2017年5月14日、悲劇のB2降格から5年。強固なディフェンスを武器に、勝率6位・リーグ全体8位(3月25日時点)につけ、チャンピオンシップ出場を射程圏に捉えています。
今回は地元に、ブースターに愛された秋田ノーザンハピネッツについて、選手・チームスタッツ、オフェンス戦略やディフェンス戦略を徹底分析していきたいと思います!
スタッツの計算式はBasketBallReference参照
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プレイヤースタッツ
26節終了時点でのスタッツを比較しています
2pt% | 3pt% | FT% | eFG% | TS% | 得点期待値 | PPG | |
王偉嘉 | 40.8% | 0.0% | 61.5% | 38.5% | 41.6% | 0.83 | 1.7 |
大浦颯太 | 34.5% | 32.4% | 91.7% | 42.1% | 44.6% | 0.89 | 3.5 |
田口成浩 | 45.5% | 48.8% | 85.3% | 60.1% | 62.3% | 1.25 | 7.7 |
ジョーダン・グリン | 51.7% | 46.2% | 86.3% | 61.0% | 65.2% | 1.30 | 17.8 |
アレックス・デイビス | 57.8% | 16.1% | 55.0% | 54.2% | 55.3% | 1.11 | 9.3 |
川嶋勇人 | 43.5% | 33.3% | 72.1% | 46.1% | 50.0% | 1.00 | 4.5 |
伊藤駿 | 31.6% | 0.0% | 100.0% | 22.2% | 30.4% | 0.61 | 1.3 |
中山拓哉 | 45.4% | 39.1% | 69.5% | 48.7% | 52.4% | 1.05 | 5.4 |
長谷川暢 | 42.9% | 33.3% | 81.8% | 46.2% | 50.1% | 1.00 | 0.1 |
多田武史 | 48.6% | 38.5% | 53.9% | 54.0% | 1.08 | 3.5 | |
保岡龍斗 | 45.8% | 35.8% | 49.4% | 53.5% | 1.07 | 5.4 | |
カディーム・コールビー | |||||||
コルトン・アイバーソン | 60.8% | 0.0% | 62.9% | 60.2% | 62.3% | 1.25 | 9.2 |
古川孝敏 | 44.7% | 40.1% | 82.8% | 51.8% | 54.4% | 1.09 | 11.8 |
勝手に注目選手
ジョーダン・グリン
2pt% | 3pt% | FT% | eFG% | TS% | 得点期待値 | PPG |
51.7% | 46.2% | 86.3% | 61.0% | 65.2% | 1.30 | 17.8 |
開幕前の分析記事では、
一言で言うと怪物。
【数字で見るBリーグ】21-22開幕直前!秋田ノーザンハピネッツを分析してみた
福岡ではオフェンスの実に1/4以上を担い、21pts9rebとほぼ20/10の大活躍。
3ptは38%で沈め2ptも55%、FTも84%と50-40-90も狙えるオフェンシブポテンシャルを持っています。
と評していたが、B1に移籍した今季も同水準を維持し、得点期待値(その選手で攻撃が終了した場合の平均得点)は1.3の秋田トップスコアラー。
秋田の4outオフェンスを成功させている立役者となっています。
ピック&ポップや、スペーシングした状態で、グリン選手のマークマンがドライブに対するヘルプに入った瞬間に、他のプレイヤーがフレアスクリーンを仕掛けオープンを作り出すアクションはまさに鉄板。
右足を1,2のリズムでステップを踏めた際にはほぼ入ると思って良い選手です。
田口成浩
2pt% | 3pt% | FT% | eFG% | TS% | 得点期待値 | PPG |
45.5% | 48.8% | 85.3% | 60.1% | 62.3% | 1.25 | 7.7 |
帰ってきたフランチャイズプレイヤー、おいさーこと田口選手。
昨季から大きくプレイタイムを伸ばし、3pt決定率はチームNo1でありキャリアハイを記録し、得点期待値は堂々の1.25。
途中交代が多いものの、ベテランになり駆け引きに磨きがかかっているおいさーは、
セットやオフェンスのアライメントが(チームの中心である)古川選手と全く変わらないクオリティで戦略が継続できています。
確かにチームの中心ではありませんが、ロールプレイヤーに徹する今季のおいさーはヘッドコーチにとっては非常にありがたい存在であることは間違いありません。
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