Bリーグ開幕からおよそ三分の二が終了しました。ポストシーズンまでラストスパート!ということで、スタッツランキングPart2です。
今回は、自前で集計しているチームスタッツのランキングを基本スタッツとアドバンスドスタッツ を交えて簡単な説明と共にご紹介したいと思います。
応援しているチームの状況はリーグでどのくらいのポジションなのか、見てみるのも面白いと思います。
※アドバンススタッツの計算式は BasketBallReference 参照

ディフェンシブスタッツ編
平均失点(pts)
1試合における平均失点
1位栃木 66.94 →69.62(前回1位)
2位秋田 72.06 →73.82(前回4位)
3位渋谷 71.84 →73.87(前回3位)
4位千葉 73.47 →73.93(前回7位)
5位三河 72.33 →74.51(前回6位)
6位京都 74.59 →74.58(前回11位)
7位名古屋 72.22 →75.00(前回5位)
8位川崎 73.21 →75.03(前回7位)
9位東京 71.71 →75.95(前回2位)
10位大阪 74.06 →75.95(前回9位)
11位三遠 75.32 →76.17(前回11位)
12位琉球 74.56 →77.36(前回10位)
13位滋賀 76.11 →78.44(前回13位)
14位北海道 77.47 →78.54(前回14位)
15位横浜 79.42 →79.02(前回16位)
16位新潟 77.89 →80.29(前回15位)
17位仙台 79.89 →81.36(前回17位)
18位富山 81.89 →84.05(前回18位)
平均 76.53
平均スティール数(本)
1試合平均スティール数
平均 6.500
DR(ディフェンスリバウンド)獲得率
全ディフェンスリバウンドシチュエーションにおけるリバウンド獲得割合。フリースローのシチュエーションがあるため、対戦相手のシュート本数ではなく、対戦相手のオフェンスリバウンド本数と味方のオフェンスリバウンド本数より算出
DeffensiveRating
100ポゼッション当たりの失点数 。簡単に言ってしまうと、100回攻撃されたら何点失うかを表します。
1ポゼッションは、味方のオフェンスが終了し、対戦相手ボールになってからのディフェンスのことを意味し、オフェンスリバウンドを獲得された場合も追加の1ポゼッションとして換算します。オフェンスはターンオーバーで終わる場こともあるため、ターンオーバーを誘発させ、シュート確率を落としているチームは数値が低くなる傾向があります。
100ポゼッションを基準にすることにより、平均失点数よりも実際のディフェンス力を反映した数値と言えます。
対戦相手のeFG%
対戦相手の平均実質シュート成功数
efg%についてはオフェンス編を参照
オリジナル数値。対戦相手のシュートの成功率を落としているチーム
平均 49.2623%
まとめ
ディフェンシブスタッツを眺めてわかることは、
・平均失点は、DRtgと相関しない(平均得点とORtgは相関)
・三河 川崎はチーム順位と比べるとディフェンススタッツが良くない
・琉球と秋田はディフェンススタッツはトップクラスである
・DRtg上位チームの中でも、渋谷千葉栃木はディナイ→スティールが多く、琉球秋田はシュートチェックが厳しい
等があります。
NBAの指標を参考にすると、チャンピオンチームはDRtgが上位5位以内に必ず入っているという統計がでていますので、現在プレイオフ圏内のチームでは栃木、千葉、東京が候補に挙げれれるでしょう。
しかしながら、プレイオフを全組み合わせで7戦4勝形式で戦うNBAと、3戦2勝、決勝に至っては一発勝負のBリーグではその統計がそのまま当てはまるとは言い切れません。現在はオフェンス数値の方がチーム順位を反映しています。 次回は分類がむずかしいスタッツをその他編としてご紹介したいと思います