今や認知度が上がってきた、勝利に大きく関係するといわれる4つのスタッツ(4Factors)ですが、チームごとにFactorsは変わるかもしれません。
応援しているチームの勝利条件は何なのか、真の4Factorsを探す新企画。
今回は富山グラウジーズを検証します
【4Factorsとは?】
NBAで初めて統計学者として雇われた、スタッツの父ディーンオリバー氏が提唱した、勝利に相関するオフェンススタッツ指標です。
具体的には、
・eFG%(3ptに付加価値を設けた、実質シュート決定率)
・TOV%(ターンオーバーで終わってしまったオフェンスの割合)
・OR%(味方のフリースローミスを含む、オフェンスリバウンド獲得率)
・FTR(フリースローを得た割合)
の4スタッツで、先述のオリバー氏によると、
eFG%が相手より高い場合:10Pts
TOV%が相手より低い場合:5~6Pts
OR%が相手より高い場合:4~5pts
FTRが相手より高い場合:2~3pts
となり、シュートが決まらなくともTOVとORで勝利が可能という事も表した指標です。
この企画では、私が計測している約60個のスタッツから、勝利ゲームにおいてどのスタッツが上回っている頻度が高いかを数値化し、さらにその中から敗戦においても相関するものを除いたもの
(例:勝利ゲームでも敗戦でもefG% が高い場合はefG% を除く)
を各チームの勝利に関係する新たな4Factorを探してみたいと思います.
(続きます)
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