注目の新加入セバスチャンサイズ選手は今回のWorld Cup予選でもスペイン代表として活躍した若手PFです。自分で1on1から得点を決めるというよりもPnRのロールマンとしてのテクニックがある、俗に言うリモコン型インサイドプレイヤーです。アーリーカップでは、PnRをDrop で守られていたため、ゴールから少し遠ざかるようにハの字型にロールしショートコーナーからミドルを打つなどIQの高さを見せつけています。
もう一人の新加入外国籍チャールズ・ジャクソン選手は、テネシーテック卒業後ニュージーランド・Gリーグ・トルコ・ドイツでプレーしたジャーニーマンです。ニュージーランドでは平均二けたを記録しています。アーリーカップで感じた印象では、スクリーンのタイミングと角度の変え方が上手く、ロールに入るスピードが速い印象です。DFにも積極的で、相手のPnRに対して果敢にハードヘッジします。
ロスターを7人入れ替えた、新生サンロッカーズと言ってよい陣容を揃えました。
昨季の泣き所であったオフェンス面(オフェンシブレーティング11位)を改善する為にリーグ屈指のシューターを2枚、スラッシャーの関野選手、オフェンシブビッグのサイズ選手を揃えました。
アーリーカップではだれがHOに行くのか、ピックを受けるのか連携の面でまだ不安が見えますのでシーズンに合わせてどう調整するか。併せて
コーナーで石井・田渡・杉浦選手が待ち受ける状態でPnRが上手いサイズ・ジャクソン選手がハイピックを仕掛ける戦術を考えた場合、ガード陣の活躍が何よりも今季浮上のカギを握るはずです。
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