Bリーグ開幕シーズンが終了しました。
チャンピオンシップの只中ではありますが、今シーズンの総括として
チームスタッツのランキングを基本スタッツとアドバンスドスタッツ を交えて簡単な説明と共にご紹介したいと思います。
※スタッツの計算式は BasketBallReference 参照
赤文字のチームはリーグ上位8位以内
黒文字のチームはリーグ中位9〜12位
青文字のチームはリーグ下位13〜18位
平均失点(pts) 1試合における平均失点
1位栃木 69.83 pts
2位渋谷 73.25 pts
3位千葉 73.55 pts
4位東京 73.57 pts
5位秋田 74.47 pts
6位三河 74.58 pts
7位川崎 75.12 pts
8位三遠 75.85 pts
9位大阪 76.50 pts
10位名古屋 76.62 pts
11位琉球 76.83 pts
12位京都 77.05 pts
13位北海道 78.05 pts
14位横浜 78.97 pts
15位滋賀 79.00 pts
16位仙台 80.88 pts
17位新潟 81.07 pts
18位富山 83.70 pts
平均 76.60
平均スティール数(本)
1試合平均スティール数
1位渋谷 7.83 本
2位千葉 7.41 本
3位栃木 7.08 本
4位京都 7.06 本
5位北海道 7.03 本
6位富山 6.93 本
7位大阪 6.61 本
8位名古屋 6.58 本
9位東京 6.55 本
10位秋田 6.25 本
11位琉球 6.21 本
12位新潟 6.05 本
13位川崎 5.8 本
14位仙台 5.53 本
15位滋賀 5.51 本
16位横浜 5.31 本
17位三河 4.88 本
18位三遠 4.73 本
平均 6.30 本
DR(ディフェンスリバウンド)獲得率
全ディフェンスリバウンドシチュエーションにおけるリバウンド獲得割合。フリースローのシチュエーションがあるため、対戦相手のシュート本数ではなく、対戦相手のオフェンスリバウンド本数と味方のオフェンスリバウンド本数より算出
1位栃木 73.95%
2位名古屋 73.95%
3位川崎 73.49%
4位三河 72.73%
5位三遠 72.44%
6位渋谷 72.20%
7位横浜 70.66%
8位東京 70.11%
9位秋田 70.01%
10位大阪 70.01%
11位新潟 69.809%
12位千葉 68.67%
13位琉球 68.67%
14位富山 68.50%
15位北海道 67.72%
16位滋賀 67.72%
17位仙台 67.09%
18位京都 67.09%
平均 70.27%
DRtg(pts)
DeffensiveRating
100ポゼッション当たりの失点数 。簡単に言ってしまうと、100回攻撃されたら何点失うかを表します。
1ポゼッションは、味方のオフェンスが終了し、対戦相手ボールになってからのディフェンスのことを意味し、オフェンスリバウンドを獲得された場合も追加の1ポゼッションとして換算します。オフェンスはターンオーバーで終わる場こともあるため、ターンオーバーを誘発させ、シュート確率を落としているチームは数値が低くなる傾向があります。
100ポゼッションを基準にすることにより、平均失点数よりも実際のディフェンス力を反映した数値と言えます。
1位栃木 85.34 pts
2位東京 87.26 pts
3位琉球 87.72 pts
4位千葉 88.01 pts
5位渋谷 89.08 pts
6位三遠 89.56 pts
7位名古屋 89.75 pts
8位川崎 90.16 pts
9位大阪 90.33 pts
10位三河 90.44 pts
11位秋田 90.68 pts
12位横浜 92.07 pts
13位滋賀 92.22 pts
14位京都 92.27 pts
15位北海道 92.58 pts
16位仙台 92.84 pts
17位新潟 95.10 pts
18位富山 96.58 pts
平均 90.67
OPPeFG%
対戦相手チームの平均実質シュート成功数
efg%についてはオフェンス編を参照
オリジナル数値。対戦相手のシュートの成功率を落としているチーム
1位栃木 47.12%
2位琉球 47.64%
3位東京 47.95%
4位千葉 48.44%
5位秋田 48.52%
6位三河 48.72%
7位仙台 48.75%
8位大阪 49.13%
9位三遠 49.25%
10位滋賀 49.36%
11位川崎 49.44%
12位名古屋 49.55%
13位渋谷 50.07%
14位北海道 50.41%
15位京都 50.47%
16位新潟 51.52%
17位富山 52.03%
18位横浜 52.73%
平均 46.86%
OPPFT獲得率
対戦相手チームが放ったシュートのうち、何本がフリースローであったのかを表す割合。
フリースローを打たせてしまった割合が高いと、対戦相手の得点効率が高いため不利になる
1位川崎 21.20%
2位東京 21.74%
3位三河 22.33%
4位横浜 23.07%
5位千葉 23.51%
6位渋谷 23.61%
7位名古屋 24.20%
8位新潟 24.41%
9位栃木 24.73%
10位滋賀 25.04%
11位大阪 25.34%
12位三遠 25.64%
13位琉球 25.84%
14位秋田 28.57%
15位仙台 28.81%
16位富山 29.87%
17位京都 31.29%
18位北海道 31.35%
平均 25.59%
OPPTOV%
対戦相手のポゼッションに対して、ターンオーバーを誘発させた割合
1位秋田 16.27%
2位北海道 15.86%
3位渋谷 15.66%
4位琉球 14.79%
5位大阪 14.74%
6位仙台 14.72%
7位京都 14.69%
8位滋賀 14.32%
9位富山 14.09%
10位三遠 13.90%
11位千葉 13.81%
12位川崎 13.52%
13位新潟 13.35%
14位三河 12.82%
15位名古屋 12.79%
16位横浜 12.62%
17位栃木 11.41%
18位東京 10.48%
平均 13.88%
【まとめ】
ディフェンススタッツについては、やはり栃木ブレックスが一つ抜けている印象です。
栃木の数字の中で面白いのは、相手にターンオーバーをさせるディフェンスを行っていないという点でしょうか。ドライブに対するケアと、ローテーションとコンテストを特に重視しタフショットを打たせるディフェンス戦略であることがわかります。
もう1チームディフェンススタッツにおいて特徴を出しているチームとして、琉球ゴールデンキングスを挙げたいと思います。
スピーディーで展開の早いバスケットを好むチーム戦術も相まって失点が多いため、ディフェンシブチームの印象は受けにくいチームですが、実はポゼッション毎の失点が少なく同一回数の攻撃権が与えられた場合相対的に他のチームよりも失点を抑えることができます。
ディフェンスは数値化が難しく、基本的にはDRtg 、DR獲得率、OPPeFG%の3つの数字を指標にすると確かなディフェンス力が測れると思います
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