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【数字で見るBリーグ】西の王は強かった!琉球ゴールデンキングスを分析してみた

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Bリーグ
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スタッツ比較

第21節終了時点でのスタッツを昨季と比較して分析します。

用語はこちらから

オフェンススタッツ

今季順位今季数値20-21順位20-21順位
3FG%3位37.92%6位35.34%
HOME3FG%2位39.49%
AWAy3FG%5位36.36%
FT%16位72.75%8位74.95%
HOMEFT%16位71.93%5位76.46%
AWAYFT%12位73.23%13位73.49%
2FG%13位51.51%6位53.78%
HOME2FG%9位53.10%
AWAy2FG%17位49.93%
PitP%3位49.14%8位44.84%
SCP%2位17.63%2位17.22%
SCPRtg8位1.145位1.13
FBP%11位14.50%16位9.73%
PfT%4位20.60%9位17.02%
PfTRtg3位1.276位1.18
2ptA%2位61.15%13位56.02%
3ptA%21位29.08%7位33.12%
2pt割合4位56.21%12位53.33%
ペリメタ割合18位7.08%13位8.49%
3pt割合14位29.20%8位30.45%
FT割合15位14.58%14位16.22%
FT獲得率16位24.87%8位28.12%
FTD%16位9.78%8位10.87%
eFG%6位53.19%7位53.55%
TS%8位56.07%8位56.92%
HOMEeFG%3位55.37%8位53.01%
HOMETS%3位58.05%8位56.76%
AWAYeFG13位51.02%5位54.07%
AWAYTS%15位54.09%5位57.08%
ORB%2位35.42%2位35.64%
OR Chances8位37.2711位36.00
OFFRtg5位118.256位116.36
NETRtg1位18.2383位11.781
HOFFRtg4位121.29
AOFFRtg7位115.21
AST%17位52.96%18位50.74%
ASTRtg7位29.3613位27.39
TOV%16位16.04%8位17.21%
LiveTOV%14位9.19%11位9.22%
DeadTOV%18位6.85%5位8.00%
pace14位71.6014位71.57
POSSESSION17位71.1514位71.57
Shot Chances6位86.653位84.00
攻撃成功回数4位75.226位73.36
AST/TOV6位2.2215位1.72
TOM14位1.8419位1.18
VPS4位125.973位123.55
P %4位44.78%4位42.69%
FT Freq14位40.24%13位41.04%
ピタゴラス勝率4位76.60%6位66.77%

ディフェンススタッツ

今季順位今季数値20-21順位20-21順位
Opp2FG%19位49.70%17位49.76%
Opp3FG%20位30.58%5位35.05%
OppPitP%11位44.95%3位46.63%
OppSCP%20位12.62%20位11.49%
OppSCPRtg21位0.962位1.23
OppFBP%22位9.24%17位10.44%
OppPfT%17位15.80%6位18.08%
OppPfTRtg22位0.9816位1.10
Opp2ptA%5位58.43%3位60.29%
Opp3ptA%17位31.24%20位26.47%
Opp2pt割合4位56.08%7位55.25%
Oppペリメタ割合1位11.13%17位8.62%
Opp3pt割合20位27.44%20位24.82%
OppFT割合8位16.48%2位19.95%
OppFT獲得率14位26.59%2位35.53%
OppFTD%14位10.39%2位13.23%
OppeFG%21位48.07%17位50.33%
OppTS%21位51.63%15位54.50%
HOppeFG%%22位46.93%15位51.01%
HOppTS%22位50.69%14位54.65%
AOppeFG%18位49.21%18位49.68%
AOppTS%19位52.57%13位54.35%
OppORB%21位24.95%20位23.80%
DRB%2位75.05%1位76.42%
OppDRB%21位64.58%17位64.86%
DR Chances8位37.4318位35.00
DFFRtg22位100.0119位104.57
HDFFRtg22位96.23
ADFFRtg21位103.79
OppAST%20位50.55%20位48.31%
OppASTRtg21位23.83
OppTOV%5位18.42%7位16.80%
OppLiveTOV%4位10.50%
OppDeadTOV%9位7.92%
Opp Shot Chances18位82.9820位76.00
Opp攻撃成功回数19位69.6519位69.00
OppAST/TOV19位1.4216位1.59
TDM19位1.5119位1.30
OppVPS21位105.8219位106.90
OppP %21位37.09%18位37.54%

スタッツ分析

守備効率(DFFRtg100)を誇るリーグ最硬の守備型チーム。
特にホームでの守備効率は96.5と異次元な守備効率を誇っている。
ショットを落とさせて(OppeFG%21位)、リバウンドを回収する(DR獲得率2位)という守備の基本をリーグ最高水準で実行しています。
オフェンス戦略としては
例年のごとく、高いオフェンスリバウンド獲得率からSCPの割合がリーグトップクラスに高くこの路線は継続されています。
しかしオフェンスのアライメントは真逆と言って良いほど大きく変わっています。
2PT試投割合は13位から2位へ、逆に3pt試投割合は7位から21位へ大きく順位が変動しています。
今季特に向上したスタッツは2つ。
①TOV%(8位→16位):アシストの割合が昨季ほぼ変わっていないにもかかわらずTOVが下がっているということは、オフボールマンのアクション(スクリーンやカッティング)が向上し常にパスコースを作れているということ。そしてピックをかけるタイミングや場所、ピックが始まった瞬間のオフボールマンによるvs Tag(vs Help)アクションが成熟したためであると言えるでしょう。
②FBP%(16位→11位):ペースがゆっくりであるためイメージにないと思われますが、速攻による得点割合がリーグ中位まで向上しています。
ペースがゆっくりに見える理由は、オフェンスリバウンドを多く獲得しているため1回の攻撃時間が長いためだと考えられます。

続いてディフェンス戦略ですが
3ptを打たせずに、中へ誘いこみシャットアウトしています。ペリメタ失点割合も高くミドルも多く打たせています。
これらの戦略は昨季から大きく変化してはいませんが、

今季特に向上したスタッツは
①Opp3Pt%(5位→20位):打たれる本数こそ少ないものの、決めれられていた3ptを今季は打たせず決めさせずと理想的なDFになっています。
その要因は、後述するオフボールスクリーンディフェンスとするところが大きいでしょう。
①OppFTD%(2位→14位):琉球はミドル〜ペイントへ誘い込んでいるにもかかわらず、相手のフリースローポゼッションが低くフリースローも与えていない点だと言えるでしょう。
得点期待値が最も高いFTポゼッションを低く抑えられている点は驚異的な守備効率に大きく寄与しています。
向上している理由としましては、まずポストアップからの1on1で負けているポジションがない。
そしてドライブに対してビッグマンのヘルプタイミングが良い(いい意味で遅くギリギリまで引きつけている)が挙げられるでしょう。

余談ですが沖縄アリーナでの決定率(eFG%)がリーグ3位。
被決定率(OppeFG%)もリーグ2位と絶対的な強さを誇っており琉神の加護を受けているとしか思えません。

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