GAME1 3Q
3Qにおけるセットオフェンス内訳は以下の通り。
■セットフェンス内訳
[千葉]
ピック&ロールエントリー3回
Spain系1回
ハンドオフエントリー2回
Horns系2回
Swing系1回
AI系0回
オフボールスクリーンエントリー0回
アーリー・ディレイ系6回
Jets Special 0回
Hammer 0回
[宇都宮]
PnRエントリー5回
Spain系0回
ハンドオフエントリー7回
Horns系1回
Swing系0回
AI系0回
オフボールスクリーンエントリー0回
アーリー・ディレイ系1回
両チームスターターに戻し、
千葉はMiami(DHO/PnR)からスコットのクイックショー(半歩前に出てボールマンを一瞬止める)をいなし、原がドライブするもスコアならず。逆に宇都宮はトランジションからスコットが得点するポゼッションで3Q開始。
開始30秒で3ファウルとなったピークと比江島を交代。
千葉は1Qから積極的に使っていたEmptyサイド(コーナーに誰もいない状態のSlotPnRからスイッチミスマッチアタックで得点を重ねる。
宇都宮は佐藤から2連続でターンオーバーを奪うも、
千葉の早いボールマンスタンティングに苦しみトップスピードでのペイント侵入ができず得点が伸び悩む。
残り6:24重たい流れを変えたい千葉は、エドワーズ、フリッピン、ショーターと3枚変えを行う。
メンバーを大きく変えた最初の攻撃は、富樫は人差し指と小指を突き立て、Hornsセット(Flex HO)を選択。スコアには至らなかったが、遠藤・スコットがスイッチをしていたため、vs遠藤で良いリバウンドポジションに入ることが出来たエドワーズが遠藤からリバウンドファールを受けFTを獲得。遠藤3ファウルを受け安斎HCはギブスを投入。
満を侍して3−2ゾーンを展開する千葉に対しいつも通りロシターの連続ハイポストアタックで3得点、ギブスのハイポストで1得点と全てFTではあるものの、毎POS得点をあげる
千葉連続のHorns(Twist)では、フルスイッチから鵤のミスマッチはギブスとスクラムすることで解消し守りきった。
残り4:08, この試合千葉は初めて見せるスイング系(逆サイドからシューターがベースラインを横断し3ptを打つ)セットで3ptフリースローを獲得し41−45と千葉4点リード。反撃の狼煙をあげる
エドワーズのオフェンスリバウンドからSCPを受けた時点で、安斎HCがタイムアウトを要求。
残り3:15 41-47 6点千葉リードのタイムアウト明け
千葉がゾーンを解除したため、用意していたセットではなくシンプルなChiagoアクションで攻めるも得点ならず。
ギブスをボックスアウトで完封した、エドワーズのオフェンスリバウンドが冴え残り1:24 41−51とこの日最大点差がつく。
その後ターンオーバーの応酬の後に 46-57千葉リードで3Q終了
GAME1 4Q
■セットフェンス内訳
[千葉]
ピック&ロールエントリー3回
Spain系3回
ハンドオフエントリー2回
Horns系1回
Swing系0回
AI系0回
オフボールスクリーンエントリー1回
アーリー・ディレイ系6回
Jets Special 2回
Hammer 0回
[宇都宮]
PnRエントリー2回
Spain系0回
ハンドオフエントリー9回
Horns系1回
Swing系0回
AI系0回
オフボールスクリーンエントリー1回
アーリー・ディレイ系0回
勝負の最終クオーター。
宇都宮はスターターに戻し、千葉は西村・原・ショーター・サイズ・エドワーズで開始。
ジェッツは安定のジェッツスペシャルセット開幕。ショーターのオフェンスリバウンドから西村が3ptを決め重たい3点を見舞う。
宇都宮は、ロシターのポップアウト→ドライブ→スコットSCPの得意なラインで食らいつく。
ELOBからスコットが2点をスコアした時点で大野HC早めのタイムアウト。残り8:31 50-60千葉リード
タイムアウト明けフルコートプレスをかける宇都宮に対して、シンプルなハイピックで原が攻めるも、2度目は許さないスコットがブロックショットを見舞う。
残り8:03山場が訪れる。大野HCはCS絶好調なフリッピンを投入。
ここで西村は3回連続で人差し指で左方向を指すセットをコール。
内容は
左コーナーのフリッピンに対してMiami(DHO/PnR) のハンドオフに合わせて45度のショーターがカット。エドワーズ・フリッピン・ショーターのSpainPnRを行う(と見せかけてショーターがトップへスリップ)。
1回目はヘルプには入れない宇都宮に対してフリッピンがエドワーズにパスを出しスコア。
2回目はハンドラーがショーター、とRipスクリナーがフリッピンという逆パターンでスイッチアタックするも失敗。
3回目はフリッピンがリジェクトしそのままレイアップ。
完全に流れを作ったところで安斎HCがタイムアウト要求。残り6:49 51-64 千葉13点リード。
タイムアウト明けは安定のジェッツスペシャルセットを富樫がコール。
フリッピンがFT獲得し流れを許さない。
Hornsからスコットvs富樫をスイッチによるミスマッチメイキングで引き出し3ptを決め、残り5:14で51−69と18点差に開いた時点で千葉はゲームクロージングに向かう。
宇都宮はラスト2分で12点差まで詰めるも届かずゲームセットとなった。
宇都宮を苦しめた千葉のDF
千葉は宇都宮のペイント侵入を防ぐため、
ボールハンドラーに対して、1パスアウェイ(最も近い)DFが早い段階でヘルプディフェンスに入るスタント(Tagとも)ディフェンスを徹底していました。
宇都宮ビッグマンが外に展開した場合、キックアウト3を打たれる事がない(3pt試投が少ない)ため積極的に使うことが出来ています。
パターン①
パターン②
最終スタッツ
スタッツ用語につきましては用語集をご参照ください
宇都宮 | 千葉 | |||
3FG% | ☆ | 27.80% | 27.30% | |
FT% | 76.20% | 79.20% | ☆ | |
2FG% | 40.48% | 55.81% | ☆ | |
PitP% | 43.08% | 47.06% | ☆ | |
SCP% | 9.23% | 28.24% | ☆ | |
SCP Rtg | 0.60 | 1.50 | ☆ | |
FBP% | ☆ | 18.46% | 12.94% | |
2ptA% | ☆ | 60.66% | 56.91% | |
3ptA% | 26.00% | 29.12% | ☆ | |
2pt割合 | 52.31% | 56.47% | ☆ | |
ペリメタ割合 | 9.23% | 9.41% | ☆ | |
3pt割合 | ☆ | 23.08% | 21.18% | |
FT割合 | ☆ | 24.62% | 22.35% | |
FT獲得率 | 35.00% | 36.92% | ☆ | |
eFG% | 40.83% | 50.77% | ☆ | |
ORB% | 26.32% | 44.44% | ☆ | |
OFFRTG | 91.13 | 119.17 | ☆ | |
TS% | 46.94% | 56.25% | ☆ | |
pace | 71.33 | 71.33 | ||
AST% | ☆ | 57.62% | 46.84% | |
TOV% | 16.82% | 21.03% | ☆ | |
POSSESSION | 71.33 | 71.33 | ||
Shot Chances | 76.40 | 87.04 | ☆ | |
攻撃成功回数 | 69.24 | 75.56 | ☆ | |
AST/ TOV | ☆ | 1.50 | 1.27 | |
TOM | 1.500 | 1.833 | ☆ | |
LiveTOV% | 8.41% | 11.22% | ☆ | |
DeadTOV% | 8.41% | 9.81% | ☆ | |
PfT% | 20.00% | 20.00% | ||
PfTRtg | 0.87 | 1.42 | ☆ | |
FTD% | 13.34% | 13.98% | ☆ |
ORB%, FTD%,Pace,PitP% と注目ポイントについて須らく基準値を上回ってきた千葉が圧倒しています。
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