今回もBリーグ公式から発表されているスタッツやアドバンスドスタッツを元に、ハッスルプレイやオフボールの動きなど数字に表れないものは考えず、数字のみでチームを分析していきたいと思います。
※各スタッツの計算式は
BasketBallReference 参照
第13回は、大阪府大阪市をホームタウンとする、西地区所属大阪エヴェッサ
ホームアリーナは府民共済SUPERアリーナ 公式サイトはこちら
現在のロスター
# 年齢 pos 身長
1 今野翔太 31 G 182 78
2 橋本尚明 24 G 182 75
8 久保田遼 26 F/C 197 94
11 綿貫瞬 29 G 178 70
14 橋本拓哉 21 G 188 82
15 根来新之助 29 F/C 195 96
17 木下博之 36 G 177 71
18 相馬卓弥 25 G/F 182 78
20 合田怜 23 G 181 75
23 劉瑾 26 C 202 95
32 エグゼビア・ギブソン 28 F/C 210 120
55 ジョシュ・ハレルソン 27 F/C 208 125
2 橋本尚明 24 G 182 75
8 久保田遼 26 F/C 197 94
11 綿貫瞬 29 G 178 70
14 橋本拓哉 21 G 188 82
15 根来新之助 29 F/C 195 96
17 木下博之 36 G 177 71
18 相馬卓弥 25 G/F 182 78
20 合田怜 23 G 181 75
23 劉瑾 26 C 202 95
32 エグゼビア・ギブソン 28 F/C 210 120
55 ジョシュ・ハレルソン 27 F/C 208 125
平均身長は190.2cm。根来新之助選手が11/22日怪我で離脱によりロスターは実質11人となっています。新加入は 根来新之助、木下博之、合田怜、劉瑾、エグゼビア・ギブソン、ジョシュ・ハレルソン の6選手
【上位スタッツ】
1試合平均失点:71.31pts 西地区2位 B1全体5位 B1平均74.38pts
1試合3pt成功数:8.31本 西地区1位 B1全体3位 B1平均7.18本
3Pt決定率:37.25% 西地区1位 B1全体1位 B1平均33.3%
1試合平均リバウンド数:39.37本 西地区2位 B1全体3位 B1平均:37.70本
1試合平均スティール数:7.38本 西地区1位 B1全体6位 B1平均:6.64
フリースロー決定率:75.97% 西地区2位 B1全体3位 B1平均72.73%
OR獲得率(全オフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合):33.01% 西地区2位 B1全体4位 B1平均29.35%
平均観客動員数 :3051人 東地区3位 B1全体8位 B1平均:2824人
【下位スタッツ】
1試合平均TO数:13.62回 西地区6位 B1全体15位 B1平均:12.30回
DR獲得率(全ディフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合):65.96% 西地区6位 B1全体18位 B1平均69.91%
TORtg(100ポゼッション当たりのターンオーバー数):16.16回 西地区6位 B1全体15位 B1平均:14.75回
【スタッツで観る注目選手】
ジョシュ・ハレルソン
パワーフォワードポジション。スタッツとしては、17pts3Pt44%2pt50%FT85.7%REB12.8 アドバンスドスタッツはeFG56%TS58%EFF(ポジティブスタッツ – ネガティブスタッツ)21 と20pts10reb目前で、リバウンドランキングはリーグトップ。個人のORTGは102pts(!!)とリーグトップクラスのオフェンス影響力を持っています。元NBA選手の面目躍如と言えるでしょう
エグゼビア・ギブソン
センターポジション。平均得点15ptsはチームNo2。ギブソン選手の特徴はシューティングファウルオンの上手さにあります。平均4回FTAは5本と非常に効率的で、ゴール下の強さを如実に表しています。
【スタッツで観るチームの特徴】
第八節終了時点での大阪エヴェッサは、ディフェンシブながら、インサイド/アウトサイドの打ち分けに長けたシュートチームであるといえます。
特徴的なのは基本に忠実なオフェンスで、基本的にはローポストからオフェンスが始まり1on1、ディフェンスの収縮を見てアウトサイドシュート とオールドスクールなスタイルながら非常に効果的なオフェンスを展開しています。大阪の基本的なセットを11/20対滋賀戦第3Q からご紹介します。
残り3分、トップの木下選手からエントリー。ハレルソン選手のスタックから橋本選手がウイングへ→木下選手から橋本選手へパス。→ハレルソン選手のスクリーンから逆サイドのウイングへドリブル→今野選手がカールカットから左コーナーへ切れる→ローポストのギブソン選手へパス→滋賀田中選手がダブルチームへ入った瞬間にウイングへ上がった木下選手へパス→木下選手からコーナーの今野選手へパス→今野選手3Pシュート。
このようなインサイドとアウトサイドのシュートを状況に合わせて打ち分けもさることながら、(バスケット経験者であればわかると思いますが)ポストから受けるアウトサイドパスは直線的な軌道を描くためシュートが打ちやすく、リーグNo1の3P成功率を引き出す大きな要因になっています。
チームの弱点はディフェンスリバウンドで、平均よりも5%以上取れていません。1試合平均のディフェンスリバウンドシチューエーションは約70~80回で約4本多くオフェンスリバウンドを取られている計算になり4~6失点を失ってしまっています。ノーチャージエリアに落ちたリバウンドボールのファンブルやチップアウトが多く見られ、ゾーンディフェンスを強いていてもその傾向は変わりません。
それ以外のスタッツはどれもリーグ中位(7~10位)と安定しておりその安定した戦力を武器にプレイオフを射程圏内にとらえているチームと言えるでしょう。
第八節終了時点での大阪エヴェッサは、ディフェンシブながら、インサイド/アウトサイドの打ち分けに長けたシュートチームであるといえます。
特徴的なのは基本に忠実なオフェンスで、基本的にはローポストからオフェンスが始まり1on1、ディフェンスの収縮を見てアウトサイドシュート とオールドスクールなスタイルながら非常に効果的なオフェンスを展開しています。大阪の基本的なセットを11/20対滋賀戦第3Q からご紹介します。
残り3分、トップの木下選手からエントリー。ハレルソン選手のスタックから橋本選手がウイングへ→木下選手から橋本選手へパス。→ハレルソン選手のスクリーンから逆サイドのウイングへドリブル→今野選手がカールカットから左コーナーへ切れる→ローポストのギブソン選手へパス→滋賀田中選手がダブルチームへ入った瞬間にウイングへ上がった木下選手へパス→木下選手からコーナーの今野選手へパス→今野選手3Pシュート。
このようなインサイドとアウトサイドのシュートを状況に合わせて打ち分けもさることながら、(バスケット経験者であればわかると思いますが)ポストから受けるアウトサイドパスは直線的な軌道を描くためシュートが打ちやすく、リーグNo1の3P成功率を引き出す大きな要因になっています。
チームの弱点はディフェンスリバウンドで、平均よりも5%以上取れていません。1試合平均のディフェンスリバウンドシチューエーションは約70~80回で約4本多くオフェンスリバウンドを取られている計算になり4~6失点を失ってしまっています。ノーチャージエリアに落ちたリバウンドボールのファンブルやチップアウトが多く見られ、ゾーンディフェンスを強いていてもその傾向は変わりません。
それ以外のスタッツはどれもリーグ中位(7~10位)と安定しておりその安定した戦力を武器にプレイオフを射程圏内にとらえているチームと言えるでしょう。
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