【数字で見るBリーグ】21-22開幕直前!琉球ゴールデンキングスを分析してみた

Bリーグ

2021.09.18

21−22季スタッツ予測
まとめ
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21−22季スタッツ予測

ロスター選手のスタッツを合算・平均し、昨年のチーム攻撃回数を元に
それぞれのスタッツを予測していきます。

※単純に合算した数値なので、各チームのエース級選手が集まった場合
数値が異次元な高さになってしまいますが、傾向分析としては有用かと思います。

※〇〇A%・・・FT獲得含むシュート試投に対する割合
※〇〇割合・・・シュート決定に対する得点シチュエーションの割合
※OFFRtg・・・攻撃効率性。100回攻撃した場合何点獲得出来るかを表した数値
※AST%・・・FT獲得含むシュート決定に対するアシストの割合
※TOV%・・・攻撃回数に対するターンオーバーの割合
※AST/TOV・・・ターンオーバーに対するアシストの割合

		昨季	今季予想
3FG%	☆	35.34%	33.80%
FT%	☆	74.95%	72.10%
2FG%		53.78%	54.02%	☆
2ptA%		56.02%	59.85%	☆
3ptA%	☆	33.12%	28.57%
2pt割合		53.33%	57.44%	☆
3pt割合	☆	30.45%	25.71%
FT割合		16.22%	16.85%	☆
FT獲得率		28.12%	29.77%	☆
eFG%	☆	53.55%	52.93%
OFFRtg	☆	116.36	111.65
TS%	☆	56.92%	56.28%
AST%		50.74%	54.33%	☆
TOV%	☆	17.21%	16.43%
AST/ TOV		1.72	1.76	☆
P %	☆	42.69%	41.63%
FTD%		10.87%	11.58%	☆
ORB%		35.64%	37.1%	☆

◼︎3pt試投は大幅減予想だが、プレシーズンを見ると今まで打っていた選手の試投増が見られた

まとめ

どうするどうなるon3！

最初のトピックは、プレシーズンで見られなかったon3です。
on3の際にはSF登録されているエバンズ選手を外に開かせて
インサイドは小寺選手とクーリー選手orダーラム選手が候補となります。そうなると、４番５番どちらかが外に開かないとエバンズ選手のドライブが使いにくくなるため、ダーラム選手起用が濃厚です。
個人的には、ダーラム選手は平均1.65本試投/0.6本決定/36% と打つ選手ではなく、「打てる」選手であるため、ダーラム選手の３pt如何によってはon３自体少ないと思っています。

桶谷Kingsの選手起用に注目！

桶谷大HCと言えば、守りの琉球の礎を築いた点からもわかるように、ディフェンスを主体としながらペイントアタックとフリースローで加点するスタイルです。
仙台時代にもディフェンス効率リーグ2位のチームを作り上げました。
琉球においてもディフェンスを基準にした選手起用になるでしょう。

先ず気になるのは13名というロスター。
ベンチ登録は12名までというレギュレーション上、誰かを登録外にする必要があります。
編成上日本人ビッグマンを登録外にすることが予想され、満原選手と渡邊選手による熾烈な争いが繰り広げられる・・・とおもいましたが、渡邊選手のインジュアリーが発表されました。

渡邊選手の起用と育成について
同じA代表若手ビッグマン、シェーファー・アヴィ・幸樹選手は、
三河でスターターとして全試合出場し、3ptを磨いたことで五輪ではプレイタイムを得ることができました。
帰化選手まで獲得している琉球では、さすがにスターターは難しいかもしれませんが、インジュアリー解除後には出場機会が得られることを願っています。

プレシーズンでは、フリッピン選手を1番スターター起用と思い切った戦略をとり、クーリー&エヴァンズ選手のon2スタート。選手交代後にも、小寺&ダーラム選手とon2運用を見せていました。
オフェンスではビッグマン1人（エヴァンズ・小寺選手）を外においた
4outまたは、ピックが始まった瞬間にもう一方のビッグマンがシャローカットないしは、シェイクでトップへ上がりスペーシングを取る戦略を取っていましたし、その利点を生かしトランジションからのDragスクリーンを多用していました。
ディフェンスでは深めのドロップDFを基軸にピックを守っていましたが、ロールマンへのバンプが遅れがちであったり、ウィークサイドのがボールウォッチ気味であったりと連携はまだ未成熟だったように見えました。(秋田戦１Q残り5:54,3:10,2:20,1:40など)

西の王は混沌とする西地区を制するのか？注目です

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