にとどめました。

新加入の外国籍選手1人目はマーク・トラソリーニ選手。ハイレベルなフランスリーグからの移籍となりました。
プレイスタイルは、完全なストレッチ4と言えます。
シュートレンジが広く、ローポストではステップバック/フロントターンのフェイドアウェイ、
ハイポストではキャッチアップ、P&Pから3ptとどこからでも得点が可能です。ステップワークも上手く、本場のユーロステップを随所に見せてくれます。

そして、名前を呼びたくなるランキングNo1グレッグウィッティントン選手。
24歳と若いながらNBADリーグではアベレージ30minを確保。昨シーズンの3ptの決定率は何と45%!  2ptも50%の決定率でした。
リバウウンドは5.7本と少ないながら2本のアシストで1試合20点に絡んでいます。
その特徴は何と言ってもクイックネスでしょう。カッティング、ジャブステップ→突き出し→加速、ヘジテートからの緩急、スピンムーブととにかく速い選手です。
ポストプレイというよりも1on1で威力を発揮する、昨シーズンのチルドレス選手のようなプレースタイルです。

レバンガといえばチームオフェンス、チームオフェンスといえばレバンガ(アシスト割合リーグNo1)という北海道ですが、アーリーカップをみるとその傾向は今季も強く、オフボールスクリーンとスペーシングを重視したスタイルは継続しています。
昨季との大きな違いはリーグ最下位だった3ptアテンプトの改善です。
ウィッティントン選手トランソリー二選手の獲得に始まり、多嶋選手の3ptを意識したセットの多用     多嶋選手へのマークを逆手に取り牧選手・松島選手のアテンプトも2倍以上に増えています。

元々フリーの選手を作ることに長けているレバンガ北海道が3ptの武器を身に着けることで。東地区では不利という下馬評を見事覆してくれることでしょう

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