Bリーグ3シーズン目の開幕を間近に控え、世界一早いチームレビューを目指して
スタッツ&アドバンスドスタッツを元に新チームを分析してみたいと思います!
今回は、昨年度ファイナリスト千葉ジェッツ

※スタッツの計算式は BasketBallReference NBA.com/StatGlossary参照

【所属選手 & 17-18シーズンeFG%】

※eFG%・・・3ptMadeを1.5倍の価値置き直して計算した、実質シュート決定率

#1 ジョシュ・ダンカン(新加入)
#2 富樫勇樹 56.9%
#3 マイケル・パーカー    65.7%
#5 田口成浩(新加入)    54.5%
#7 トレイ・マッキニージョーンズ(新加入)
#8 大宮宏正(新加入)    46.8%
#10 アキ・チェンバース    55.4%
#11 西村文男    52.1%
#15 藤永佳昭(新加入)    47.6%
#21 ギャビン・エドワーズ    61.5%
#27 石井講祐    54.7%
#31 原修太    41.5%
#34 小野龍猛    48.2%

【超個人的注目選手】

マイケル・パーカー
千葉ジェッツを象徴するトランジションオフェンスの切り込み隊長
2pt決定率は驚異の69%。
走るスピードが速いだけでなく、動き出しのタイミングと正確性がパーカー選手の持ち味です。
相手がミドル以遠のシュートを打つと少しずつエルボーに移動し、味方がディフェンスリバウンドを保持する前に
相手ゴールに向かって走り出します。
一見ディフェンスリバウンドを取りに行っていない様に思えるプレーですが、
リムから離れた位置から打つシュートは決定率が悪くボールがゴール下に落ちない(ペイントの外に跳ねてG・F陣がリバウンドを抑える)可能性が高いため非常に合理的と言えます。

【超個人的総評】

昨季はアルバルクにペースダウンされ悔しい準優勝となってしまった千葉ジェッツですが、
主要なメンバーとの更改を終え今季も同様の戦術を取るものと考えられます。
新たな外国籍選手はマッキニージョーンズ選手とダンカン選手。
マッキニージョーンズ選手は主にNBA Dリーグ(現Gリーグ)で活躍した選手です。
3pt39% 2ptも55%と高確率でナチュラルポジションはSGですがドライブで持ち込みペイントからのショット割合も高い選手です。

ダンカン選手は、高校卒業後フランス、ベルギー、イスラエルなどヨーロッパで活躍したジャーニーマンで、どのリーグでもコンスタントに20minほどのプレイタイムがあります。
3ptの本数こそゲーム当たり2本ほどですが36%の決定率を誇りFTに至っては生涯スタッツ88%とチーム内ではNo1、リーグでもtop10を伺うほどの高い決定率です。
プレースタイルは正統派ストレッチ4と言った趣で、ポストアップ ドライブ PnP3ptと幅があり、どのシチュエーションでもスピンムーブからショートフックフィニッシュが多く見られ、得意なムーブである事が伺えます。

昨季よりも4outの時間帯を作り、ペイントのスペーシングを意識した、効果的なハイピック戦略も見えている今季の千葉ジェッツ。
アーリー、小野選手のミスマッチを利用した戦術が通じなかったポゼッションに対して、如何に選択肢を増やせるか。ポストシーズン出場は至上命題として、ファイナル優勝と天皇杯3連覇の鍵になるでしょう。

【おまけ】注目のセットオフェンス@アーリーカップ

■weaving→PnR→Replace

・ダンカン選手と田口選手でHO→田口選手、西村選手、エドワーズ選手でpistol→ダンカン選手がreplace→3pt

これはアルバルク東京の18番でスクリーナではないビッグマンがリプレースを行う形のPnRです。こうすることでオフェンスリバウンドには若干弱くなるもののペイントにスペースを作りドライブカバーをかいくぐってフリーでシュートを狙うことが出来ます。

 

■Doublestagger→Chicagoplay, Chicagoplay→Pop out

Pindownからハンドオフへつなげることで、スイッチすれば速度のミスマッチが、オーバーなどでついてこられた場合、ハンドオフでスイッチが起こる可能性が高くミスマッチを作ることができます。

■STSCurl(Flex)

・石井選手のクロススクリーン→ギャビン選手のダウンスクリーン→石井選手カールカット→西村選手トップからカットインレイアップ

オーソドックスなフレックスでは最初のスクリナーがトップでフリーになる事を目的としていますが、その裏をかくカールカットにつなげたセットになります。

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