FIBA バスケットボールワールドカップが終幕し、私の周りやタイムライン、ネットニュースでも様々な議論がなされています。
(この事実だけでも涙が出るほどにうれしいです)
そこでよく見られるのがタイトルにもあるような議論です。
これに対し私が感じている違和感を殴り書きしていきたいと思います。
異論反論大歓迎ですので、しんたるうのTwitter までおねがいします。
※私自身、日本のバスケを愛し、自称日本有数のBリーグファンであることをここに注釈しておきます。
■テーマその1「3ptは本当に効率的なのか」
3ptやコーナー3を思い浮かべるときに、我がスパーズのロールプレイヤー今でいう「3&D」選手であったブルースボウエンのコーナーでじっと待つ姿を懐古してしまいます。
現実的には、アナリティクスの天才でロケッツGMダリルモーレイが2011年に提唱した所謂「モーレイボール」や名将ドクリバースHCがJJレディックの3ptを徹底的に重視した戦略から効率が高いことが定説化されてきました。
テーマを語る上で注目したいのは単純な決定率です。
NBAの30位 と Bリーグのトップ5を比較してみましょう。
・NBA(https://stats.nba.com/leaders/ 参照)
順位 | 名前 | 試合 | 決定 | 試投 | 3pt% |
25 | JJ Redick | 76 | 240 | 605 | 39.7 |
26 | Kyle Korver | 70 | 138 | 348 | 39.7 |
27 | Harrison Barnes |
77 | 174 | 441 | 39.5 |
28 |
Luke |
63 | 106 | 269 | 39.4 |
29 | Patty Mills | 82 | 159 | 404 | 39.4 |
30 | Jerami Grant | 80 | 115 | 293 | 39.2 |
・Bリーグ
順位 | 名前 | 試合 | 決定 | 試投 | 3ptFG% |
1 | 石井 講祐 | 60 | 90 | 199 | 45.20% |
2 | 遠藤 祐亮 | 56 | 113 | 253 | 44.70% |
3 | 金丸 晃輔 | 52 | 110 | 252 | 43.70% |
4 | 狩野 祐介 | 60 | 130 | 310 | 41.90% |
5 | 安藤 周人 | 60 | 165 | 404 | 40.80% |
Bリーグよりも50㎝遠い3ptラインで、Bリーグよりも圧倒的に強度が高いDFに
マークされながら30位でこのスタッツです。
因みにW杯本大会での日本人選手の成績はこのようになっています。
順位 | 名前 | 試合 | 決定 |
試投 |
3ptFG% |
3 | Nick Fazekas (JPN) | 5 | 9 | 16 | 56.3 |
79 | Daiki Tanaka (JPN) | 5 | 5 | 14 | 35.7 |
113 | Yudai Baba (JPN) | 5 | 4 | 13 | 30.8 |
161 | Makoto Hiejima (JPN) | 5 | 2 | 10 | 20 |
175 | Yuta Watanabe (JPN) | 5 | 2 | 13 | 15.4 |
182 | Shuto Ando (JPN) | 4 | 1 | 11 | 9.1 |
この数値を見ると、
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