昨季からのチームケミストリーはほぼそのままに、スタッツ上弱点であった部分には最高の形で補強を行なった島根スサノオマジック。
28勝で全体順位12位であった昨季から、12月16日時点で13勝6敗全体5位と好調を維持する今季。
その強さはどこにあるのか分析してみます
開幕前のチームレビューはこちらから
プレイヤースタッツ
13節終了時点でのスタッツを比較しています
2pt% | 3pt% | FT% | eFG% | TS% | 得点期待値 | PPG | |
後藤翔平 | 40.0% | 23.8% | 66.7% | 37.1% | 41.5% | 0.83 | 2.2 |
安藤誓哉 | 55.4% | 32.9% | 85.4% | 52.3% | 55.5% | 1.11 | 15.9 |
ニック・ケイ | 63.2% | 36.5% | 75.0% | 60.8% | 63.1% | 1.26 | 12.3 |
山下泰弘 | 0.0% | 0.0% | 75.0% | 0.0% | 8.9% | 0.18 | 0.3 |
北川弘 | 53.8% | 28.0% | 76.9% | 46.1% | 51.5% | 1.03 | 2.5 |
ペリン・ビュフォード | 51.6% | 33.8% | 78.2% | 51.4% | 56.5% | 1.13 | 17.8 |
リード・トラビス | 62.7% | 30.5% | 74.0% | 57.7% | 61.0% | 1.22 | 21.2 |
阿部諒 | 50.0% | 30.2% | 75.0% | 46.9% | 49.5% | 0.99 | 4.9 |
金丸晃輔 | 53.8% | 38.9% | 89.7% | 56.7% | 59.8% | 1.20 | 12.0 |
白濱僚祐 | 50.0% | 35.7% | 52.2% | 52.2% | 1.04 | 2.5 | |
小阪彰久 | 0.0% | 31.3% | 44.1% | 44.1% | 0.88 | 1.2 | |
ウィリアムスニカ | 66.7% | 54.5% | 66.7% | 66.1% | 1.32 | 2.6 |
勝手に注目選手
リード・トラビス
2pt% | 3pt% | FT% | eFG% | TS% | 得点期待値 | PPG |
62.7% | 30.8% | 71.4% | 57.7% | 60.4% | 1.21 | 21.6 |
現在の島根を支えている選手は誰か?と問われたら、サマーリーグにも参加したこの選手
リードトラビスと答えます。20pts 10reb 所謂20・10の活躍は勿論、スクリナーやロールマン、ORからのセカンドチャンスと獅子奮迅の活躍。そして忘れた頃にやってくるポップアウトから、長距離砲も備えており、今季すでに91本と、実は金丸選手の100本に肉薄するほど3ptを放っています。
決定率こそ低く見えるものの、直近4試合が0Madeであっただけで、40%50%当たり前に決めてくる制度を持ち合わせています。
ディフェンス面でも、後述するDeep Dropディフェンスの要として存在感を示しています。
阿部諒
2pt% | 3pt% | FT% | eFG% | TS% | 得点期待値 | PPG |
54.8% | 28.6% | 75.0% | 47.1% | 50.0% | 1.00 | 4.9 |
現在まで全試合スターター出場を達成している元サンロッカーズ戦士。
4年前に少しお話させて頂いた際に、攻撃面のお話しかしなかった私を張り倒してやりたい位、
今季は特にディフェンダーとして覚醒しています。
直近の新潟戦では佐藤公威選手とスイッチ後のエアーズ選手とも対等にディフェンド。
名古屋戦では、レイパークスJr選手。大阪戦ではニュービル選手
と各チームのエースとぶつかり、ファウルを厭わないフィジカルなディフェンスとハンドチェックでストレスを与え続けています。
スターターの中では得点こそ4.9点と見劣りするものの、実は得点期待値1.0をキープ。
攻撃効率も良い選手としてチームに大きな貢献をしています。
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