Bリーグ2シーズン目の開幕を間近に控え、世界一早いBリーグチームレビューを目指して
スタッツ&アドバンスドスタッツを元に新チームを分析してみたいと思います!
今回は、昨シーズンのセミファイナリストチーム
※スタッツの計算式は BasketBallReference 参照
【全選手アベレージスタッツ】
所属する全選手の基本スタッツとアドバンスドスタッツをエクセルリンクとして一覧表示します。(非常に見辛いのでスマートフォンの方は横画面推奨です)
※eFG% 実質フィールドゴール%と呼ばれるアドバンスドスタッツ。3ptMadeを1.5本の成功として計算するスタッツ
※TS% フリースローの決定率も考慮した、1本のシュート当たり1点以上を獲得する確率
※PER 出場1分当たりの効率性指標。非常に難解な計算式であるためPER記事を参照ください
アルバルク東京在籍選手アベレージスタッツ(エクセルリンク)
チーム平均
3pt平均 30.25%
2pt平均 40.86%
FT平均 68.09%
eFG平均 43.90%
TS平均 46.84%
PER平均 15.18
【昨シーズンチームスタッツ】
PTS 81.4(リーグ4位)
3FGM 7.93(リーグ4位)
3FGA 22.53
3FG% 35.21%(リーグ5位)
2FGM 21.93(リーグ7位)
2FGA 44.38
2FG% 49.42%(リーグ5位)
FTM 13.73
FTA 18.03(リーグ3位)
FT% 76.16%(リーグ4位)
OR 10.81
DR 27.56
TR 38.38(リーグ10位)
TO 8.75(リーグ1位)
AS 13.05(リーグ9位)
ST 6.55(リーグ9位)
EFF 92(リーグ5位)
FT獲得率 26.95%(リーグ4位)
eFG% 34.69%(リーグ5位)
OppeFG% 47.95%(リーグ3位)
OR% 27.82%(リーグ12位)
DR% 70.11%(リーグ8位)
ORtg 97.82(リーグ3位)
DRtg 87.26(リーグ2位)
TORtg 10.48(リーグ1位)
TS% 54.51%(リーグ4位)
PACE 72.60(リーグ12位)
AST% 34.69%(リーグ15位)
TOV% 10.48%(リーグ1位)
OppTOV% 15.10%(リーグ18位)
POSESSION 83.42(リーグ13位)
【超個人的注目選手】 ザックバランスキー
アルバルクの日本人選手のなかで最もオフェンス効率が良く(ORtg99.4)3ptシュート決定率3割5分、2pt5割をマーク。
スモールラインナップのときは4番ポジション、0n2の時間帯では3番ポジションと戦術に併せて柔軟にプレイ可能な点も大きな魅力。DF能力も高く日本国籍選手最高値のDRtg99と攻守両面で高い安定性を誇っています。
ざっくばらん好き の愛称?でSNSを賑わせ、伊藤元HCからは最も伸びた選手との太鼓判を押された飛躍が期待される若手選手です。
【超個人的総評】
ルカ・パビチェビッチ元代表HCの着任 外国籍選手の全入れ替え ガード陣の補強と大きな動きがあったアルバルク東京。
特にドライブからの得点力が高い安藤(AVG10pts)・小島(AVG8.1pts)両選手の加入は、ルカHCが得意とするオンボールスクリーン主体の戦術でシーズンに臨むことを表していると言えるでしょう。
新加入の外国籍選手は、カンザス大学時代に平均10rebを記録したルーキーランデンルーカス選手。
レブロンジェームスと共にプレーオフに進出した、元キャブスのジャワッドウィリアムス選手。
3割以上の確率を誇る3ptシュートを得意とするベテランで、ピック&ポップ→ロング3ptが非常に強力です。
こちらも元キャブスのアレックスカーク選手。その体格からパワー型のオーソドックスセンターかと思いきや…
セミフック、フェイドアウェイを巧みに操り、さらには3ptを得意とするヨーロピアンセンターです。
SLUMDUNKのようなエピソードで入団した大学生Bリーガー馬場雄大選手にも注目です。
スタッツ的にはBリーグ初参戦の外国籍選手が多いため、ここでは敢えて未知数と言います。
しかしながら、ボールスクリーンドライブと3ptを中心としたルカHCのバスケットを体現してくれることでしょう。
余談ですが偶然にも代表ウルグアイ戦でVIP席と近かったのですが、パビチェビッチHCと伊藤元HCが隣で話し込んでいるシーンを何度も見かけました。
コミュニケーションは今でも密に取っている模様です。
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