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【数字で見るBリーグ】速攻について本気出して考えてみた

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⑴FBP%:総得点における速攻得点の割合
まずは基本のランキングです。TOP4チームを太字にしています。
このランキングが上位のチームとそれぞれのスタッツから速攻が多いチームの傾向とトレンドを見てみましょう

  FBP%
秋田 15.13%
北海道 14.36%
千葉 14.16%
名古屋 14.02%
大阪 13.89%
渋谷 13.70%
宇都宮 13.07%
川崎 12.79%
横浜 12.59%
東京 12.49%
富山 12.08%
島根 11.88%
新潟 11.65%
三遠 11.62%
京都 11.26%
琉球 11.15%
滋賀 11.01%
三河 10.42%
   
平均 12.63%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑵Pace:40分間の攻撃(マイボール)回数平均

速攻が多い=ハイペースという法則は果たして成り立つのか
見てみましょう

  pace
渋谷 74.51
名古屋 74.13
横浜 73.39
島根 73.23
大阪 73.21
川崎 73.16
新潟 72.72
千葉 72.48
滋賀 72.27
秋田 72.20
三河 72.14
宇都宮 71.81
富山 71.58
三遠 71.43
京都 71.16
北海道 70.73
琉球 69.54
東京 69.47
   
平均 72.18

FBP TOP4チームの内3チームが平均よりもハイペースという結果になりました。

⑶3PtA%:味方のショット(フリースローオンファウル含む)の内3ptであった割合

速攻が多いチームと3pt戦略
の関係性を見てみましょう

  3ptA%
川崎 37.50%
滋賀 37.40%
名古屋 35.86%
新潟 35.04%
渋谷 34.48%
宇都宮 33.98%
琉球 33.95%
島根 33.91%
三遠 32.61%
東京 32.06%
千葉 31.11%
大阪 29.24%
京都 28.74%
三河 28.34%
秋田 28.10%
富山 28.00%
横浜 27.37%
北海道 25.25%
   
平均 31.83%

意外にも千葉が平均以下と、速攻が多いチームは、リムアタックするポゼッションが多いようです

⑷OFFRTG:100ポゼッション毎の得点。攻撃効率の尺度

⑸DFFRTG:100ポゼッション毎の失点。守備効率の尺度

  OFFRTG   DFFRTG
宇都宮 114.25 三河 114.58
千葉 113.85 三遠 114.03
渋谷 113.71 北海道 113.85
三河 113.62 京都 110.11
東京 113.48 横浜 109.79
川崎 112.95 富山 108.71
琉球 111.87 島根 107.84
北海道 106.59 琉球 106.46
滋賀 105.99 渋谷 106.33
大阪 105.01 新潟 103.67
富山 104.67 滋賀 103.23
秋田 103.94 名古屋 102.92
京都 103.86 大阪 102.77
横浜 99.52 秋田 102.27
名古屋 97.61 川崎 101.68
三遠 96.93 千葉 101.60
島根 96.71 宇都宮 101.02
新潟 96.04 東京 100.35
       
平均 106.14 平均 106.18

速攻による得点割合が高いチームはDFFRTGが低い(守備効率が高い)結果になり、堅い守備から速攻を狙うというオーソドックスな戦略が成功しています。
逆にOFFRTGが平均値を上回っているチームは千葉と北海道のみ。
NBAとは異なる結果となりました。

【まとめ】

如何でしょうか、Bリーグにおける速攻の位置づけが見えて来たのではないでしょうか?

これだけのデータで一概には言えませんが、
速攻を攻撃のオプションとして使うチームと、
相対的に速攻の割合が高く見えるチーム
が存在している様に感じました。
(速攻は決定率が高い点を鑑みて)

守備が固いという共通するポイントも存在しており、
速攻が多いチームは、そのスピーディーな攻撃よりは寧ろ
ディフェンスにこそ注目してみるべきであると言えそうです。

 

こんなニッチな内容をここまで読み進んで頂き、
ありがとうございました。
Twitterまで、是非ご意見をおきかせください

コメント

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