21−22季スタッツ予測
ロスター選手のスタッツを合算・平均し、昨年のチーム攻撃回数を元に
それぞれのスタッツを予測していきます。
※単純に合算した数値なので、各チームのエース級選手が集まった場合
数値が異次元な高さになってしまいますが、傾向分析としては有用かと思います。
※〇〇A%・・・FT獲得含むシュート試投に対する割合
※〇〇割合・・・シュート決定に対する得点シチュエーションの割合
※OFFRtg・・・攻撃効率性。100回攻撃した場合何点獲得出来るかを表した数値
※AST%・・・FT獲得含むシュート決定に対するアシストの割合
※TOV%・・・攻撃回数に対するターンオーバーの割合
※AST/TOV・・・ターンオーバーに対するアシストの割合
昨季 | 今季予想 | 上昇 | |
3FG% | 33.30% | 29.31% | |
FT% | 74.64% | 70.96% | |
2FG% | 50.33% | 55.16% | ☆ |
2ptA% | 59.14% | 62.34% | ☆ |
3ptA% | 30.14% | 25.92% | |
2pt割合 | 55.40% | 58.76% | ☆ |
3pt割合 | 27.76% | 24.49% | |
FT割合 | 16.84% | 16.75% | |
FT獲得率 | 27.75% | 30.25% | ☆ |
eFG% | 50.45% | 55.20% | ☆ |
TS% | 54.14% | 58.51% | ☆ |
AST% | 57.16% | 41.18% | |
OFFRtg | 102.71 | 115.85 | ☆ |
◼︎エース級選手が集まっているため、AST%が下がっている点は気になります。
◼︎得点王ニックメイヨ選手獲得により、2ptの試投割合が大きく増えているように見えています。
◼︎3pt決定率が下がっているように見えますが、先述の通り試投が1〜2本で0%の2選手を除くと平均35%を超えます。
(試投数も増える可能性が高いです)
◼︎実質シュート決定率も大きく上昇が予想されます。
◼︎FT決定率は下降予想ですが、先述の通り計算すると78%まで上昇します。
まとめ
ターンオーバー解消なるか
昨季の大きな失速要因はターンオーバーです。
(昨季の大阪のように)ロスターを変更するほど(少なくとも)シーズン序盤ではターンオーバーが増える傾向にありますので、その点では若干不安材料です。
しかし個々の能力が高いので、シンプルなセットもしくはトランジションオフェンスでの得点を狙うでしょう。
必要とされるタイムシェア
USGは現状139%と100%を大きく上回っており、プレイタイムは計200分のところを237分平均。1ポジションあたり7分ずつプレイタイムを下げる必要があります。
しかしこれは30分以上出場していたエチェニケ選手やメイヨ選手のプレイタイムを5分以上下げる事が可能であり、良い傾向であると言えるでしょう。
的確な選手補強とHC起用
昨季3ptショットが少なく苦戦した広島は、日本屈指のシューター辻選手獲得。この移籍が注目されがちですが、獲得したバックコート陣は軒並み3pt決定率が高く、意識した補強を行っています。
さらにリバウンド獲得率が上がらず苦戦した点もチャールズジャクソン選手を加入させ強化。エチェニケ選手と似たカテゴリの選手を加入させる事でタイムシェアも可能にしています。
ディフェンス構築で実績のあるミリングHCとサインし、ウィークポイントに対してこちらも的確な契約だったと言えるでしょう。
選手起用と戦略予想
所謂オンザコート3も視野に入れているロスターですので、アイザイアマーフィー選手がSG登録となっています。
オンザコート3時には外が打てるケネディ選手とメイヨ選手同時起用が予想されるためストレッチな陣容になる事が予想できます。
4outになると言うことは、エチェニケ選手がインサイドで暴れる事ができるため相手チームの脅威になる事は間違い無いでしょう。
具体的には、寺島選手の15ハイピックからケネディ・辻選手がコーナーで、メイヨ選手がトップで待ち受けるプレイを連発されるだけで試合になってしまいます。
突破力が欲しい時にはマーフィー選手を、外も継続して必要な時には舟生選手を起用する幅も持ち合わせています。
チームディフェンスの構築には時間がかかる事が予想されるものの、ロスター確定が早かったこと、そしてミリングHCであると言う事が好材料になりそうです
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雑誌ダブドリ編集長大柴壮平さんと、バスケットボールライターとして有名な大西玲央さん
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