【数字で見るBリーグ】22-23開幕直前!茨城ロボッツを分析してみた

Bリーグ

2022.09.12 2022.09.09

21−22季スタッツ予測
まとめ
宣伝①
宣伝②
宣伝③
自慢

21−22季スタッツ予測

ロスター選手のスタッツを合算・平均し、昨年のチーム攻撃回数を元に
それぞれのスタッツを予測していきます。

※単純に合算した数値なので、各チームのエース級選手が集まった場合
数値が異次元な高さになってしまいますが、傾向分析としては有用かと思います。
※〇〇A%・・・FT獲得含むシュート試投に対する割合
※〇〇割合・・・シュート決定に対する得点シチュエーションの割合
※OFFRtg・・・攻撃効率性。100回攻撃した場合何点獲得出来るかを表した数値
※AST%・・・FT獲得含むシュート決定に対するアシストの割合
※TOV%・・・攻撃回数に対するターンオーバーの割合
※AST/TOV・・・ターンオーバーに対するアシストの割合

		昨季	今季予想
3FG%		33.88%	34.1%	☆
FT%	☆	79.13%	77.9%
2FG%		50.32%	51.4%	☆
2ptA%		53.42%	53.54%	☆
3ptA%		35.82%	36.42%	☆
2pt割合		48.78%	50.00%	☆
３pt割合		33.36%	33.82%	☆
FT割合	☆	17.86%	16.16%
FTD%	☆	10.75%	10.04%
eFG%		50.06%	51.28%	☆
TS%		54.36%	55.03%	☆
AST%	☆	58.68%	50%
TOV%	☆	15.29%	11.65%
AST/TOV	☆	2.22	0.75

◼︎リーグトップクラスの３ptチームへ一直線。決定率向上も見込めます
■個人で打開する選手の加入によって、TOV％が恐ろしく下降している。
■個人で打開する選手の加入によって、AST%は下降予想

まとめ

ディフェンスの連携成熟なるか！？

トラソリーニ選手の離脱により外国籍選手が欠けた状態で苦しいシーズン後半を送った茨城ですが、
高さの利を奪われていたわけではなく、実は良い３ptを打たれていたことがわかりました。
これはDFローテーションが機能していなかったことが原因として挙げられるでしょう。
22−23季はセンターがジェイコブセン選手一人体制ということで、ヘルプ→ローテーションがより重要になってくることは間違いなく（さらには要となる3番選手が新加入ということもあり）
オフシーズンや開幕序盤戦で成熟させられるかが躍進の鍵になりそうです。

なるか！夢のハイペース＋３pt＋スイッチDF！！

グレスマンHCが標榜するペース＆スペースオフェンスに完全にマッチしたロスターを作り上げ、機動力に全振りした陣容になっています。
さらに３ptアテンプトが多い選手を獲得したことで、アーリーオフェンスからキックアウト３を狙いやすく、試投割合・決定率ともに上昇が予想されています。
ディフェンス面では、３Bigを作れるチームにのみ許された（と勝手に思っている）スイッチDFが使えるため、近代バスケットの理想型（ペース＆スペース、3pt、スイッチDF）が茨城に誕生しています。
未だインサイドの支配力が強いBリーグの歴史を変えるチームになれるのか、今季大注目のチーム

因みに、スイッチに関する考察はこちらをご覧ください