結局どちらが勝つの?
私しんたろうは、宇都宮優勢と予想します。
理由1:直接対決のスタッツ
普通に考えれば2連勝している琉球優勢なのですが、少し視点を変えてみます。
宇都宮は1戦目普段よりも多く打たされた3ptが決定率29%であったにも関わらず1点差で敗戦。
2戦目も同様に3pt決定率が20%であったにも関わらず3点差で敗戦となっています。
これはまず琉球のディフェンスリバウンド獲得率が共に68%台であることに原因があります。
琉球の敗戦傾向はDR獲得率68.02%のため傾向に片足が入っていたと考えられます。
2点目はスローペース化で、今季の琉球はスローペースゲームを苦手としている傾向があるため、そもそも遅くなりがちな決勝を宇都宮がさらに遅くしてくることが予想され、若干琉球不利が見えてきます
理由2:両チームのアウェイゲームスタッツ
中立地開催となる決勝は両チームアウェイであると考えられます。
そうすると、アウェイゲームで攻撃効率が下がる琉球(116Pts)と上がる宇都宮(120Pts )。
そしてアウェイでのディフェンス効率も下がる琉球(104Pts)と小数点レベルで横ばいの宇都宮(101Pts)となり、(細かいH/Aに関するスタッツは先の表を参照)お互いアウェイとなると数字の上では宇都宮が優勢となります
理由3:牧選手不在
直接対決で20分ずつ出場しディフェンスで活躍した牧選手不在はかなりの痛手。
さらに牧選手実は、得点期待値が今村・岸本・クーリーといったスターター3選手を上回る1.15を記録しています(分析記事参照)。チームトップクラスの高効率プレイヤー不在は、ここに来て響いてくることでしょう
逆に琉球勝利のシナリオです。
すごく雑な言い方かもしれませんが、普通にバスケットをすれば勝てます。(川崎戦で負傷した可能性がある遠藤選手が欠場となれば予想はひっくり返ってしまうでしょう)
それくらい両チームの戦力は拮抗しています。
数字を具体的に言えば、宇都宮の3pt決定率を30%に抑え、ディフェンスリバウンドを70%獲得する。そしてちょっとだけハイペースにできれば勝利するでしょう。
直接対決でほぼクリアしていたハードルですので充分可能であると考えます。
もっとオカルトめいた話をすると、NetRtgがシーズン1位だったチームは1度も優勝できていないジンクスがあります(宇都宮1位/琉球3位)。
そして琉球は3点差以内の勝利がCS含めてなんと12回も経験しているという「持っている」チームです。ファイナルでは何かが起こる気がしてなりません!!
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