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シーホース三河vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ【ざっくりマッチレビュー】

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Bリーグ
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GAME2 1Q

GAME2は、試合の趨勢をきめてしまった1Qについてレビューしていきます

スタッツ

三河
2PFG% 20%(2/10)
3PFG% 0%(0/6)
FT% 83.3%(5/6)
リバウンド(Off-Def-TO) 3-7-10
AST 3本
TOV 2本
STL 1回

名古屋
2PFG% 33.3%(4/12)
3PFG% 50%(4/8)
FT% -%(0/0)
リバウンド(Off-Def-TO) 5-12-17
AST 5本
TOV 2本
STL 2回

発現した名古屋5otMotionバスケット!

GAME1は勝負どころで試投率が低かった3ptシュートだが、GAME2では1Qから3pt試投率4割と
リーグ2位である自分たちのバスケットを遂行していた。その中でも特に輝いたのは、サンロッカーズブースターに聞いた、自チームに来てほしい日本人選手3年連続1位(しんたろう調べ)を獲得している張本天傑。
1Qにおいて2/4と高い決定率で3ptを沈め続ける活躍

その攻撃は1stオフェンスから。名古屋は5outを選択。中東・レイパークスJr・エサトンのChicago Action(pin down + HO)に見せかけて中東がエサトンにピックを立てるPnPへ移行。いわゆるPistolからレイパークスJrがエサトンからHO。エサトンのロールにトップのガードナー(張本のマークマン)がケアに入った瞬間に鋭くアシスト。張本がオープン3を決めた。

続くオフェンスでもシンプルな5outから3ptをスコア。
レイパークスJrとエサトンのハイピックに対してウィングのコリンズワースがHighTag(高い位置でのヘルプDF)を仕掛けた瞬間に空いた斎藤へキック、張本のマークマンであるシェーファーがローテーション。ドミノが発生しているので冷静にコーナーへエクストラパスし張本2本目の3を決める

残り6:53には、斎藤とのDrag(速攻においてビッグマンが後ろから入る形のPnR)を完成させ全て張本の得点で8−0のラン。

トランジションと5out、3ptというショーンデニスのバスケットを体現していた。

ガードナーを止めろ!Wチーム+フルスイッチ&3−2ゾーン!

代表戦ではあのルディ・ゴベアをディフェンドし勝利したことで世界を驚かせた張本がディフェンスでその本領を発揮する。ビッグマンであるコティ・クラークが欠場の中ガードナーのマークを任された張本はまずペイントでのポストアップを防ぐという命題を見事全うする。
そこから味方とのWチームによって三河オフェンスの起点を潰し、他3名はマンツーながらバスケットカットやSplit系の攻撃は全てスイッチするというゾーンさながらなディフェンスを展開。張本が一度コートアウトするまでの5分間、三河を無得点に抑える。

張本が菊池と変わると三河のタイムアウト明けから、レイパークスJrをトップに置き、ハイポストに対して一人マークマンが引っ張られると、残りの2人が流動的にポジションを変更するアグレッシブな3−2ゾーンを展開。
残り5:30 三河のATOにあわせてゾーンを開始する采配をみせたデニスHC。
左から斎藤・レイパークスJr・須田の3人が前。エサトン・菊池が後ろの2人というラインナップ。
ガードナーがハイポストに入れば、 レイパークスJrと斎藤が即座にWチーム。
トップに戻せば レイパークスJr がトップにいるためドライブが仕掛けられない という構造がハマり
ATOを不発に終わらせる。
この日3ptが来ていない三河はこのゾーンに苦戦を強いられ、さらに1分以上無得点が続き最終的には9得点と封じられてしまった。

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