今回は、プレシーズンゲームで片鱗を見せた横浜ビーコルセアーズを分析します!
※スタッツの計算式は BasketBallReference 参照
所属選手 & 21-22シーズンスタッツ
※eFG%・・・3ptMadeを1.5倍の価値置き直して計算した、実質シュート決定率
※TS%・・・フリースローも加味した実質シュート決定率。選手が1点取る確率
※得点期待値・・・その選手でオフェンスが終了した(TOV/FT含む)際に獲得できる得点。1を超える選手は貴重。
※USG%・・・その選手で攻撃が終わった割合(数値が高い=エースの選手)
選手 | MINPG | PPG | 3FG% | FT% | 2FG% | eFG% | TS% | USG% | 得点 期待値 | FTD% |
パトリック・アウダ | 27 | 16.6 | 20.7 | 63.2 | 57.99% | 56.73% | 59.65% | 18.91% | 1.024 | 19.38% |
河村勇輝 | 23.6 | 10 | 31.8 | 73.6 | 47.44% | 47.54% | 53.83% | 7.73% | 0.878 | 17.91% |
森井健太 | 19.1 | 2.7 | 30.9 | 58.1 | 41.38% | 43.31% | 46.14% | 4.93% | 0.639 | 11.76% |
エドワード・モリス | 9.1 | 1.5 | 36.7 | 47.4 | 42.86% | 48.46% | 50.10% | 2.18% | 0.715 | 11.40% |
須藤昂矢 | 18.7 | 5.6 | 35.2 | 87.3 | 46.67% | 49.45% | 53.88% | 7.25% | 0.934 | 8.17% |
森川正明 | 26 | 10.7 | 42.9 | 77.9 | 44.84% | 54.51% | 56.80% | 13.32% | 0.971 | 7.05% |
キング開 | 15.4 | 4.8 | 26.8 | 53.8 | 48.15% | 44.97% | 45.47% | 4.29% | 0.831 | 3.10% |
大庭岳輝 | 11.7 | 4.2 | 34.4 | 54.5 | 33.33% | 48.48% | 48.97% | 5.35% | 0.915 | 2.05% |
赤穂雷太 | 11.7 | 2.9 | 28.2 | 68.8 | 46.51% | 43.86% | 47.55% | 3.75% | 0.841 | 10.99% |
チャールズ・ジャクソン | 22.7 | 11.5 | 60.5 | 64.29% | 64.29% | 65.40% | 11.96% | 1.066 | 18.88% |
超個人的注目選手
■ 河村 “ドンチッチ” 勇輝
今季最も注目されるルーキー(?)。河村が先発出場した5試合の平均アシスト割合(アシストから生み出された得点の割合)は63.6%と、チーム平均の58%を大きく上回る圧倒的なプレイメイク力を見せた。ペイントアタックも可能で、宇都宮とのプレシーズン4Q残り5分から行われた河村専用セットの数々は一見の価値ありです(後でご紹介します)攻撃が成功したポゼッションの実に17.9%でフロースローを獲得している点も見逃せません。
自身のマークマンの特性を考え、ヘルプポジションやローテーションの調整を行うなどディフエンシブIQも高い選手と言えるでしょう。
■ 森川 正明
遡ること2018年、PER(出場1分あたりの効率性を算出した数値)ランキング企画において日本人ランキング3位に入った当時から、当サイトの推しメンになった森川選手。
横浜に移籍しプレイタイムも倍増。42.9%と高確率な3ポイントとペイントエリア内決定率53.2%を武器に2桁得点を計算できる選手へと能力を開花させ日本代表候補にも選出されています。
■チャールズ・ジャクソン
個人のオフェンスリバウンド獲得率ではリーグ9位にランクインするリバウンドマシーン。(22分間の平均出場でこの数字は驚異的)ジャクソンの加入によって昨季苦しんだリバウンド獲得率が向上することは勿論、ボールポゼッションを途切れさせることなく得点が可能になったため昨季18位に沈んでしまったオフェンシブレーティング向上も狙えるでしょう。
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