21−22季スタッツ予測
ロスター選手のスタッツを合算・平均し、昨年のチーム攻撃回数を元に
それぞれのスタッツを予測していきます。
※単純に合算した数値なので、各チームのエース級選手が集まった場合
数値が異次元な高さになってしまいますが、傾向分析としては有用かと思います。
※〇〇A%・・・FT獲得含むシュート試投に対する割合
※〇〇割合・・・シュート決定に対する得点シチュエーションの割合
※OFFRtg・・・攻撃効率性。100回攻撃した場合何点獲得出来るかを表した数値
※AST%・・・FT獲得含むシュート決定に対するアシストの割合
※TOV%・・・攻撃回数に対するターンオーバーの割合
※AST/TOV・・・ターンオーバーに対するアシストの割合
昨季 | 今季予想 | |||
3FG% | 33.61% | 34.7% | ☆ | |
FT% | 68.81% | 69.2% | ☆ | |
2FG% | 50.32% | 52.3% | ☆ | |
2ptA% | ☆ | 57.63% | 56.19% | |
3ptA% | 33.71% | 34.57% | ☆ | |
2pt割合 | ☆ | 55.59% | 53.84% | |
3pt割合 | 31.81% | 32.91% | ☆ | |
FT割合 | 12.60% | 13.31% | ☆ | |
FTD% | 8.67% | 9.25% | ☆ | |
eFG% | 51.15% | 52.21% | ☆ | |
TS% | 53.43% | 54.63% | ☆ | |
OFFRtg | ☆ | 103.66 | 102.1 | |
AST% | 52.84% | 61% | ☆ | |
TOV% | ☆ | 17.51% | 14.68% | |
AST/TOV | ☆ | 1.67 | 0.75 |
◼︎各種決定率が上昇しTOVも下がっているにもかかわらず、攻撃効率が低いのは単純に総得点が低いためだと考えられます。例えば3FGが34.7%、2FGが52.3%、3ptAが34.5%と近似するチームは群馬が考えられ、そのOFFRtgは112前後となりリーグトップ10圏内にジャンプアップすることが予想されます。
まとめ
どうする?どうなる?選手起用!
選手のプレイタイプやボディフレームを考えると、ハイペース+3ptを打っていくチームになることは間違いなさそうです。仮にコリンズワース選手を1番に据えたラインナップであれば、PG:コリンズワース SG:ラベナ SF:金丸 PF:ヒックス C:太田 といった、三河方式のスターターが予想されます。
コリンズワース選手やラベナ選手がビッグマンをある程度抑えられると仮定すると、スイッチDFも視野に入ってくるでしょう。
もし山内選手や佐々木選手を1番に据えるラインナップとなった場合、センターに誰を起用するかも見所の一つでしょう。
リーグ激震!大野組大移動!
バスケットカウント誌の言葉を借りるならば、千葉ジェッツで大野HCと働いてきたスタッフがほとんど『丸々』移籍して居ます。改めてまとめてみましょう
大野 篤史ヘッドコーチ
前田 浩行アシスタントコーチ
大村 将基スキルディベロップメントコーチ
池田 祐輔アスレチックトレーナー
多田 我樹丸ストレングス&コンディショニングコーチ
木村 和希ビデオアナリスト
小川 凌ビデオアナリスト
綾部 舞通訳
河原田 高広マネージャー
総勢9名の元千葉スタッフが集結しました。
記者会見では、ある意味でプレッシャーから解放され、チームの再建という新しいフィールドを楽しみにしている様子が随所に見られ、自信も垣間見せてくれていました。
とはいえ現実問題、海外の名将を招聘したにも関わらず下位に低迷していたチームを再建することは簡単ではないでしょう。それは具体的な勝利数の明言を避けたところを見てもわかります。
大野組の文化をチームに根付かせ醸成することが喫緊の課題になりそうです
とはいえ個人的には、大野ジェッツで展開されていた
オフボールムーブを重視した一矢乱れぬスペーシングバスケット。
Obradovic Spacingに代表されるような、欧州バスケのコンセプトを感じられるセットオフェンス。
2017年にはスクラムやトリプルスイッチを導入し、クイックショーやPnR Shrinkなど最新のディフェンスコンセプトをチーム状況に合わせて使い分けるディフェンス。
そしてそれを体現させるコーチ陣とアナリティクスを三遠で見られるということ自体が楽しみでなりません。
もし三遠が良い結果を残すことができれば、チームビルディングや補強について大きな転換点となることは間違い無いでしょう。
面白い!と思って頂けたら、レターを頂けると嬉しいです
宣伝:クラッチタイムカンファレンス2022登壇
こちらのイベントに唯一の素人スピーカーとして登壇させて頂きました。
宣伝:観戦力アップ道場
雑誌ダブドリ編集長大柴壮平さんと、バスケットボールライターとして有名な大西玲央さん
が運営されているBasketBallDiner チャンネルに観戦力アップ道場というタイトルで動画出演させていただいております。是非ご覧ください
宣伝:バスケットボール 勝つための最新セットプレー88
バスケットボール 勝つための最新セットプレー88
という書籍に、Bリーグ担当として共著させていただきました!
宣伝:GBN Chat出演
大阪エヴェッサ、アースフレンズ東京Z のHCを歴任された東頭俊典さんの番組にお邪魔させていただきました!
コメント