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【数字で見るBリーグ】18−19前半戦終了!京都ハンナリーズを分析してみた

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18-19シーズンも前半戦が終了しました。

各チーム、前半戦をどの様に戦ったのか?
毎年恒例のスタッツ分析を行って見たいと思います。

今回は
京都ハンナリーズをPickUpしてご紹介します。

【チームスタッツ】

※スタッツは執筆時点のものとなります
※Opp = 相手チーム 
リーグ順位数値
3FG%12位31.45%
FT%3位76.26%
2FG%4位53.48%
PitP%9位53.45%
OppPitP%5位56.06%
SCP%16位12.56%
OppSCP%7位17.22%
FBP%17位11.04%
OppFBP%7位14.80%
2pt割合16位55.64%
Opp2pt割合3位64.63%
3pt割合3位33.46%
Opp3pt割合13位27.40%
FT獲得率9位26.43%
OppFT獲得率17位20.01%
eFG%8位51.08%
OppeFG%5位51.27%
失点2位84.38
OR%18位20.27%
OppOR%1位32.56%
DR%18位67.44%
OppDR%1位79.73%
OFFRTG10位103.7
DFFRTG4位109.32
NETRtg12位-5.62
TORtg11位14.93
TS%7位54.78%
OppTS%7位53.58%
pace10位72.66
AST%9位68.03%
OppAST%12位66.83%
HOMEeFG%3位54.90%
HOMETS%2位58.71%
AWAYeFG13位47.97%
AWAYTS%12位51.59%
TOV%11位14.93%
OppTOV%14位14.58%
POSESSION8位73.36
攻撃成功回数16位80.46
Opp攻撃成功回数2位85.43

【個人スタッツ】

PIEPER
デイヴィッド・サイモン32.20%26.3479 
ジュリアン・マブンガ24.50%22.7657 
晴山 ケビン9.50%10.7676 
伊藤 達哉11.40%12.5796 
岡田 優介4.40%6.9214 
片岡 大晴5.60%11.1811 
シャキール・モリス4.70%21.8239 
綿貫 瞬4.50%13.5650 
内海 慎吾1.10%3.6787 
岸田 篤生0.10%1.2838 
近 忍-0.10%0.0757 
頓宮 裕人-0.50%-3.5735

【数字で見る注目選手】

シャキール・モリス 選手

途中合流のため試合数の分母が少ないですが
PER(出場1分毎の効率性)はマブンガ選手に迫る21。
eFG56.0%と得点力も高い選手ですが、何と言ってもRebアベレージ9.3が素晴らしく
PTに劣るサイモン選手よりも高い平均値です。
京都の弱点をしっかりと補っています。

 

【スタッツ分析】

■3ptチームだからこそ生きる2pt!

京都は現在リーグ第3位の3ptチームです。オフェンスの実に33%が3ptで終わっています。サイモン選手以外の4人が常に外が打てる選手で構成されます。

しかし、現状はペイント得点割合がリーグ9位、本数の関係もありますが2ptの成功率がリーグ4位と2ptで得点を稼いでいます。

これはDFをストレッチせざるを得ない所でサイモン選手とのホットラインが生きている事も大きく関係します。

 

ホームで圧倒的な決定率!

H/A差分7%とここまで決定率の差分があるチームは京都だけです。
ホーム勝利は8試合と勝ち数に対して大きく占めている訳ではありませんが、
東京、琉球などトップを走るチームへの勝利はホームで上げています。

 

■勝敗傾向

京都の勝利へのキーワードはアシスト割合です。FG決定に対するアシストの割合が相手より上回っている場合、3回しか負けておらず、逆に上回ったにも関わらず負けてしまった試合数は2試合しかありません。

つまり相手より如何にボールムーブさせるか、3ptチームならではの相関となりました。

【戦術分析】

京都のオフェンスは大別すると伊藤選手のPnR,マブンガ選手のアイソレーション,シューター用セットに分けられます。

3ptチームらしく、シューターセットを中心にご紹介します

 

◾️Swing!Swing!作り込まれたシューターセット!

 

 

■ハンナリーズ名物、岡田選手用セット

■番外編   モーセ

 

これ以外にも良いセットは多くありますので、手前味噌ですがこちらのツイッターリンクをご覧下さい

【まとめ】

2期連続のポストシーズン進出を狙う京都ハンナリーズ。

絶対正義ジュリアンマブンガ選手を中心に若手選手が躍動し、セカンドユニットからベテランが締める理想的なロスター構成です。

当面の課題は、リーグ最下位のリバウンド獲得率です。オフェンスリバウンドを重視するかは意見が分かれるところですが、DRはダイレクトに勝敗に結びつきます。

直近の天皇杯栃木戦においても、ギブス選手1人に8本ものオフェンスリバウンドを取られてしまっていました。

京都は決してハイペースなチームではなく(リーグ10位)ポゼッションの比重が高いため、攻撃回数の差は致命傷になりかねません。

3番選手の身長がどうしても不足しており、ビッグマンへローテーションしてしまうとリバウンドがかなり苦しくなってしまいます。

ボールスクリーンに対してはwallやDropで対応するなど、ビッグマンがヘルプに入るシチュエーションを減らすなどディフェンス方針の修正が必要でしょう。

後半戦の山場は、6戦を残す名古屋との対戦になりそうです

チーム分析
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