Bリーグ5シーズン目の開幕を間近に控え、世界一濃厚なチームレビューを目指して
スタッツ&アドバンスドスタッツを元に新チームを分析してみたいと思います!
今回は、8名のロスターチェンジで補強を行った島根スサノオマジックです。
※スタッツの計算式は BasketBallReference 参照
【所属選手 & 19-20シーズンスタッツ】
※eFG%・・・3ptMadeを1.5倍の価値置き直して計算した、実質シュート決定率
※TS%・・・フリースローも加味した実質シュート決定率。選手が1点取る確率
※得点期待値・・・その選手でオフェンスが終了した(TOV/FT含む)際に獲得できる得点
※USG%・・・その選手で攻撃が終わった割合(数値が高い=エースの選手)
※新加入外国籍2名のスタッツは各国リーグから取得しています。
3P% | 2P% | FT% | eFG% | TS% | 得点期待値 | USG% | |
デモン・ブルックス | 38.7 | 58.6 | 84.5 | 58.43% | 62.13% | 1.125 | 14.69% |
ウィリアムス・ニカ | 55.9 | 59.2 | 55.91% | 58.10% | 0.933 | 10.59% | |
白濱僚祐 | 22.2 | 47.1 | 60 | 42.31% | 43.95% | 0.702 | 5.42% |
橋本尚明 | 25.3 | 48.2 | 82.9 | 43.33% | 46.72% | 0.821 | 6.28% |
小阪彰久 | 33.3 | 66.7 | 33.33% | 38.76% | 0.775 | 0.63% | |
リード・トラビス | 9 | 60 | 75 | 58.37% | 63.62% | 1.139 | |
ペリン・ビュフォード | 44 | 61 | 71 | 67.95% | 4.43% | 1.063 | |
杉浦佑成 | 34 | 35.4 | 79.2 | 46.12% | 50.19% | 0.894 | 7.10% |
山下泰弘 | 23.8 | 52.6 | 75 | 44.75% | 47.67% | 0.747 | 7.82% |
北川弘 | 29.1 | 43.5 | 87.1 | 43.56% | 46.63% | 0.738 | 9.79% |
後藤翔平 | 13 | 45.8 | 45.5 | 38.41% | 39.15% | 0.625 | 3.42% |
阿部諒 | 26.9 | 39.1 | 72.5 | 39.63% | 43.29% | 0.749 | 7.46% |
神里和 | 26.3 | 20 | 28.41% | 28.41% | 0.446 | 1.76% | |
平均 | 27% | 46% | 66% | 46.2% | 44.1% | 0.7525 | |
合計 | 73.19% |
新加入の外国籍選手、帰化選手の得点期待値とeFG%が軒並み高く、戦力増強が期待できます。
【超個人的注目選手】
北川弘
一昨季から島根に所属する、スラッシャーPG。
今季は山下選手とPTおよびスターターを分け合う形で若干スタッツを落としましたが、
鋭いペネトレイトは健在。特に左手側のドライブが上手く、ひとたびペイントに入れば50%以上の決定率(IP50%)で得点します。
今季は3FG33%を超える選手が3名おり、ドライブからのキックアウトが輝くシーズンになるでしょう。
リード・トラビス
一昨年にスタンフォード大学から名門ケンタッキー大学へ転校し、ALL Pac-12に2度も選出されているエリート選手。基本的にはペイントエリアで仕事をする事が多く、複数人に囲まれながらもファールをもらいながら得点を決める様はブレイクグリフィンを思わせてくれます。決定率も60%で、フリースローオンファウルを含めると得点期待値1.139 はダバンテガードナー選手と同等です。
参考:得点期待値ランキング
ペリン・ビュフォード
ロシア、トルコ、スペインと欧州を転戦した若手フォワード選手。
本数こそそこまで多くはないものの、44%の決定率をもつ3ptと2pt61%を誇るペイントアタック&フィニッシュ能力を持ちます。
気になる点があるとすれば、1シーズンで2度3度とチームを変わる選手であること。
オーストラリアのチームからは、辛辣なリリースを受けて退団でした。
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