現在絶賛ブースト中の地元チーム、サンロッカーズ渋谷について今シーズンの平均と比較しながら1節ごとに振り返って行きたいと思います

 


今節のサンロッカーズ渋谷はホームで西地区首位のシーホース三河と対戦しました。
BoxScoreはこちら 第1戦 第2戦

サンロッカーズ渋谷 ロスター
# 年齢 pos  身長 

0 満原優樹 27 F/C 198
1 清水太志郎 35 G 183
6 ロバート・サクレ 27 C 213
7 伊藤駿 27 G 174
9 ベンドラメ礼生  23 G 183
10 アキ・チェンバース26 G/F 190
14 大塚裕土 29 F 188
17 杉浦佑成 21 F 195
24 広瀬健太 31 F 193
33 アイラ・ブラウン 34 F 193
34 アールティ・グイン 36 F/C 208
39藤高宗一郎 25F189

シーホース三河 ロスター

# 年齢 pos   身長

0 橋本竜馬 28 G 178
3 柏木真介 34 G 183
4 狩俣昌也 28 G 178
5 アイザック・バッツ 27 C 205
6 比江島慎 26 G 190
9 森川正明 24 F 190
14 金丸晃輔 27 G/F 192
21 ギャビン・エドワーズ 28 F/C 207
22 長谷川智也 27 G/F 185
24 加藤寿一 23 G/F 192
32 桜木ジェイアール 40 F/C 203
33 市岡ショーン 25 F 200
34 高橋マイケル 42 F 198
平均身長は192.4cm。
橋本竜馬選手が負傷により一時離脱。

【今季平均を上回ったスタッツ】
対三河戦2試合の平均値と比較しています。

2pt決定率:

53.26% 今季平均:48.90%
2pt決定数:

24.5本  今季平均 20.0

1試合平均失点

68.5pts 今季平均:73.6pts

FT試投数16本 今季平均:13.9本
FT決定率:71.88% 今季平均:70.47%
平均リバウンド獲得数39.5本 今季平均:39.0
平均TO回数7.5回 今季平均:12.8
平均被ブロック回数:2.5回 今季平均:2.8

対戦チームのeFG%46.06% 今季平均:

50.31%%

ORtg(100ポゼッションあたりの得点)

88.00pts  今季平均:

87.40pts
DRtg(100ポゼッションあたりの失点)

83.45pts  今季平均:

88.98pts
NETRtg(ORtg-DRtg

4.54pts  今季平均:

-1.58pts
TORtg(100ポゼッション当たりのターンオーバー回数)

9.10回   今季平均:

15.05

【今季平均を下回ったスタッツ】
対三河戦2試合の平均値と比較しています。

1試合平均得点
72.5pts 今季平均:74.2pts
3pt試投数22本 今季平均:25.3

3pt決定率:18.18% 今季平均:

32.24%
平均スティール数7.5回  今季平均:

8.3

平均AST数10本 今季平均:

15.0

効率性(ポジティブ数値-ネガティブ数値)

79  今季平均:

83.8
オフェンスリバウンド獲得率全オフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合)

31.63% 今季平均:

32.43%
ディフェンスリバウンド獲得率全ディフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合)

68.42% 今季平均:

71.18%
eFG%(実質シュート決定率)

44.9% 今季平均:

48.69%
TS%(2pt3ptとFTも加味した得点効率の指標)

48.41% 今季平均:

51.44%

PACE(マイボールから、シュートを1本打つまでの攻撃回数):

68.88回 今季平均:

72.2

 AST%(シュート成功に対するアシストの割合)

28.26%  今季平均:43.97%

【スタッツで観る活躍選手】

hirose
広瀬健太
17.5pts 4.5reb 1.5ast 2.5stl 0blk
2PTFGは脅威の82%を叩き出し、不利な体勢でのシュートは確実にファールをもらいに行き、第2戦ではファウルオン6回フリースロー11本の荒稼ぎ。
要所でのオフェンスリバウンド、 流れを切るスティールからのワンマン速攻と攻守に絶大な存在感を発揮していました。

player (15)
アイラ・ブラウン
13.5pts 11reb 1.5ast 0.5stl 0.5blk
スタッツに残る平均ダブルダブルも素晴らしいですが、何と言っても今節は桜木選手やエドワーズ選手に対するディフェンスが記憶に残っています。三河は、桜木選手のミドル〜ハイポストからのアシストが平均10得点。起点としたセットオフェンスは無数に持つチームです。そのワンパスアウェイをさせないことで実は三河のゲームプランを最も崩した選手だと思っています。

【今節のサンロッカーズまとめ】
今節のサンロッカーズは、各種シュート決定率こそ下降したものの、オフェンシブレーティング、ディフェンシブレーティングともに上昇し(特にディフェンシブレーティングは平均を5ptsも上回っています)
チームとしての総合力は上がったと言えるでしょう。

三河との2連戦のなかでサンロッカーズは、スポナビ解説後藤さん曰く、全く別のチームになっていました。1戦目と2戦目の違いを比べながら見ていきたいと思います。

OFFENCE:
前節までのファーストオプションは、サクレ選手のローポスト1on1からの展開でした。
しかし今節は、2試合を通してドライブからの展開が大幅に増えています。
インサイドプレーヤーのローポストでの滞在時間を減らし、エルボーからハイポスト(グイン選手は3ptライン付近) でセットし、ペイントエリアのスペースを空けるポゼッションを多く見ることができました。
■第1戦第1Q残り2:06
52-min
アイラ選手が右エルボーにセットし、ペイントのスペースを開けている状態ででサクレ選手とベンドラメ選手のピックアンドロール

17-min
サクレ選手のロールが決まるようにアイラ選手がトップへ切れる。 ベンドラメ選手は桜木選手の動きを見てサクレ選手へパス。

37-min
サクレ選手がワイドオープンショット

1戦目と2戦目の違いという視点でオフェンスを見てみると、1戦目はベースラインドライブから逆サイドへのキックアウトが多く、2戦目はウィングからトレーラーゾーンからミドルレーンへのドライブから、ゴール付近への合わせが多い印象でした。

第1戦第3Q残り2:02
41-min
広瀬選手がベースラインドライブ→グイン選手が左ウイングへスペースを開けながら移動

00
広瀬選手からグイン選手へキックアウト

15-min
グイン選手がワイドオープンショット

次は第2戦の例をご紹介します。

第2戦第1Q残り5:05

24-min
フロントコート陣がフリースローラインよりも高い位置にいることで空いたペイントエリアへ広瀬選手がミドルレーンドライブ

46-min
基本的には3ptラインで待つことが多かったアキ選手がペイント付近へ合わせ(ワイドオープン)→パスの選択肢を残しつつバッツ選手へ体を預けながらバスケットカウントワンスロー

ディフェンス:
第1戦の特に第3Qでは、 オフボールスクリーンや、オフボールマン4人の動きに翻弄されてイージーな得点を許してしまうシーンが目立ちました。

第1戦のディフェンスを2ポゼッションご紹介します。
■第1戦3Q残り3:51
32-min
金丸選手のディフェンス(清水選手)に長谷川選手がスクリーン

02-min
金丸選手がスクリーンを使う様子がなかったため長谷川選手がスペースを空ける→清水選手は上手くスイッチして長谷川選手をチェイス

00-min
ベンドラメ選手がダブルチームに行く素振りを見せたところで金丸選手が外へ開く→エドワーズ選手がフリーの金丸選手へパス

14-min
金丸選手がワイドオープン3pt

■第1戦3Q残り2:32
43-min
金丸選手が桜木選手のマークマン(グイン選手)へスクリーン→スクリーンにかかってしまったため広瀬選手が桜木選手へスイッチ

04-min
グイン選手はスクリーンにかかってしまったことを自覚し急いでもとのマークマンへ戻ろうとする→広瀬選手とグイン選手が桜木選手をマークしている状態になる→すかさず金丸選手が左ウイングへカッティング

24-min
広瀬選手がサイドスイッチしてコンテストに行くも、金丸選手ワイドオープン3pt

しかしながら第2戦ではスイッチングがしっかり修正されていて確実にコンテスト出来ていました。

■第2戦第1Q残り6:00

18-min
長谷川選手が、サクレ選手へスクリーン

43-min
バッツ選手はスクリーンを使いながら広瀬選手へスクリーン→広瀬選手がスクリーンにかかり動いた比江島選手をアキ選手が確認

06-min
比江島選手が金丸選手へスクリーン。逆サイドではペイントのスペースが空いたためローポスト1on1

18-min
アキ選手と広瀬選手がアイコンタクトで流れるようにスイッチ(アキ選手は比江島選手へ、広瀬選手は金丸選手へマークマンをチェンジ)→バッツ選手は桜木選手へリターンし、もう一度パスを出すも高さが合わずターンオーバー

■第1Q 残り1:05
03-min
金丸選手に逆サイドで3ptを打たせる「Floppy」というセット。金丸選手が逆サイドへ走り出す

36-min
長谷川選手とバッツ選手がスタッガースクリーンをかける。

50-min
アキ選手とベンドラメ選手が流れるようにスイッチ(マークマンを入れ替える)

08-min
更に比江島選手が長谷川選手へダウンスクリーン(バックドア系のセット?)

21-min
アキ選手が比江島選手のスクリーンにかかったことを確認して広瀬選手がディナイ気味にスイッチ。→出しどころが無くなった桜木選手はバッツ選手とパス交換をするもターンオーバー

更に第2戦では強力なインサイドに対する強力なディナイディフェンスが効果を発揮しており、キーマンである桜木選手に思うように仕事をさせずターンオーバーを誘発していました。
第3Q残り6:20頃のアイラ選手VS桜木選手のディフェンスはNBAでも中々見られないほどの激しい戦いでした。

対三河戦は「修正」が功を奏した2連戦で、その細かい修正がしっかりとチーム内で共有出来ていたことを目に見えて感じた2戦目の勝利でした。
次節は、サンロッカーズと似たスタイルの秋田ノーザンハピネッツとのAWEY戦になります。ディフェンスチーム同士の守り合いになると思われますが、粘り負けずに勝利してほしいと思います!

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