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【数字で見るBリーグ】20-21開幕直前!名古屋ダイヤモンドドルフィンズを分析してみた

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【個人的総評】

今季の展望の前に、過去に記事化した昨季の減速理由について私なりの見解を改めて書いていきたいと思います。

【数字で見るBリーグ】名古屋の不振を本気で考える
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昨季は特にオフェンスに苦しんだシーズンでした。スタッツとして発生した現象は大きく
①3ptAはリーグトップクラスに高い(3位)であるが、決定率はリーグワーストクラス
②攻撃に対するターンオーバー割合はリーグでワースト2番目に多い
という2点が挙げられます。

①について深掘りすると、
キャッチアップ3の決定率は高いがプルアップは決定率が低く、その上でプルアップを多く打っている という原因が見えてきました。
ここをさらに深掘りすると、
(ⅰ)3ptを打てるビッグマンの不在
 →ピック&「ロール」限定の攻撃になってしまったり、ビッグマンがストレッチしてスペーシングしても離れて守られてしまい、ペイントを固められてしまうことで打開できずにプルアップ3を打ってしまう。
(ⅱ)ドライブで打開する選手が少ない
 →ハンドラーが笹山選手や安藤選手といったプレイメイクに優れたPGやキャッチアップ3の名手になってしまう機会が多く(ⅰ)の理由から攻めきれなかった。

という状態が試合の中で見受けられました。
(YouTubeで公開されている、天皇杯VS三河戦においても上のような戦略で守られています)
続いて②を深掘りすると、
②-ⅰキックアウトを読まれてしまう
②-ⅱ①の理由からインサイドやアウトサイドのパスをスティールされる
という私の見解です。

ディフェンスはエリートだったのでこのまま戦略継続で問題ないと思っています。

そして今季の展望ですが、上の問題を的確に解消する素晴らしい補強を行なっています。
3pt決定率が高いライオンズ選手、リムプロテクターで最強の14年SASで鍛えられた素晴らしいスクリナーでもあるエアーズ選手の加入。昨季は怪我もあり落ち込んだものの、元々33%ポテンシャルをもつバーレル選手を継続することで良いスペーシングを生む事ができます。
そして待望のリーグトップクラスハンドラー、斎藤選手を獲得する事で効果的なペイントアタックを行う準備が整いました。
さらにそのキックアウト先として狩野選手まで獲得する贅沢な補強を敢行しています。

西地区、CSを取りに行く熱い思いが見える名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。
唯一の問題はUSG135%に見られるように、プレイタイムの配分でしょう。
4人のPGに対するPT配分、シューターの起用方法、アイソレーションが多かったライオンズ選手をどのように使っていくかなど梶山HCの選手起用が楽しみです。

チーム分析
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