【鍵となるスタッツ:Oppペリメタ割合】
私がまず注目したのは、対戦相手のペリメタ得点割合の高さです。
シーズン平均 12.84%
2020年平均 16.82%
1月からさらに数値をあげています。2012年モーレイボールの流行から効率が悪いとされているペリメターショット。その割合が高いということは必然的に誘導しているということになります。
誘導されると言うことは、裏を返せば3ptとペイントのDF意識が高いと予想できます
Opp3FG%
シーズン平均 32.40%
2020年平均 32.50%
OppPitP%
シーズン平均 42.23%
2020年平均 40.45%
3ptについては好DFを維持。ペイント攻撃に対してはDFがより厳しくなっています。ガードナー選手・金丸選手を擁するシーホース三河との2連戦を含んでこの数値ですのでリーグトップクラスのディフェンシブチームと言っても過言ではありません。
【実際のゲーム】
2月2日三河を57点に抑えた試合、第1QのDFをみてみましょう。
注目する選手は斎藤選手・佐藤選手の二人です
■ヘルプDF+ローテーション
エアーズ選手のヘルプDFとそれに反応する斎藤選手の速度に注目です。
■VSポストアタック
ボールが入った瞬間に、対ガードナー選手シフト。
ドリブルが止まった瞬間にWチーム。3ptにもしっかりコンテストしています
■佐藤選手のファイトオーバー&チェイスDF
PnR時のアイスDFのように常にマークマンの側面に体を預け前を開ける事で3ptを防ぎつつドライブに誘導します。昨季CSファイナルでの対富樫選手用DFに似ています
【まとめ】
3pt中心でボールムーブメント重視のオフェンス戦略は昨季と変わらず継続しつつ、(オフェンスよりも連携が重要視される)ディフェンスが成功しつつあるというところからデニスバスケットの浸透具合が伺えます。
ということで私は、
「今季のレイクス好調の理由はディフェンスである」
と考えています。
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