■まとめ
まさかの両チーム同値という結果になりました。
分母は120試合と少ないですが、この結果は充分に受け止められるのではないでしょうか?
因みにこの結果をもとに、POSがリーグ1多い名古屋と、リーグで最も少ない琉球の数値が変化するか見てみます。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
0.44計算: 75.54回
0.416計算:75.14回
琉球ゴールデンキングス
0.44計算: 69.34回
0.416計算:69.04回
・・・0.4回平均くらい変わりました。
60試合平均でみると大きな差はありませんが、
試合単体で見ると0.44計算と比べて有意差が3回ほど見られるため1試合ごとの比較を行う場合、より正確な値に近づいています。
ですので今回の結果を以て、BリーグのPos計算は
「FGA + TOV + (0.416×FTA) - OR」
を提唱いたします!
コメント
[…] 【数字で見るBリーグ】魔法の数字0.44を検証してみた。https://bleagueanalytics.net/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%84/posession […]
[…] こんにちは、らんそうるいです。先日、True Shooting %(TS%)の定義式にあるフリースロー試投数(FTA)の係数0.44がNBAの過去のデータに基づくものなので、Bリーグのデータを用いて係数を求めてみました(https://rnsr0371.boy.jp/2021/04/01/true_shooting_percentage_in_bleague/)。その結果、0.49という数字を得ました。また、先行研究では、0.416という数字が計算されています(https://bleagueanalytics.net/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%84/posession)。 […]