Bリーグ5シーズン目の開幕を間近に控え、世界一濃厚なチームレビューを目指して
スタッツ&アドバンスドスタッツを元に新チームを分析してみたいと思います!
今回は、天皇杯優勝を果たしたサプライズチームサンロッカーズ渋谷です
※スタッツの計算式は BasketBallReference 参照
【所属選手 & 19-20シーズンスタッツ】
※eFG%・・・3ptMadeを1.5倍の価値置き直して計算した、実質シュート決定率
※TS%・・・フリースローも加味した実質シュート決定率。選手が1点取る確率
※得点期待値・・・その選手でオフェンスが終了した(TOV/FT含む)際に獲得できる得点
※USG%・・・その選手で攻撃が終わった割合(数値が高い=エースの選手)
※マカドゥ選手のスタッツはトルコリーグおよびセルビアリーグ から取得。
3P% | 2P% | FT% | eFG% | TS% | 得点期待値 | USG% | |
関野剛平 | 35.9% | 42.9% | 72.7% | 50.60% | 52.37% | 0.980 | 5.20% |
ベンドラメ礼生 | 32.6% | 41.4% | 66.7% | 44.46% | 46.72% | 0.791 | 14.91% |
チャールズ・ジャクソン | 64.2% | 57.9% | 64.22% | 64.46% | 1.105 | 11.99% | |
ジェームズ・マイケル・マカドゥ | 0% | 70% | 54% | 68.75% | 67.81% | 1.356 | |
渡辺竜之佑 | 24% | 57.5% | 43.3% | 52.04% | 51.71% | 0.814 | 3.91% |
野口大介 | 25% | 50.9% | 69% | 43.50% | 46.77% | 0.805 | 4.37% |
広瀬健太 | 34.1% | 27.8% | 52.9% | 40.63% | 42.30% | 0.736 | 2.78% |
石井講祐 | 46.3% | 46.7% | 85% | 62.14% | 64.18% | 1.099 | 4.82% |
山内盛久 | 40.8% | 40% | 68.8% | 47.91% | 49.98% | 0.865 | 6.57% |
ライアン・ケリー | 36.9% | 52.8% | 82.3% | 53.93% | 58.33% | 1.090 | 16.54% |
盛實海翔 | 33.3% | 38.9% | 53.8% | 45.70% | 47.40% | 0.771 | 3.56% |
田渡修人 | 36.1% | 42.6% | 76.9% | 49.07% | 51.00% | 0.867 | 3.71% |
平均 | 31.36% | 47.98% | 65.28% | 51.91% | 53.59% | 0.9400 | |
合計 | 78.36% |
・3pt%が極端に低く見えますが、0%選手を計算外とすると34%まで上昇します。
・USG78%は全員で攻撃を終わらせている証明になっています。
【超個人的注目選手】
石井講祐
PER 日本人3位の超効率プレイヤー。得点期待値もチームでは3番手(日本人トップ)
3pt46%(!!) eFG62%(!!!)を記録。アベレージ1.8AST , 1.2STLと他のスタッツも優秀。
シーズン60試合躍動する姿を見たい選手です。
野口大介
今季はSF起用も見えてくるベテランビッグマン。
特にディフェンス能力が高く、外国籍ビッグマンを1人で守る事ができる貴重な選手。
ベテランらしくファールの使い方も上手いです。
セットとして作られた3ptの決定率が高く、SF起用にも期待がかかります
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
あのスーパーチームにドラフトから3季所属した(GSWでは)ロールプレイヤーです。 ルーキーイヤーは、ハイペースなオフェンスに苦戦した印象ですが,16-17季には51試合出場スターターも2回務めています。 昨季は欧州各リーグでeFG68% 得点期待値1.35というモンスタースタッツを残しています。
プレイスタイルは4OUTの状態からピック&ロールのスクリナーとなる事が多く、(3ptがほぼ無いので、敢えてロールと表記)広いペイントを使います。
スクリーンの立て方やロールのタイミングが上手く、2on1を作れるため高確率に決められています。そういった意味ではケリー選手との愛称は抜群でしょう。
GSWに所属した選手らしくトランジションも得意としています。
【新加入チームスタッフ】
・大江田 孝幸 GM
東GMが三遠ネオフェニックスのGM就任の関係で、GM復帰。
マカドゥ選手獲得に関与しているかは不明ですが、
元NBAのサクレ選手、ケリー選手を獲得した手腕を存分に発揮してもらえる事でしょう。
・櫻井 真哉 アスレティックトレーナー
同じくハードなDFが特徴の秋田ノーザンハピネッツから契約締結。
怪我や疲労回復が急務となるチーム戦略だけに、
秋田からの加入は大きな意味を持っていると感じます。
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