【数字で見るBリーグ】21-22開幕直前!島根スサノオマジックを分析してみた

Bリーグ

2021.07.24 2021.07.23

21−22季スタッツ予測
まとめ
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21−22季スタッツ予測

ロスター選手のスタッツを合算・平均し、昨年のチーム攻撃回数を元に
それぞれのスタッツを予測していきます。

※単純に合算した数値なので、各チームのエース級選手が集まった場合
数値が異次元な高さになってしまいますが、傾向分析としては有用かと思います。

※〇〇A%・・・FT獲得含むシュート試投に対する割合
※〇〇割合・・・シュート決定に対する得点シチュエーションの割合
※OFFRtg・・・攻撃効率性。100回攻撃した場合何点獲得出来るかを表した数値
※AST%・・・FT獲得含むシュート決定に対するアシストの割合
※TOV%・・・攻撃回数に対するターンオーバーの割合
※AST/TOV・・・ターンオーバーに対するアシストの割合

	昨季	今季予想
3FG%	28.93%	36.43%	☆
FT%	73.05%	70.68%
2FG%	52.50%	52.16%
2ptA%	60.71%	60.20%
3ptA%	28.46%	29.97%	☆
2pt割合	59.86%	56.63%
3pt割合	23.27%	28.62%	☆
FT割合	16.87%	14.75%
FT獲得率	28.08%	24.78%
eFG%	50.00%	52.42%	☆
OFFRtg	106.16	108.09	☆
TS%	53.56%	55.45%	☆
AST%	50.91%	53.51%	☆
TOV%	18.87%	15.42%
AST/ TOV	1.48	1.75	☆
P %	40.04%	40.92%	☆
FTD%	10.83%	9.83%

■単純平均したFT決定率は減少傾向
■3pt決定率は当然のように向上。ニック・ケイ選手が本来の調子を取り戻せばリーグトップも狙えるでしょう
◼︎2点を打っていた外国籍選手が継続しているため、3ptAの割合が小幅上昇に見えますが、大きく向上することが予想されます。
■伴ってフリースローポゼッションや得点割合が減少すると思われます。
■キックアウト３も増える事が予想されるため、アシスト割合がリーグ中位以上に向上が考えられます。
■ポゼッションに対するTOVが低い安藤選手や金丸選手の加入によって全体的なTOV%減少(リーグTop5圏)が見込まれます。
■純粋に決定率上昇とTOV減少が見込まれるため、攻撃効率が向上しています。

まとめ

Team New Zealand！

今季指揮を執る　ポール・ヘナレHCは元ニュージーランド代表HCで、ニュージーランドNBLでコーチオブザイヤーを3度獲得した名将。
公認でウエリントン・セインツのHCとなったジーコ・コーネルをACとして契約。
さらに今季補強したニックケイ選手はそのジーコ・コーネルACの盟友
と、まさにチーム・ニュージーランドで島根を率いていきます。

3pt不足に決定的な一手

インサイド重視であった昨季から、明確に外を意識した補強を行いました。非常にわかりやすい
ここで考えるべきは1stオプションがどこになるのかという所。
恐らく金丸選手のセットから入り、安藤選手とトラビス（ニカ）選手とのハイピックが2ndオプションになる事が予想されます。

代表戦（や三河）で見られた金丸選手用のスペシャルセット
FlexElevatorが見られるのかも注目です。

継続されるスモールラインナップ

7フッターは勿論、最長身選手はニックケイ選手の206cm。
昨季から継続するスモールラインナップを展開しています。
ビュフォード選手を3番に置いたオンザコート３、そしてニックケイとのピック＆ポップ＋ニカ選手のクリアアウトはより強力なオプションになるでしょう。
そうなるとビュフォード選手が1stオプションになることが予想されるため、安藤・金丸選手を引っ張るのか、2ndユニット時のアドバンテージとするのか、どちらにせよ強力なプレイアクションになります。

戦略を継続する為に、
スラッシャーのビュフォード選手
ブレイクしたニカ選手
The 献身　トラビス選手
を再契約。チームの弱点だった日本人選手の得点力やスペーシングのための補強を行う。
安易に外国籍選手での補強を行わない姿勢は非常に好感が持てます。

個人的に勝負を決めるのは日本人選手だと考えていますので、島根のフロントスタッフの狙いが的中し台風の目になる事を期待しています.

改めて、超格好良かったロスター発表会見をご紹介