GAME2 Ex
スタッツ
広島
2PFG% 71%(5/7)
3PFG% 0%(0/3)
FT% 100%(3/3)
リバウンド(Off-Def-TO) 0-3-3
AST 4本
TOV 0本
STL 0回
島根
2PFG% 60%(3/5)
3PFG% 33.3%(1/3)
FT% 100%(8/8)
リバウンド(Off-Def-TO) 1-4-5
AST 3本
TOV 0本
STL 0回
互いにミスは無し!引き締まった残り3分の攻防!
疲労が蓄積し、痺れる展開の延長戦にも関わらず、両チームともTOVは0回。
見ごたえのある攻防でした。
より深く見ていくために勝敗を分けたあの3分間についてレビューしていきたいと思います。
101-102島根1点リードで迎えた残り3:14.広島は例によって寺嶋+メイヨPnPから EmptySidePnR を再度志向。ローテーションの一瞬の遅れからロールマンのメイヨにフリースローを献上してしまう。しっかりと決めて103-102とする。
返しの島根オフェンスでは、トラビスのPinDownスクリーンを使い金丸が外に展開。
エチェニケがスイッチモーションに入った瞬間にトラビスがダイブ。ショットに見せかけた金丸のアシストにより2pt 103-104.
残り2:38 寺嶋がトップで持ち、エチェニケのダウンスクリーンを受けたメイヨがハイピックを仕掛ける所謂Ramアクションを選択。しかし、寺嶋はダウンスクリーンによりゴール下へのスペースが生まれトラビスの視線をエチェニケに集中させた瞬間にリジェクトドライブからレイアップを決める。
残り1:57。トラビスが指を3本、右方向へ1本指さすプレイをコール。トラビスのスクリーンを使って金丸が左から右ウィングへ、阿部がニックケイのスクリーンを使い左コーナーから右コーナーへスイングするFloppyのようなアクションを使い阿部がオープンシチュエーションを作るも外れる。
105-104で迎えた1:10。島根はセットが定まらない。
最終的に金丸のポストアップを志向するもディフレクションされてしまうが、そのボールをトラビスがおさえ、阿部→ニックケイ→金丸とサイドチェンジし3ptを決める。
残り51秒で105-107 2点差島根リード。早く攻めたい島根は辻がサムズアップのサインをコール。
HornsStackOut からメイヨがパスを受け、そのままドライブしレイアップするも外れる。
島根は残り35秒でストーリング開始。ショットクロック4秒で安藤がエチェニケのヘッジディフェンスをひっかけてブロッキングを誘発させるとしっかりとFT2本を決めると、広島は返しのATOでもきめきれず勝負あり。
109-113で島根が勝利した
まとめ
注目カードの初対戦となった両チームはDF戦略こそ似ているものの、オフェンスの選択肢が対照的なチーム。OnFireとDFを攻略し大差となったGame1、互いのバスケットを見せ合う形になったGame2どちらも見応え充分でした。特に広島のDF対応力は新造チームとは思えない完成度で伸び代を感じることができました。
連勝した島根は、各国代表クラスの選手が揃っているとは思えない程に2ndユニット通してチームとして纏まっており層の厚さを見せてくれました。
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