時は2007年。ヒューストンロケッツのGMとなったダリルモーレイは、(後にモーレイボールと呼ばれる)徹底的に効率と確率論の面からバスケットボールを科学的に分析した戦略を立案。
その中核をなしたのが、3pt、 ゴール下、フリースローを中心とし、技術的に難しいミッドレンジショットは切り捨てるオフェンスでした。
当初は、元レジェンド選手からも「数字オタクがチーム作りしている球団」と批判されていましたが、
10年経った現在は世界のスタンダードとなっています。
スタンダードを通り越して悪者にすらなっている感が強いミッドレンジジャンパーですが、東京五輪決勝トーナメントではどうであったのか、シンプルに目視で数えてみました。
準々決勝
スロベニアvsドイツ
結果:スロベニア94−70ドイツ
ショットチャート
ミッドレンジショット:
スロベニア 0 / 4
Luka Rupnik 0/1
Luka Doncic 0/3
ドイツ 1/ 4
Joshiko Saibou 1 / 3
Moritz Wagner 0 / 1
スペインvsアメリカ
結果:スペイン81−95アメリカ
ショットチャート
ミッドレンジショット:
スペイン 4 / 6
Sergio Llull 2 / 3
Ricky Rubio 2 / 3
アメリカ 4 / 10
Devin Booker 1 / 3
Kevin Durant 2 / 6
Jayson Tatum 1 / 1
イタリアvsフランス
結果:イタリア75−84フランス
ショットチャート表示されず。。。
ミッドレンジショット:不明。。。
オーストラリアvsアルゼンチン
結果:オーストラリア97−59アルゼンチン
ショットチャート表示されず。。。
ミッドレンジショット:不明。。。
準決勝
アメリカvsオーストラリア
結果:アメリカ97−78オーストラリア
ショットチャート
ミッドレンジショット:
アメリカ 10 / 13
Kevin DURANT 6 / 9
Khris MIDDLETON 1 /1
Devin BOOKER 2 / 2
Damian LILLARD 1 / 1
オーストラリア 2 / 6
Patty MILLS 0 / 3
Joe INGLES 1 / 1
Duop Thomas REATH 1 / 1
Chris GOULDING 0 / 1
フランスvsスロベニア
結果:フランス90−89スロベニア
ショットチャート
ミッドレンジショット:
フランス 6 / 16
Thomas Heurtel 1 / 4
Nando De Colo 2 / 5
Evan Fournier 1 / 3
Guerschon Yabusele 1 / 1
Frank Ntilikina 0 / 1
Timothé Luwawu-Cabarrot 1 / 1
スロベニア 1 / 5
Jaka Blažič 0 / 1
Vlatko Cancar 1 / 1
Luka Doncic 0 / 3
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