今一度オフェンスを考える
次にディフェンシブレーティング(DFFRtg)の反対、オフェンシブレーティング(OFFRtg)を見ていきましょう。
この数値で大阪はリーグ15位とeFG%が高い他のチームから大きく後れを取っています。
原因としてはターンオーバーによる攻撃失敗が響いているように見えますが、それだけではないようです。
オフェンスをより細分化してみると、3pt試投割合がかなり低く、決定率自体も高くありません。
直近のゲームVS信州戦では後半8本の3ptを打っています。
内訳は
ドライブ→キックアウト3 2本(中村*2)
ポスト→キックアウト3 1本(ハレルソン)
ニュービル選手のステップバック3 2本
ピック&ポップ 3本(ハレルソン*2,アイラ)
となっており、シューターセットから作られたものはありませんでした。
大阪オフェンスの基本はMotion Strongからのドライブやミッドレンジショット
又は Post Splitとなっているためロングレンジを狙いにくい構造ではあるかもしれませんが、
キックアウト3やポップアウト3を狙うポゼッションを増やしても良いかもしれません。
OFFRtg
京都13位 | 107.85 |
広島14位 | 107.66 |
大阪15位 | 107.27 |
新潟16位 | 105.99 |
秋田17位 | 101.75 |
3pt試投割合
琉球16位 | 28.10% |
京都17位 | 27.80% |
大阪18位 | 27.64% |
島根19位 | 27.03% |
三遠20位 | 26.67% |
まとめ
新規ロスターが多いチームのターンオーバーはある程度仕方がない部分も多いため、シーズンが進むにつれて解消されていくでしょう。
3ptを33%以上決められる、
橋本・ニュービル・アイラ・ハレルソン選手と復帰が待たれる合田選手を擁しているチームですのでこれから3ptシチュエーションも増えるはずです。
合田・ドンリー選手の離脱、伊藤選手のコンディション不良などフルメンバーがなかなか揃わない上に天日HC不在という苦しい状況を戦う大阪エヴェッサは正念場を迎えています
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今季からExtraPass.netというWeb媒体にて、ライターとして日本一濃厚なマッチレビューを書かせていただいております。是非そちらもご一読ください
(Press参加のため写真が少なく申し訳ありません)
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