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見事なアップセット!長崎ヴェルカvsサンロッカーズ渋谷【ざっくりレビュー】

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Bリーグ
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2021年10月30日天皇杯3次ラウンド 長崎ヴェルカvsサンロッカーズ渋谷戦に於いて、B3所属の長崎ヴェルカが、当時B1全体8位のサンロッカーズを下すアップセットが巻き起こりました。

サンロッカーズブースターである私が、客観的に、冷静に、勤めて冷静に、
これまでの濃厚マッチレビュー濃厚クオーターレビューよりもあっさりと後半戦について分析していいきたいと思います

長くなりますので、選手敬称略

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第3Q

スタッツ

渋谷
2PFG% 44.4%(4/9)
3PFG% 50%(3/6)
FT% 80%(4/5)
リバウンド(Off-Def-TO) 4-4-8
AST 6本
TOV 8本
STL 2回

長崎
2PFG% 461.5%(8/13)
3PFG% 66.7%(4/6)
FT% 100%(1/1)
リバウンド(Off-Def-TO) 3-4-7
AST 6本
TOV 3本
STL 5回

MATT BOND’S SHOW!!

このクオーター、いえ、この試合を語る上で彼を外すわけにはいかない
昨季川崎で7.3pt 西宮で20ptsをアベレージしたスコアラーが3Qだけで13得点の大暴れを見せた。さらにその長いウィングスパンを生かしたクイックショーDFにおいても、後述の渋谷TOVを多く誘発している

5outオフェンスで攻める長崎は、基本的にスクリナーになるカーター以外はストレッチする戦略をとっているため、ボンズはトップないしはコーナーにストレッチしていた。
スコアが始まったのは残り8:20、トレイルしたボンズへのパスをマカドゥが狙ったところをドライブ。ブロックを狙うハレルソンに背を向ける形でスペースを作りスコア。
(渋谷はボンズの3ptは脅威と感じておらず、DFは距離を離してペイントを守っていた。)
残り5分には、渋谷のピックアップが乱れボンズvsハレルソンの構図を作ってしまう。当然アイソレーションからカーターのクリアアウトでヘルプDFを防ぎスコア。
秀逸であったのは残り3:51。Horns to Flare (エルボーのボンズにギブスがフレアをかけ外に逃がすセット。)からトップの狩俣のドライブに対し、ボンズをマークしていた渋谷ヒサタケがハイタグ(ハイスタント)をかけた瞬間にDHOを受けると、予測していなかったヒサタケは狩俣のスクリーンを受けながらギャップを作ってしまいトップスピードに乗ったボンズがスコア。紹介しなかったものも含め、ここまで全てレイアップでスコアしている。
さらに残り3:00。狩俣に対するフレアスクリーンをヒサタケがスイッチした瞬間にクイックロール。
スイッチが苦手とするムーブから悠々とレイアップ And1。一度抜けるとヘルプが間に合いにくい5outオフェンスの特性を見事に生かしている。
残り2:30にもハンドオフを使いながらヒサタケと1on1。上記の特性上ヘルプに行けない渋谷はヒサタケに託すも止めきれない。(個人的にはギブスの外を捨ててでもハレルソンがWチームに入るべきであったように思う)
残り2分には、長崎の5outに対してシェルDFを敷いてきた渋谷に対し、ボンズはドライブからのスコアは難しいと判断。カッターに合わせ味方を生かし始める。

渋谷痛恨の8TOV

勝負を分けてしまったのはなんといってもこのクオーターだけで8TOVを喫してしまったことだろう。
渋谷は1回の攻撃で平均1.08点を獲得し、1本のTOVから平均で0.99点取られるチームである。
そのため8本のTOVを献上した渋谷は、理論上約16.5点分の大減速となってしまった。
3Q1stオフェンスから、AIカットした関野にFlip(パス&HO)した広瀬に対しWチームを仕掛けられスティールから1マン速攻許した時点で雲行きは怪しかったと言わざるを得ない。
そして広瀬がハンドリングし、PnRが始まった瞬間に徹底してブリッツをかける長崎ボンズの手にボールが当たり2本目のTOV。速攻を許し残り8分の時点でTOVから4点を取られてしまう。
それからはベンドラメがハンドラーになった。
アウトレットパスが外れ、自陣でのTOVからイージースコアを許し、序盤から狩俣の執拗なボールプレッシャーによりついに8秒バイオレーションも喫してしまい、ATOからまたしてもPfTを献上。
残り2:31にもパスミスからボールデッドTOV。
自軍のミスから2桁得点を許してしまった。

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