今回もBリーグ公式から発表されているスタッツやアドバンスドスタッツを元に、ハッスルプレイやオフボールの動きなど数字に表れないものは考えず、数字のみでチームを分析していきたいと思います。
※各スタッツの計算式は
BasketBallReference 参照


第9回は、新潟県長岡市をホームタウンとする、中地区所属新潟アルビレックスBB
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ホームアリーナはアオーレ長岡 公式サイトはこちら

現在のロスター 
# 年齢 pos   身長 
0 遥天翼 28 F 194
3 畠山俊樹 25 G 170
5 佐藤優樹 29 G/F 182
7 五十嵐圭 36 G 180
8 八幡圭祐 25 G 182
13 クリント・チャップマン 27 F/C 208
16 本間遼太郎 24 G 173
23 佐藤公威 32 G 187
32 池田雄一 33 F 191
44 スティーブン・バン・トリース 26 F/C 206
54 ダバンテ・ガードナー 25 F/C 203

平均身長は188.7cm。今季新加入は、遥天翼選手、畠山俊樹選手、クリント・チャップマン、スティーブン・バン・トリース、ダバンテ・ガードナーの5選手。五十嵐圭選手が怪我で一時離脱が発表されておりロスターは実質10人となっています。
 
【上位スタッツ】
1試合平均得点:78.79pts 中地区2位 B1全体5位 B1平均74.25pts 
1試合平均FT試投数  18.21本 中地区1位 B1全体3位 B1平均:15.46本
1試合平均スティール数:8.14本 
 中地区1位 B1全体1位 B1平均:6.64本
1試合平均TO数:8.78
 本  中地区1位 B1全体1位 B1平均:12.33本
DR獲得率(全ディフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合):70.31% 中地区4位 B1全体6位 B1平均70.0%
ORtg(100ポゼッション当たりの失点):94.38pts 中地区2位  B1全体2位 B1平均:89.07pts NetRtg (Ortg-Drtgの差分):4.25 中地区1位 B1全体5位 B1平均:-0.3
TORtg(100ポゼッション当たりのターンオーバー数):10.25回 中地区1位 B1全体1位 B1平均:14.81回
平均観客動員数 :3842人 中地区1位 B1全体2位 B1平均:2849人
PACE(オフェンス回数):74.05回 中地区3位 B1全体4位 B1平均:72.1

【下位スタッツ】
1試合平均失点:76.85pts 中地区4位 B1全体15位 B1平均74.20pts 
1試合平均3PT成功数 6.5本 中地区4位 B1全体14位 B1平均:7.16本
対戦相手のeFG%(対戦相手の平均eFG%)  49.24% 中地区3位 B1全体12位 B1平均:49.08%
1試合平均アシスト数
11.28本 中地区6位 B1全体13位 B1平均:12.63本
OR獲得率(全オフェンスリバウンドシチュエーションにおいての獲得割合) 24.48% 中地区5位 B1全体18位 B1平均29.48%
DRtg(100ポゼッション当たりの失点):90.13 中地区4位 B1全体13位   B1平均:89.3
AS%(チームのシュート成功数に対する、アシストの割合):30.7% 中地区6位 B1全体16位  B1平均:36.5% 
【スタッツで観る注目選手】 
五十嵐圭
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ポイントガードポジション。基本スタッツ 10.5pts(3pt39%),4.2reb,3.2astも素晴らしい数字ながら、TS55%はチームNo2。特にTS値の底上げに貢献しているのがファールオンの上手さで、平均6本のフリースローを獲得しています。

ダバンテ・ガードナー
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センターポジション。得点はリーグ2位の20.4pts。TS換算は64%と非常に高効率な選手と言えます。さらにその効率性を確固たるものにしているのが6.2回のファウルオンと約8本のフリースローで、ペイントエリアにおいて無類の強さを誇ります。
 
【スタッツで観るチームの特徴
現時点での新潟は、あらゆるポジションから果敢にゴールへアタックする超攻撃的なチームであると言えます。
そのオフェンススタイルを一言で表すとアイソレーション。同じく1on1を主体とするアルバルクとは明らかにスタイルが違うオフェンスを展開しています。新潟によくみられるハーフコートオフェンスを2つ、11/6の対三遠戦3Qからご紹介します。
まずは、3Qは最初のプレイ。
佐藤優樹選手からトップの池田選手へパス→ウイングの佐藤公威選手へパス。→佐藤優樹選手はヘルプサイドからガードナー選手のスクリーンを使ってボールサイドのローポストへ行きポストアップ→佐藤選手はすぐに引き返しガードナー選手と池田選手のダブルスクリーンを使いトップへ走る→その背中を追いかけるように佐藤公威選手がペネトレイトからレイアップor空中で体を反転しトップの選手へスローインパス→3Pシュート。
2つ目は同じく3Q残り5分でのプレイ。
右コーナーから佐藤
優樹選手が左ウイングへ行きボールを受ける→その動きを見て、左エルボーの佐藤公威選手が右ローポストのガードナー選手へスクリーン→ガードナー選手がスクリーンを使い左サイドローポストへフラッシュ。→佐藤優樹選手はそのままゴールへカット。→そのほかの選手は3pラインを少しずつ左サイドへ移動。→その隙をついてガードナー選手のインサイド1on1
どちらのプレイも極端に行ってしまえば、対象選手の1on1をリターンパスを待ち構えながら遠くから見守っているプレイになります(アイソレーションのお手本)。ですので、必然的にアシストは下がり、ファウルオンは増えFTチャンスも増加します。
新潟の数値上の弱点と言えるディフェンスですが、ペイントエリアのディフェンスが泣き所と言わざるを得ません。ローポストからインサイドプレーヤーがペイントに侵入した場合でも、エルボー付近の若干中途半端な位置で選手が見てしまっている(足が止まっている)シーンを特に後半に見受けられます。
リーグトップクラスのスピードとオフェンスを併せ持ち相手のペイントを切り裂くスタイルは観客を沸かせ、フリースローをしっかりもらうクレバーさも持ち合わせているため、対戦チームにとっては非常にプレッシャーのかかるチームと言えるでしょう。仮にディフェンスが修正されなかったとしても、十分にプレイオフを狙えるチームであることは間違いありません。

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