Bリーグ5シーズン目の開幕を間近に控え、世界一濃厚なチームレビューを目指して
スタッツ&アドバンスドスタッツを元に新チームを分析してみたいと思います!
今回は、惜しくも東地区王者を逃した宇都宮ブレックス
※スタッツの計算式は BasketBallReference NBA.com/StatGlossary参照
【所属選手 & 19-20シーズンスタッツ】
※eFG%・・・3ptMadeを1.5倍の価値置き直して計算した、実質シュート決定率
※TS%・・・フリースローも加味した実質シュート決定率。選手が1点取る確率
※得点期待値・・・その選手でオフェンスが終了した(TOV/FT含む)際に獲得できる得点
※USG%・・・その選手で攻撃が終わった割合(数値が高い=エースの選手)
※L.J.ピーク選手のスタッツは、セリエAおよびルーマニアリーグ参照
3P% | 2P% | FT% | eFG% | TS% | 得点期待値 | USG% | |
田臥勇太 | 20 | 60 | 0 | 52.50% | 51.37% | 0.90 | 0.71% |
ジェフ・ギブス | 38.3 | 52.5 | 86 | 53.36% | 59.24% | 1.06 | 10.43% |
L.J.ピーク | 40.7 | 51.7 | 76.3 | 55.70% | 62.85% | 1.07 | |
比江島慎 | 35.2 | 51.6 | 79.3 | 52.06% | 54.73% | 0.98 | 12.26% |
テーブス海 | 35 | 59.5 | 100 | 57.02% | 58.71% | 1.05 | 1.98% |
遠藤祐亮 | 43 | 52.9 | 75 | 58.94% | 60.16% | 1.04 | 7.95% |
竹内公輔 | 22.2 | 56 | 62.8 | 54.67% | 56.54% | 1.01 | 5.70% |
渡邉裕規 | 36 | 44.7 | 81 | 50.50% | 52.88% | 0.94 | 10.87% |
鵤誠司 | 32.1 | 46.4 | 62.1 | 47.20% | 48.33% | 0.82 | 9.37% |
ライアン・ロシター | 38.3 | 54.2 | 60.3 | 54.63% | 56.35% | 1.01 | 21.53% |
喜多川修平 | 38.8 | 52.1 | 72.7 | 55.56% | 57.01% | 1.05 | 5.90% |
ジョシュ・スコット | 0 | 58.3 | 75 | 56.00% | 62.42% | 1.14 | 2.02% |
平均 | 31.63 | 53.325 | 69.21 | 54.01% | 56.72% | 1.01 | 計89% |
【超個人的注目選手】
喜多川修平
ACL断裂と言う大怪我から見事復帰した元3pt王。
ベンチスタートが多いものの、スポットアップシューターとしての実力派健在。
交代直後でも決めきれる3ptは決定率38%。ディフェンダーとしても素晴らしくスタントからのスティールも多い。
LJピーク
ジョージタウン大学卒、24歳の若手スモールフォワード。
(Gリーグではガード登録となっています)
昨季はイタリアとルーマニアのチームに所属し、
合計24試合・平均26分ほぼスターター出場 平均11得点 得点期待値は1点を超えるスコアラーです。
プレイスタイルは身体能力とスピードを生かしたスラッシャータイプ。
特筆すべきはステップワークで、キレの良いストライドやユーロステップをペイント侵入と同時に繰り出し、優位な状態でレイアップに向かいます。ドライブに注目されがちですが3ptも4割を超える確率で決めてくる隙が無い選手です。
【新加入チームスタッフ】
・佐々 宜央(SASSA, Norio)アシスタントコーチ
言わずと知れた代表AC 琉球ゴールデンキングスHCがアシスタントコーチとして
古巣復帰を果たしました。ボールピックとDFを重視するスタイルは今の宇都宮と合致するはずです。
・眞田 崇 ストレングスコーチ
車いすバスケット日本代表トレーナー、島根スサノオマジックでストレングスコーチを歴任後今季から宇都宮ブレックスと契約
・丸山 昂佑 ビデオコーディネーター
白鷗大学学生コーチの傍、今季からビデオコーディネータ(アナリスト)
として契約。宇都宮だけでなく他のB1チームも若手のビデオコーディネータやアナリストを契約しデータ分析スタッフの育成も始まっています
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