今回もBリーグ公式から発表されているスタッツやアドバンスドスタッツを元に、ハッスルプレイやオフボールの動きなど数字に表れないものは考えず、数字のみでチームを分析していきたいと思います。
※各スタッツの計算式は BasketBallReference 参照
第6回は、沖縄県沖縄市をホームタウンとする、西地区所属琉球ゴールデンキングス
現在のロスター
# 年齢 pos 身長
5 アンソニー・マクヘンリー 33 F 202
6 金城茂之 31 G 183
8 大宮宏正 32 F 197
10 波多野和也 34 F 192
13 津山尚大 20 G 180
14 岸本隆一 26 G 176
16 渡辺竜之佑 22 G 187
24 田代直希 23 F 190
31 喜多川修平 31 G/F 185
32 山内盛久 26 G 173
34 ラモント・ハミルトン 32 F/C 208
40 新城真司 24 F 184
今年からの新規加入はラモント・ハミルトン、田代直希、波多野和也の3選手 【上位スタッツ】
ORtg(100ポゼッション当たりの失点):83.24pts 西地区5位 B1全体13位 B1平均:89.07pts
eFG%(3Pの価値を高めFG%へ反映させた、実質シュート決定率):45.44% 西地区6位 B1全体16位 B1平均:48.89%
TS%(フリースローを含めた、チームの得点機会に対する得点率):49.51% 西地区5位 B1全体15位 B1平均:52.25%
【スタッツで観る注目選手】
喜多川修平
第七節終了時点での琉球は、圧倒的ディフェンシブチームです。PACEが少ないことで失点を抑えるタイプのチーム(三河など)とは違い、ポゼッションごとの失点自体が非常に少ないチームと言えます。
オフェンス面では堅守速攻を基本戦略としており、マイボールからシュートまでのスピードが速く、ファーストブレイク、セカンダリーブレイクが決まらなかったとしても決して足が止まりません。
裏を狙ったカッティングプレーや、オフボールスクリーンを多用し積極的にバスケットへアタックしていきます。全員のカッティングプレーをディフェンスが追いかけて出来たスペースを狙いボールマンがペネトレイト→ペイントエリアでのシュートor合わせのプレーが鉄板の流れとなります。
ディフェンス戦略としては、マンツーマンディフェンスからスクリーンプレーに対しては徹底したファイトオーバーからチェイスして行き体ごとぶつかるようなシュートチェックでタフショットを強いています。ビッグマンに対してはドリブルのタイミングでダブルチームに行き、パスカットを狙っていきます。
チームの弱点はTOの多さとeFG(実質シュート決定率)の低さで、TOも早い流れに逆に流された形でのパスミス、ボールが手に付かずルーズにしてしまう局面が多く、シュートについても焦った形でのイージーなシュートミスが目立ちます。もしもTOが一試合平均2本減り、決定率がB1平均まで底上げされればより存在感を示すことができるでしょう。
琉球のバスケットはスピーディーで観ていてとても面白く、人気実力共にとても可能性を秘めたチームだと思います。
平均身長は
188.1cm。 モー・チャーロ選手を怪我による契約解除によりロスターは12人になったが、元NBA選手レイショーン・テリー選手が11/7付で加入。今年からの新規加入はラモント・ハミルトン、田代直希、波多野和也の3選手 【上位スタッツ】
フリースロー決定率:79.85% 西地区1位 B1全体2位 B1平均72.58%
対戦相手の平均eFG%(対戦相手の実質FG%平均) :46.79% 西地区1位 B1全体3位 B1平均:49.08%
1試合平均フリースロー試投数:15.43本 西地区3位 B1全体8位 B1平均15.46本
DRtg(100ポゼッション当たりの失点):84.62pts 西地区1位 B1全体1位 B1平均:89.3pts
PACE(1試合平均のマイボール~シュートまでの攻撃回数):75.49回 西地区1位 B1全体2位 B1平均:72.1回
平均観客動員数 :3358人 西地区1位 B1全体6位 B1平均:2849人
【下位スタッツ】
1試合平均得点:70.93pts 西地区4位 B1全体13位 B1平均74.25pts
3Pt決定率:30.7% 西地区6位 B1全体16位 B1平均33.3%
1試合平均TO数:13.57本 西地区5位 B1全体14位 B1平均:12.33本
OR獲得率(全オフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合) :24.52% 西地区6位 B1全体16位 B1平均29.48%
DR獲得率(全ディフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合):67.47% 西地区5位 B1全体16位 B1平均70.0%対戦相手の平均eFG%(対戦相手の実質FG%平均) :46.79% 西地区1位 B1全体3位 B1平均:49.08%
1試合平均フリースロー試投数:15.43本 西地区3位 B1全体8位 B1平均15.46本
DRtg(100ポゼッション当たりの失点):84.62pts 西地区1位 B1全体1位 B1平均:89.3pts
PACE(1試合平均のマイボール~シュートまでの攻撃回数):75.49回 西地区1位 B1全体2位 B1平均:72.1回
平均観客動員数 :3358人 西地区1位 B1全体6位 B1平均:2849人
【下位スタッツ】
1試合平均得点:70.93pts 西地区4位 B1全体13位 B1平均74.25pts
3Pt決定率:30.7% 西地区6位 B1全体16位 B1平均33.3%
1試合平均TO数:13.57本 西地区5位 B1全体14位 B1平均:12.33本
OR獲得率(全オフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合) :24.52% 西地区6位 B1全体16位 B1平均29.48%
ORtg(100ポゼッション当たりの失点):83.24pts 西地区5位 B1全体13位 B1平均:89.07pts
eFG%(3Pの価値を高めFG%へ反映させた、実質シュート決定率):45.44% 西地区6位 B1全体16位 B1平均:48.89%
TS%(フリースローを含めた、チームの得点機会に対する得点率):49.51% 西地区5位 B1全体15位 B1平均:52.25%
【スタッツで観る注目選手】
喜多川修平
ポイントガードポジション。平均得点は14ptsとチーム最多、3Pt38% FT93% 2ptの41%が惜しいですがeFG48% TS55%と安定した数値を残しています。
センターポジション。平均得点は12ptsとチームNo2。チーム唯一のeFG50%越えの選手です。センターポジションでありながら、アシストはチーム最多の3.6本。ディフェンス面でも影響力が絶大で、ハミルトン選手がオンコートの時間帯に最もDRtgが下がっています。
【スタッツで観るチームの特徴】第七節終了時点での琉球は、圧倒的ディフェンシブチームです。PACEが少ないことで失点を抑えるタイプのチーム(三河など)とは違い、ポゼッションごとの失点自体が非常に少ないチームと言えます。
オフェンス面では堅守速攻を基本戦略としており、マイボールからシュートまでのスピードが速く、ファーストブレイク、セカンダリーブレイクが決まらなかったとしても決して足が止まりません。
裏を狙ったカッティングプレーや、オフボールスクリーンを多用し積極的にバスケットへアタックしていきます。全員のカッティングプレーをディフェンスが追いかけて出来たスペースを狙いボールマンがペネトレイト→ペイントエリアでのシュートor合わせのプレーが鉄板の流れとなります。
ディフェンス戦略としては、マンツーマンディフェンスからスクリーンプレーに対しては徹底したファイトオーバーからチェイスして行き体ごとぶつかるようなシュートチェックでタフショットを強いています。ビッグマンに対してはドリブルのタイミングでダブルチームに行き、パスカットを狙っていきます。
チームの弱点はTOの多さとeFG(実質シュート決定率)の低さで、TOも早い流れに逆に流された形でのパスミス、ボールが手に付かずルーズにしてしまう局面が多く、シュートについても焦った形でのイージーなシュートミスが目立ちます。もしもTOが一試合平均2本減り、決定率がB1平均まで底上げされればより存在感を示すことができるでしょう。
琉球のバスケットはスピーディーで観ていてとても面白く、人気実力共にとても可能性を秘めたチームだと思います。
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