【数字で見る昨季の傾向】
リーグ上位スタッツ(TOP6)
※ディフェンシブスタッツは数字が低い方が良いので上位の方が低評価になります
FT% | 79.07% | 1位 |
2FG% | 53.76% | 4位 |
OppPitP% | 46.92% | 3位 |
OppSCP% | 15.24% | 3位 |
SCPRtg | 1.159 | 3位 |
Opp2ptA% | 62.40% | 1位 |
Opp2pt割合 | 58.88% | 1位 |
ペリメタ割合 | 11.74% | 6位 |
Oppペリメタ割合 | 11.96% | 6位 |
FT割合 | 17.02% | 5位 |
FT獲得率 | 28.06% | 6位 |
eFG% | 52.81% | 5位 |
OR% | 32.95% | 4位 |
OFFRTG | 113.48 | 5位 |
NETRtg | 13.13 | 2位 |
TS% | 56.67% | 4位 |
HOMEeFG% | 55.74% | 2位 |
HOMETS% | 59.29% | 2位 |
AST/TOV | 2.44 | 2位 |
ASTRtg | 29.25 | 2位 |
P % | 41.70% | 6位 |
LiveTOV割合 | 58.54% | 6位 |
リーグ下位スタッツ(WORST6)
※ディフェンシブスタッツは数字が低い方が良いので下位の方が高評価になります
Opp2FG% | 48.00% | 16位 |
Opp3FG% | 31.08% | 18位 |
PitP% | 42.66% | 14位 |
OppFBP% | 11.19% | 14位 |
Opp3pta% | 28.44% | 17位 |
Opp3pt割合 | 26.27% | 16位 |
OppeFG% | 48.03% | 17位 |
DFFRTG | 100.35 | 18位 |
TORtg | 14.45 | 17位 |
OppTS% | 51.21% | 17位 |
pace | 69.467 | 18位 |
OppAST% | 52.65% | 17位 |
AWAYeFG | 49.40% | 13位 |
HOppTS% | 52.94% | 13位 |
AOppeFG | 45.80% | 18位 |
AOppTS% | 49.19% | 18位 |
TOV% | 14.45% | 17位 |
POSSESSION | 69.45 | 18位 |
OppPOSSESSION | 69.49 | 18位 |
Shot Chances | 76.40 | 17位 |
Opp Shot Chances | 69.05 | 18位 |
攻撃成功回数 | 69.65 | 14位 |
Opp攻撃成功回数 | 68.18 | 15位 |
OppVPS | 104.69 | 18位 |
OppASTRtg | 24.40 | 16位 |
OppP % | 38.25% | 14位 |
DeadTOV割合 | 41.46% | 13位 |
LiveTOV% | 8.31% | 14位 |
DeadTOV% | 5.84% | 17位 |
OR Chances | 33.79 | 16位 |
DR Chances | 34.92 | 15位 |
■2点の決定率が高く、ショートロールからペリメタを武器にするチーム
■ペイントでの得点割合は以外にも低い
■フリースローは重要な得点源
■フリースローが多いため得点効率が高い
■攻撃面ではホームが強い
■ターンオーバーになるポゼッションはリーグで2番目に少ない
■リーグで最もスローペースでハーフコートオフェンス中心
■各種決定率が高くオフェンスリバウンドも回収するためポゼッションあたりの得点効率は高い
■攻撃よりもDFのチーム。特にアウェイゲームでは鉄壁。
■とにかく3ptを嫌うDF戦略。ペイントの失点割合が高いが相手の決定率自体は低い。
■TOVが少ないので、被速攻割合も低い
という傾向があります。詳しくはまとめの項で後述します
【20−21季スタッツ予測】
ロスター選手のスタッツを合算・平均し、昨年のチーム攻撃回数を元に
それぞれのスタッツを予測していきます。
※単純に合算した数値なので、各チームのエース級選手が集まった場合
数値が異次元な高さになってしまいますが、傾向分析としては有用かと思います。
※〇〇A%・・・FT獲得含むシュート試投に対する割合
※〇〇割合・・・シュート決定に対する得点シチュエーションの割合
※OFFRTG・・・攻撃効率性。100回攻撃した場合何点獲得出来るかを表した数値
※AST%・・・FT獲得含むシュート決定に対するアシストの割合
※TOV%・・・攻撃回数に対するターンオーバーの割合
※AST/TOV・・・ターンオーバーに対するアシストの割合
昨季 | 今季 | |
3FG% | 33.63% | 31.15 |
FT% | 79.07% | 72.78 |
2FG% | 53.76% | 46.49 |
2ptA% | 57.11% | 54.11% |
3ptA% | 32.06% | 35.89% |
2pt割合 | 54.40% | 50.76% |
3pt割合 | 28.58% | 33.80% |
FT割合 | 17.02% | 15.44% |
eFG% | 52.81% | 47.86% |
OFFRTG | 113.48 | 111.43 |
TS% | 56.67% | 51.34% |
AST% | 55.51% | 53.39% |
TOV% | 14.45% | 13.25% |
AST/ TOV | 2.44 | 2.12 |
【数字で見るアルバルク東京対策】
BリーグBig4(東京・宇都宮・千葉・川崎)専用のコーナー。
昨季の勝利平均と敗戦平均スタッツから対策を考えていきたいと思います。
32勝9敗
対策:3Q終了までに勝負を決めろ!アルバルクの4Qは危険
アルバルクの後半の強さは本物です。特にオフェンスのギアが1段上がります。
3Qと4Qで平均20点ずつ取ってきます。
特に4Qをリードした場合の勝率は96%を誇り、さらに4Qで逆転勝利する確率も42%とリードしていても全く気を緩められません。後半からは別のチームが相手だと思った方が良いでしょう。
はい、全く対策になっていません
対策:3ptもペリメタも打たせちゃダメ!中にドライブさせよう!
当たり前ですが、3pt決定率が高いゲームは6割以上勝利し、敗戦の内6敗は決定率が相手よりも低い結果になっています。興味深いのは、勝利試合についてはペリメタの得点割合に左右されないのですが、敗戦については相手の方が6戦上回っています。スタッツ単体で見ることは危険なので他の数値と比較して見ることにします。例えば3ptを打たせており、落ちているのでペリメタ割合が下がっているのか、はたまたペイントがその現象になっているのかわからないためです。この2つを絞るためにペイントエリアでの得点割合に注目してみると、ペイント得点の割合がアルバルク平均の42%を上回り、かつ相手の割合よりも上回っているゲームは13勝しかできていない事がわかりました。さらに敗戦はというとこの条件での敗戦は 6/9とかなり高い事がわかりました。
3以遠は前に出る、ドライブには下がりすぎずペイントへ誘い込みしっかり勝負することで活路が見えるのではないでしょうか
対策:思い切って、スイッチしよう!
アルバルクのボールピック戦略におけるゴールは、ドライブに対してヘルプディフェンスを釣り出すことにあります。
そこから、キックアウト3やビッグマンへのアシストでやりたい放題するのがアルバルクのオフェンスです。さらにスイッチディフェンスをしにくいBリーグという土壌が大きな追い風になっています。(下手にスイッチすると、富樫選手VSファジーカス選手になってしまう…)
しかし、アルバルクが狙うDFのズレを最小限にできるDFがスイッチDFです。
現にノーマルスイッチ、スクラムスイッチ,トリプルスイッチを駆使しズレを最小限にした千葉ジェッツに大苦戦しなんと2連敗を喫しています。
このことから、ミスマッチをWチーム以外で解消するスイッチDFこそが現状のアルバルクに対する回答であると考えています。
(スイッチDFの解説は、下記の動画後半に出てきますのでぜひご覧ください)
対策:ドロップ→レイトスイッチには ミスマッチを狙っていく!
ドロップDFに対する基本として、スネーク(veer back)からのフローターやアリウープ
というセオリーがありますが、しかしここはBリーグ。レイトスイッチでできたミスマッチを攻めるべきでしょう。ミスマッチシチュエーションでは菊池選手などがフィジカルなDFを仕掛け、最悪ファウルで止めてきます。後半に強いアルバルクの動きをファウルトラブルで封じられるかもしれません。
さらには、PnRの形でハンドラーがペイントに切り込むのではなくリトリートや開き気味にドライブする事でビッグマンDFを1歩釣り出し、その隙にロールマンが飛び込むオフェンスが有効です。ドロップ+レイトスイッチはマークマンの判断が一瞬曖昧になるのでそこを突いていきたいです。
続きます
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