3Q
後半開始。
アルゼンチンはカンパッソ、ラプロビットラ、ブルッシーノ、デリア、デックの5人。
日本はスターターに戻し後半を迎える
アルゼンチンのオフェンスから。Floppy→Moon→philly。
トップに抜けたラプロビットラにスイッチでコンテストし3を落とさせる。
日本はトランジションから馬場のドライブで6点差とする
残り9:30 アルゼンチンはAustralian Motion .
(SidePnR→Side bySide→Kansas→HighPostFlash→Handoff)
ハイポストでのハンドオフピックを八村のブロックで凌ぎ、速攻から走りこんだ八村がスコアしついに4点差と捉える。
42-46。
日本はウィング同士のスクリーンはスイッチ、それ以外はドロップ+ストロングサイドからドライブへTag+ローテーションと守備が修正されアルゼンチンに2分間得点を許さない
7:34 アルゼンチンは日本の速いTagに対してシンプルにドライブ&キックで対応。
Hornsからハイポストにボールを預け、パサーは逆側のハイポストのフレアスクリーンを使い左ウィングへ。そこにパスを返した瞬間に左コーナーのブルッシーノがハイポストのデックにシャッフルスクリーンをかけ左ローポストにカットさせる。スクリナーのブルッシーノは右ウイングでパスを受けた瞬間にPower(ゴール下のクロススクリーン)でデックを右のローポストへ動かす。パスを受けたデックはトップから韓パッソのカッティングに合わせパスしショットと見せかけてノールックで右のウィングラプロビットラにキック。カウンタードライブからコーナーexitしたカンパッソにパスを返し3を打たれるもクローズアウトDF
で凌ぐ。
返しの日本の速攻では八村がノーチャージエリアまで押し込むもオフェンスファウルで流れに乗れない。
残り7:03 アルゼンチンは日本のドロップDFに対し薄いインサイドを攻めたてオフェンスリバウンドを狙う戦略でスコア42-50とした。
残り6:30 オフェンスでフラストレーションを溜める八村にスコアさせたい日本はポストで攻めさせるも5人がペイントに入る強烈なDFでスコアを許さない。
しかし残り6:11には馬場Staggerから八村とのハイピック。田中が45Cutで合わせる形を初めて作り、Wギャップを攻めた馬場が比江島へキックアウト→田中のミドルで8点差へ戻す
残り5:42には、アルゼンチンがBLOBから再び見せたSpainPnR。
日本はハンドラー・ロールマン・バックスクリナーすべてにオールスイッチで対応するもリバウンドに入った馬場のマークマンへ見事なキックアウト。カンパッソが3を決め44-55と広げる。
日本はドライブ&キックが上手く決まりオープン3シチュエーションを2回作るも失敗し、返しにアルゼンチンが初めて見せたバックコート同士のバックスクリーンを使うセットでスイッチミスが起きイージースコアされ13点差となったところでタイムアウトを要求。44-57
日本ベンチではスイッチDFの指示と4点差にもっていくプランを授け送り出す。
張本 in
日本久しぶりのスコアは残り4:10。
田中張本のPnRでスイッチを誘い張本がポストアップ→再三みせていた渡邊のするりと入るカッティングでスコア46-57
続けて3:34。日本は同じセットで張本のポストアップと見せかけてドラッグした馬場の3ptで8点差。ノルマの4点差まで迫る。49-57
残り3:00張本のポストを徹底的に使う日本はアルゼンチンのファールストップを誘う。
そしてここでルイススコラを投入。張本にマッチアップさせ、是が非でも止めに来る。BLOBからスコラに付かれていない八村がクイックヒッターでジャンパーを決め51-59とする。
しかしここからブルッシーノがディープ3を含む2連発が決まり大誤算。
しかし残り1:54 例によって張本の見事なピックによりスイッチを作り出す。
張本についたカンパッソにビルドーザがWチームした時点で田中はヘルプDFはないと判断。田中VSスコラ スピードのミスマッチからレイアップを見事にスコア。53-65とする。
残り1:10 富樫がコートへ。
SLOBは馬場Staggerから八村のポストアップ。八村VSアルゼンチンの状況から冷静に逆コーナーの馬場へキックアウトするも3が外れてしまう。
0:32にはアルゼンチンがセットをデザインするタイムアウトを要求
3Qを勝負所と判断。
ATOはオーソドックスなモーションオフェンスを選択。ZipperからGetアクション→サイドチェンジからKnicksするも日本は必至のクローズアウトでスコアを許さず。53-6512点差で最終クオーターへ望む。
4Q
ついに迎えた最終クオーター。
日本は八村、比江島、田中、富樫、張本の布陣で臨む。
アルゼンチンはスコラ、カンパッソ、ブルッシーノ、ボルマロ、バウレッで迎え撃つ。
日本ボールでスタート。1stオフェンスはいつものKnicksを選択
(富樫張本PnRSlip→馬場へハンドオフ→富樫へStampeadeし八村とのKnicks)しファウルオン。SLOBから張本がスコラを攻めるがノースコア。
対するアルゼンチンはトランジションからスコラのDragPnRで簡単に得点。53-67。
残り9:15 富樫が八村に対し利き手側にスペースが無さすぎると指示を出す。
SLOBから馬場Tripleから比江島・張本のPnP→張本が3を決め今Q初得点。
しかしカンパッソとスコラが日本の前に立ちはだかる。
2人の老獪なPnRが止められない。
カンパッソに馬場をぶつけた日本だったが、残り9:00にはスコラのクイックロールで馬場のオーバーを防ぎつつロールし始めると、張本がスイッチ対応するがステップバック3をカンパッソに決められ、
残り8:00にはスコラがコーナーのバウレッにクリアリングを要求しスペースを作ったうえでサイドピック。張本のコンテイン(ソフトヘッジ)に合わせスコラがポップアウトし3ptを決める。
この日最大15点差をつけられてしまう。
日本は3Qと同様に富樫・張本のPnPでスコラを攻めたてるが決められない。
7:12 アルゼンチンはなんとスコラに対しHorns Flareを選択。Flareによって外に開いたスコラは左コーナーのカンパッソにダウンスクリーンを仕掛けパスを受けさせそのままSidePnRに持ち込む。
スコラがフローターで悠々と得点したところで日本はたまらずタイムアウト。60-75
6:55 日本のATO。富樫と八村のハイピックから田中は自身のマークをスクリーンすることでTagを防ぎファウルを誘った。
BLOBは八村のポストアップでの引力を利用し馬場→渡邊へロブを上げるがとらえきれない。
アルゼンチンのATO。やはりカンパッソとスコラのPnP。
パスを読んだ田中がスティールするもアルゼンチンボールとなりオープン3を決められてしまう 60−78。
突き放したいアルゼンチンは指2本を掲げるセットをカンパッソが指示。
BOXアライメントから左ローポストのボルマロが左ハイのデックにバックスクリーン。スコラがクリアリングに合わせてパスを受けAnd1.
残り4:35には八村に渡邊のDragアクションから八村がSplitドライブから気合のダンクで16点さまで戻すも
残り3:48。アルゼンチンのHornsアライメントから2枚のスクリーンを使うStaggeredPnR。ロールしたデック、そしてポップアウトしたのはルイススコラ。
スコラにキックアウト。勝負を決定づける3ptがこの男から決まり21点差。
残り3分で20点差を覆す余力は日本になく、死力を尽くしたオリンピックが終了した。
77−97
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